TOOTHGRINDER







"Phantom Amour"




アメリカ出身のオルタナティヴ/ヘヴィロックバンドによる3rdアルバム。


KILLWITCH ENGAGE、PERIPHERY、SIKTH等のサポートアクトを務め精力的な活動を
見せている、ニュージャージー出身のバンドによる通産3作目のフルアルバムで、
音楽的にはとりあえずはメタルコアの一派とされてはいるんだが、正直言って
メタルコアと呼ぶにはかなり遠いサウンドとなっており、MASTODONBARONESSからの
影響を感じさせる、ノイジーでヘヴィでグルーヴィーかつ気だるいルーズさが目立ち、
ファルセットVoによるR&B的なマイルドさ、穏やかさメロウ路線の
ヒップホップ的なチルアウト感
がかなり強いな・・・!

1曲目は潰れたヘヴィリフグルーヴィーさを放ちつつ、ヒップホップや
R&B的な空気
を感じさせ穏やかなファルセットVoが登場、終始マイルドなんだが
後半でグロウルが聴けるぞ。2曲目もヘヴィなんだがやはり同時に穏やかなムードが見られ、
3曲目はレゲエ的な要素すら垣間見られ、ギターソロは思い切り加工され
サックスのように聴こえる
のう・・・!4曲目も穏やかなだが、多少はヘヴィロック
接近しておりラップも顔を出すぞ。5曲目はクリーンギター、ギターソロがかなり
メロディアスVoもエモーショナルなバラード風で、ドラマティックさ
見られるのう・・・!6曲目も穏やかで淡々としており、7曲目はアコギ、穏やかなVoによる
大人しめの弾き語りで、8曲目もアコギが聴ける叙情バラード系劇的な盛り上がりもあるな。
ギターソロもメロディアスで良いぞ。9曲目はヘヴィロック的な勢いが珍しく見られ、
10曲目はマイルドな穏やかさが目立ったアトモスフェリックなバラード。11曲目はノイジーなリフが
聴けつつやはり大人しく、サビはヘヴィロックだな。12曲目は再び勢いあるヘヴィロック路線で、
13曲目はクリーンギター等が穏やかだが、サビは盛り上がるぞ。


ヘヴィさもあるとは言え、リフの質感が既にメタルとは異なっており
ソリッドさ
よりも潰れたような音作りグルーヴィーさを醸し出すも、
それ以上にR&Bやヒップホップ、レゲエ等の要素が強く押し出されており、
マイルドで穏やかなスムース感、チルアウト感がかなり目立っており、
メタルコアのアグレッションを求めると思い切り肩透かしになるだろうし、
ぶっちゃけ本作のサウンドはメタルとはとても呼べない感じである。そんなわけで
メタラーにはとてもオススメ出来ないバンドだし、個人的にもあまりピンと来るような
部分は無かったんだが、チャラい訳では無くポップでも無い、むしろ先進的で
媚びない姿勢
が見られるんで、そういうのに理解があるなら評価出来るだろう・・・!
バラード系が叙情的かつドラマティックで俺等好みなのが救いだな。




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満足度 67% お気に入り曲 Red  Paris  Pieta  Futile







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