TJ KEN







"DIMENSION X"




日本の様式美系テクニカルギタリストによる1stアルバム。


Queen of Wandの小狐丸氏からタレコミを頂戴したテクニカルギタリスト
アルバムで、ギター以外は全て打ち込みで終始テクニカルなギターが
華麗に舞いまくる壮絶極まるギターインスト
が全編に渡って繰り広げられる怒涛の
ギターアルバム
である!それでいてSYMPHONY X辺りがルーツのようで
ネオクラ要素メロスピ的な疾走感、メロディアスさ、劇的さ
感じさせてくれ、それでいてジャズ、フュージョン等と言った幅広い
素養も兼ね備えたプレイ
をこれでもかというほど聴かせてくれるまさにギター一本で
お腹いっぱいにさせてくれる1枚
だと言えよう!

打ち込みのオーケストレーションが期待を煽るシンフォニックな
意外と長いイントロ
に続く2曲目はSYMPHONY Xを思わせる
ネオクラシカルなスウィープで幕を開け疾走するもすぐに怪しい
フレーズ
が聴けるテクニカルなリズムとなりそして再び勇壮な
メロディーと共に疾走、
技巧のみならずドラマティックさをも
兼ね備えたプログレッシヴなネオクラメロスピインストである!
全編弾きまくりで1曲まるまるギターソロと言えそうな展開が実に
凄まじいのう・・・!3曲目はいかにもヤングギターの教則DVDで聴けそうな
雰囲気を持ったノリの良いテンポでギターが終始細かいフレーズを弾き
レガート極まるタッピングも実に流麗な曲だ。4曲目はプログレメタルというか
フュージョン的ないかにもテクニカルモノの雰囲気を感じさせ
変態変拍子による複雑さを持ちつつもノリの良さと切れ味を備えた
カッコよさのあるリフも聴けるワイルドな曲で5曲目は穏やかな
クリーンギター
が聴ける短い繋ぎの曲。続く6曲目はチェンバロの
音色
フュージョン、ラウンジ系のクリーンギターが乗りストリングスも
穏やかに盛り上げるメロウな曲
だ。中盤では泣きのギターも登場し
エモーションも持っているのが見て取れよう・・・!7曲目は明るめの
ハモリギター
で幕を開け妙にライトなギターフレーズが聴けるもネオクラ的な
要素
もしかとありチェンバロの音色も登場し途中から緊迫感を感じさせる
パートに変化するがやはり基本は明るめである。8曲目は勇壮なギター
幕を開けアメリカンロック的な普遍性を持ったリフも聴けるキャッチーな曲だな。
ソロは実に流麗なタッピングが披露されるぞ!9曲目は怪しい雰囲気を持った
ミドル、スロー曲でモダンさを感じさせるリフも聴けるがその後はアコギも
顔を出す穏やかなパート
になりテンポもちょいと上がるぞ。ちょいと80年代っぽい
音作り
がポイントである!10曲目はストリングスが壮麗なシンフォさを演出する
ギターの無い短い繋ぎで続く11曲目は待ってましたのメロスピチューンだ!
明るめのギターに始まり妙にポップでキャッチーな雰囲気を持ちつつもギターは
エグいスウィープを披露しやはり技巧の楽曲である!シンセとギターのユニゾンは
ネオクラシカルメタルの王道で実にたまらんのう・・・!(笑)


様式美系をルーツとしつつもやはり技巧派だけにプログレメタルや
フュージョン的な要素
を濃く持ち合わせておりアルバム1枚まるまる
ギターソロ
と言えそうな弾きまくりサウンドが楽しめテクニカルギター好きには
かなりツボに来るアルバムだと言えるだろう!複雑極まるギタープレイとは
裏腹に楽曲自体は意外とストレートで曲単位でじっくり聴かせるほどの
練り込みは無くまだテクニック重視な所がありギターキッズ以外の興味を
惹くには至っていないがこれで曲の良さが出てきたらかなり話題になりそうだな・・・!
聴き専のリスナーには複雑で先進的な奇をてらった要素よりも
普遍性を持った王道のほうが得てして喜ばれるモノなんでその事を踏まえて
曲作りをしていってもらいたいモンじゃて・・・!手っ取り早く知名度を
上げるため東方を利用する
なんてあこぎなマネはせず
完全オリジナルで硬派に攻めてくれい!(爆)




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満足度 75% お気に入り曲 DIMENSION X、AURORA、DIVINE STONE







"Necronomicon Saga"




日本の様式美系テクニカルギタリストによる2ndアルバム。


場所を選ばずいつでもどこでも超絶技巧を披露するテクニカルギタリスト
通算2作目の最新アルバムである!イングヴェイSYMPHONY X等のテクニカルな
様式美ネオクラシカルスタイル
を基盤としつつもそれ以外のジャンルからも
貪欲にテクニックを吸収したギターインスト
をプレイしており、メロスピや
ネオクラ系の疾走感、クサめのフレーズ
もバンバン飛び出すがその一方で
テクニック派が泣いて喜ぶ(もしくは嫉妬する)変態的テクニカルプレイ
バンバン炸裂しプログレッシヴさも満載である!

