TRESPASS







"In Haze Of Time"




イスラエル出身のプログレッシヴロックバンドによる1stアルバム。


ロック辺境地もいい所なイスラエルから登場したトリオ編成のプログレバンドで、
本作は2001年にリリースされたデビューアルバムとなっており、ギターはおらず
シンセ主体のキーボードトリオ
と言った趣のバンドで、ある意味ELP的な印象があるが、
それ以上にギターレスながらアグレッシヴに攻めている印象があり、爽やかで明るく
軽快
でありながら叙情性、クサさが感じられ、アメリカンロック、フュージョン的かと
思いきや次の瞬間ゲームミュージックのような劇的クサメロが顔を出したりと、
なかなかに節操無い感じでめまぐるしい展開を見せており、コーラスも心地良いVo、
演奏共にハイレベル
で、辺境地からいきなりこんなバンドが出てきた事に驚かされるわい!

1曲目はまるでVAN HALENの“Jump”みたいな爽やかなシンセが聴けるが、その後は
意外と叙情的でメロディアスかつ軽快なノリが見られ、フュージョン的でありつつ
クサめな印象があるな・・・!2曲目はムーグが怪しくもジャジーなオシャレさを放ち、
ギターレスでありながら泣きのギターも登場、笛の音色民謡風なクサさを見せたり、
クラシカルなクサさもあるぞ。3曲目もフュージョンゲームミュージック
足して2で割ったかのような軽快なクサさが見られ、テクニカルなアンサンブルが堪能出来る
インストだな。4曲目はそのまま途切れ無くテクニカルさを見せつつVoも顔を出し、
5曲目はアコギ、シンセが牧歌的かつエキゾチックなクサい叙情性を放ち
クラシカルな美麗さもあり、途中テクニカル寄りになるがかなりクサメタラー向けの
泣けるインスト
だな・・・!6曲目は中東系のエキゾチックなベースに始まり、
テクニカルかつ泣きのギターも登場、7曲目はメロウかつ軽快なピアノが聴け、
久々にVoも顔を出し爽やかさを演出するカントリー、ロックンロール風(?)だが、
牧歌的なフルート系の音色も顔を出すぞ。


辺境地のイスラエルに高度な技巧を要求されるプログレバンドがいる事自体が
驚きなんだが、ギターレスのシンセ主体でありながらもかなり説得力があり、
爽やかで軽快
かつドラマティックで叙情的、時にゲームサントラ的な
クサさ
もあり、ギターレスとは言いつつ部分的に泣きのギターが顔を出すが
ギターの有無に関わらず非常にハイレベルな叙情クサプログレを堪能出来るわい!
ぶっちゃけ1曲目の冒頭で爽やか系のつまらんプログレかと思っちまったんだが、
その後はめくるめくクサメロの奔流に蹂躙されまくり、5曲目のクサさで完全に
ノックアウトされちまったわい!(笑)
演奏もそうだが伸びやかなVoも
かなり巧く、
総じて水準の高い新人バンドである!まさか辺境地から
こんなバンドが出てくるとはな・・・!





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満足度 84% お気に入り曲 Creatures Of The Night  In Haze Of Time
Orpheus Suite







"Mornig Lights"




イスラエル出身の叙情クサメロキーボードプログレバンドによる2ndアルバム。


ロック不毛の地イスラエルから突如として表れ、全てにおいて高水準なサウンド
叩き出しプログレッシャーに衝撃を与えた実力派バンドによる待望の2作目である!
ギターレス(部分的にあり)のキーボード、ベース、ドラム、Voという編成のトリオで
フュージョン的なテクニカルさ、爽やかさと共にゲームミュージック然とした劇的さ、
クサさ
を漂わせ、デビュー作にして非常にレベルの高い仕上がりを見せた彼等だが、
続く2作目の本作もまた高品質なシンセ主体のプログレに仕上がっており、前作と比べて
大作志向になり長尺の曲が増えた他、爽やかフュージョン要素よりもクラシカルな優雅さ、
格調高さ
が主軸となっており、21分、12分の大作が存在感を放っているものの
メロディー的にはより俺等(クサメタラー)好みになっただろうか!?

1曲目は民謡風の笛クラシカルな優雅さを放つシンセが登場、
対位法で構成されたインストで、2曲目はテープ逆回転クワイア、オルガンが顔を出し
ハモンド等がクラシカルさを漂わせつつテクニカルさもあり、Voも顔を出す21分の大作だ。
3曲目は12分の大作で、これまたクラシカルな格調高さ、美麗さが見られ穏やかなVoも登場、
プログレらしい技巧的な展開も見られるな・・・!4曲目はクラシカルかつ牧歌的な印象があり、
民謡風のクサさも感じられるぞ。5曲目はファンタジックなシンフォニックさがあり、
牧歌的な笛も聴け、ゲームサントラ風のプログレに接近するのう・・・!


メタラー的にイスラエルと言ったらこれまたハイレベルな世界的実力派の
ORPHANED LANDが思い浮かぶが、
もしかしたらイスラエルはまったくもって
ロック後進国なんかじゃなく、
これからも実力派がバンバン出てくる
期待の国
なんじゃなかろうか!?コンパクトだった1stと比べて上記したよう大作志向になり、
長尺曲が増えたんだが同時にクラシカルな優雅さ、格調高さがメインとなっており、
爽やかフュージョン要素が減退したのは俺等にとっては吉報だろう!
伸びやかで巧いVo、コーラスも減り、インスト主体になったのは賛否分かれそうだが、
長い曲が苦手で無ければ前作以上に楽しめる力作である!




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満足度 85% お気に入り曲 全部







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