TRUST X







"Paradox"




ロシア出身のメロディックパワーメタルバンドによる2ndアルバム。


TRUSTのメンバーDECUMAN WAVEのシンガーと共に結成したバンドで、1stが
マニアの間で評判だったとかどうとか言われているようで、本作はそれに続く
通産2作目のアルバムである。どうやらシンガーが脱退したようで、後任者に加え
ゲストシンガーが参加しており、その中には何とLABYRINTHのRoberto Tiranti
名を連ねておる!音楽的にはロシアらしいほの暗さを感じさせるメロパワだが、
正統派寄りな部分も目立ち意外と疾走曲に頼らずオーソドックスな印象があるだろうか!?
ちなみにアルバム前半の7曲がロシア語で、後半4曲がRoberto Tirantiによる
英語詩の曲で、しかも過去曲リメイクという意味の判らんアルバム構成な辺りが
いかにも辺境のB級バンドらしい適当さ、いい加減さだな・・・!

1曲目はどことなくロシアらしいほの暗さを感じさせるギター、シンセが聴け、
ミドルテンポで正統派寄りとなりつつ泣きのギターソロが登場する7分の長尺曲。
2曲目はキラキラしたシンセになかなかにパワフルなバンドサウンドが聴け、
エキゾチックな怪しさも見られるな。3曲目は淡々としたスローテンポの
つまらん正統派。
途中軽快になるがメロディーにフックは無いな。
4曲目はピアノ、シンセが聴ける穏やかなバラード。5曲目はストロングなリフ
勢いを放つアップテンポで、Voが垢抜けないながらようやくカッコ良さが見られるな・・・!
6曲目は怪しげな暗さを放つ出だしからシンセと共に疾走!メロパワと言うよりは正統派だな。
途中モッサリしたブラストシンセ、女性Voも顔を出す10分ある大作でもあるぞ。
7曲目はオペラ的なVoがシンセに乗る穏やかなバラード。泣きのギターソロも聴けるぞ。
8曲目は半端にプログレメタル寄りだが、Roberto Tirantiが歌う事で曲の質が向上しており、
疾走パートも見られLABYRINTHっぽさがあるな・・・!9曲目は軽快なアップテンポで
どこか爽やかな印象があり、メロハーに近い感じだろうか!?10曲目はアコギ、シンセに
Roberto Tirantiの色気あるVoが乗るマイルドなバラード。11曲目は軽快なノリのアップテンポで、
Voの影響かしなやかな印象もあり、これまたLABYRINTH的だな。


キラキラシンセによる疾走メロパワを期待したが、実際にはどうもイマイチ
パッとしない、垢抜けないB級路線のオーソドックスな正統派寄りで、
意外と音質は悪く無いんだが基本的に曲がつまらなく、母国語Voが
どうにもモッサリ気味メロディーにもフックはまるで見られず、
過去曲リメイクのほうが遥かにカッコ良く高品質な仕上がりを見せており、
未聴の1stアルバムのほうがずっと良い出来だった事が容易に予想出来るな・・・!
どうやら早くも才能が枯渇したようだ(爆)。




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