1曲目は鐘の音に始まりチャーチオルガン、チェンバロが顔を出し様式美的な
ドラマ性を見せつけるイントロ
で続く2曲目はいきなりのSYMPHONY X的
高速クラシカルシュレッド
が炸裂し疾走開始!様式美スピードメタルではあるが
そのギターフレーズはプログレッシヴな味わいもあり実にテクニカルじゃのう!
リズムも実に変態的ポリリズムも混じっているのか!?中盤は落ち着きのある
ムーディーなプレイ
を披露しクリーンギターも聴けオシャレ感も見せているな。
3曲目は正統派メタルライクなリフが聴けるがその後はやはり変態的極まりない
難解なテクニカルギター
が炸裂!ADAGIOのステファン・フォルテが得意とする
捻れたようなエキゾチックさもあり中盤はマイルドなムードを演出するぞ。
後半はまたテクニカルフレーズと共に疾走しチェンバロ系の音色も顔を出すのう・・・!
ツインギターはRACER XやCACOPHONYに通じるものがあるな。4曲目はこれまた
ネオクラシカル要素の強いテクニカルなギターが舞う様式美ギターインスト
これもどこかCACOPHONYライクな空気があるか!?5曲目はハープ系の音色や
ストリングスシンセ
穏やかさを出しギターも重ねられ泣きのトーンでメロウさを
見せる癒し系(?)の短い曲。6曲目はワイルドさのあるリフ枯れた味わいを見せ
勇壮なムードを放ちつつもどこかハードなフュージョンと言った空気も感じさせる
硬派なミドル曲。7曲目は爽快さのあるリードギターが聴ける爽やかな曲でHM/HR的な
音作り
でありつつ雰囲気自体はこれまたフュージョンに通じるものがあるか!?
後半はネオクラシカルなフレーズも聴けるぞ。8曲目はホラー的な怪し気なムードを
醸し出す繋ぎ
で9曲目は様式美の優雅さを放つ泣きのクラシカルギターが聴ける
エモーショナルな事この上無い哀愁インストバラード。10曲目はドラマティックさのある
ギターフレーズで幕を開けワイルドなリフも登場しパワフルなヘヴィさを見せ疾走!重ねられたギターは
クサさがあり日本人的な感性を感じさせるのう・・・!11曲目はテクニカルかつ怪しげ
シリアスなヘヴィさも強いドラマティックな曲荘厳なシンセコーラスブラストビートも炸裂!
リードギターやリフもカッコいいぞ!12曲目はディレイが強めに加工されたガットギターによる
叙情的な曲でやはり様式美的な側面があるのう・・・!13曲目は穏やかさのある
ストリングスシンセ
が壮麗さを演出する繋ぎで14曲目はいかにもメロスピなムードを醸し出す
ポジティヴなギターが聴けじらしてから疾走開始!意外とストレートな曲調にも
思えるがギターフレーズはやはり変態的な捻くれ感があり
リフにはジャーマン的なムードが漂っているな・・・!


ネオクラシカル様式美スタイルが主軸だがそれ以外のプレイも見せテクニカルさは
前作同様実に凄まじい良くも悪くもテクニックメインだった前作と異なり本作は
楽曲面でも良さが出始めておりただの自己満足ギターインストからの脱却
成功しておる!変態的速弾きのみならずメロディアスなプレイにも重きを置き
さらにこの手のギターインストで蔑ろにされがちなギターリフもしっかりしており
いい意味で80年代シュラプネルらしさを残したまま現代的な要素を導入した
印象があるのう・・・!
楽曲も幅広く懐の深さが伺える良盤である!




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満足度 83% お気に入り曲 幻夢の部屋に響く円舞曲  スピードスタープリンセス
Dirge〜緋いユリの葬送曲〜  散らむ幻花の如く  Azi Dahhaka  Total Eclipse







"Galaxy Voyage"




日本の様式美系テクニカルギタリストによる1stミニアルバム。


M3からストリートライヴまで、場所を問わずに姿を見せパフォーマンスを披露する新世代の
テクニカルギタリスト
による通算3作目のインストアルバムである!ボリューム的にはミニアルバム
なっているようで、元々テクニックは半端では無いがまだまだ技巧メインだった1st、テクに加え
曲の良さも出て来た2ndと着実にステップアップして来た印象があるが、続く本作も高度な技巧に加え
楽曲面でも聴き所が多く、HM/HRプログレに限らずジャズ等の幅広い素養も見せており
ギターキッズにとって非常にタメになるサウンドとなっておる!

1曲目は穏やかなガットギターがシンセをバックに爽やかな叙情性を見せるイントロで、
続く2曲目は打ち込みドラム音質は結構悪いものの緊迫感ある出だしに続いて泣きを
披露するリードギターと共に疾走!
どこかフュージョンに通じる爽やかさも感じさせるが
リフの切れは紛れも無く正統派メタルである!中盤はスローテンポで怪しげなフレーズ
披露しておりシュレッドも実にレガートじゃのう・・・!3曲目は穏やかながらも怪しげな
ムードを醸し出すガットギター、クリーンギター
が聴ける落ち着きのある曲調で、どこか
ラウンジミュージック風の空気を感じさせるがフレージングは細かくテクニカルだな。
4曲目は煌びやかなシンセ近未来なムードを放つも哀愁漂うガットギターも登場、
ジャジーな穏やかさも見せつつテクニカルなプレイも随所で披露し相当にプログレッシヴな
曲調
になっているのう・・・!5曲目はモダンさのあるリフテクニカルなリズムチェンジ
連発するプログレッシヴデスラッシュで、リフがかなりカッコ良く中盤以降は
クサみのある泣きを披露するリードギターも聴けるぞ!6曲目はデジタルサウンド
テクノ風味を放ちつつマイルドなガットギターも登場する短い曲で、7曲目はそのまま続く
叙情的なガットギターメロウさを放つ穏やかな曲調である。


テクニカルメタルのみならずプログレジャズ、テクノ等様々なスタイルを見せており
技巧のみならず引き出しの多さも感じさせてくれるが、何気に穏やかなガットギターが多めで
ガチのメタルチューンが少なくそこがメタラー的には物足りない感じだったな・・・!
プロダクションの悪さも惜しいが、やはり個人的には2曲目や5曲目のようなテクニカルかつ
アグレッシヴなメタルチューン
多く聴きたいモンじゃて・・・!




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満足度 77% お気に入り曲 MSM Star Ship  Megafacehugger







"Mucha's Labyrinth"




日本の様式美系テクニカルギタリストによる2ndミニアルバム。


ここ最近はM3で見かける事の多いテクニカルギタリストによる最新ミニアルバムで、
流麗なテクニカルさのみならずメロディーの良さにも磨きがかかって来ているが、
HM/HRのみならず幅広い素養を見せておりバラエティー豊かなインスト曲を
聴かせてくれるのも持ち味だろう・・・!
本作はミニアルバムとしては2作目で、
本来は様式美系なんだが今回もやはり様々な素養のギターインストを聴かせてくれるぞ!

1曲目はハープ、ストリングス系シンセによる優雅なイントロで、2曲目は意外にも
昔ながらのワイルドなハードロック然とした勢いを見せているが、緻密なリフ
やはりテクニカルだな。3曲目はネオクラシカルな流麗さのあるギター
乱舞する様式美系の楽曲で、リフも鋭く中盤の幻想的なパートがまた良いな・・・!
4曲目はこれまた昔ながらのブルージーさを持ったハードロック系で、5曲目は穏やかな
クリーンギター
に始まりマイルドな印象のあるギターが聴けるクラシカルな曲となるぞ!
シンセもシンフォニック泣きも聴かせてくれるのう・・・!6曲目はガットギターによる
美麗な短い繋ぎで、7曲目は劇的なクサさを見せる様式美色濃い曲だが、
同時に穏やかさヘヴィさも見られ、途中クリーンギターも顔を出しつつ
唸るようなギターの絡みはあのCACOPHONYに通じる空気があるな・・・!


昔ながらのブルージーさを持ったオーソドックスなハードロック
流麗なテクニカルさ、メロディアスさを持ったネオクラシカル様式美チューン
2パターンで構成された印象のあるミニアルバムで、ドラムがやはりいかにも打ち込みな感じで
かなりチープなんだが、ギターはなかなかにいい音流麗なソロのみならず
リフもパワフルさがあるのう・・・!このままギターインストでソロキャリアを
追求する
のも良いが、そろそろ巧いシンガーと汲んでヴォーカル入りのHM/HR
聴かせて欲しい気もするわい!まぁなかなか巧いシンガーと言うのが見つからんだろうが、
もしそうなったら様式美HM/HRをメインにやって頂きたい所だな・・・!




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満足度 80% お気に入り曲 Zahhak  Divine Experience
ミュシャズ ラビリンス 〜Mucha's Labyrinth〜







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