THYRANT







"What We Left Behind"




スペイン出身のメロディックデスメタルバンドによる1stアルバム。


メロパワ、メロスピのイメージが強いスパニッシュメタルだが、それ以外にも
様々なHM/HRバンドがいる国で、彼等THYRANTは比較的オーソドックスな昔ながらの
叙情慟哭系のメロディックデスメタル
をプレイする新人バンドである!本作は
2017年リリースのデビューアルバムで、方向性としてはまさしく往年の
スウェディッシュなメロデス
を踏襲しており、シンセに頼らずモダンさ皆無の
叙情ハモリギター主体
でなかなかに淡々とした印象がありつつも泣きを見せており、
Voも昔ながらの粗野な獣性を漂わせるグロウルである。

1曲目は叙情的なハモリギターに始まる王道路線のドラマティックな叙情メロデスで、
ややヒステリックなリフも顔を出しミドル〜アップテンポで淡々と展開しており、
ギターソロで疾走
するぞ!2曲目は意外にも正統派と言うか、アメリカンHM風の
リフ
が聴けつつダーティーさもあり、3曲目は退廃的な気だるさのあるスロー〜ミドルテンポで
4曲目もまた正統派に近い無骨さのあるアップテンポとなり、そこそこ叙情的な
ハモリギター
も登場しつつシンプルだな。5曲目はそれなりに大仰なギターが聴ける
劇的なスロー、ミドル曲で、やけに長く8分あり6曲目は気だるいギターが目立つ、
PARADISE LOSTをダラけさせたようなインストのスロー曲だな。7曲目は再び正統派風の
ギター
がメインのアップテンポとなり、8曲目はアコギに始まり疾走感は無いが、
無骨さを見せつつそれなりにドラマティックな展開を見せる10分超えの大作だ。


ギター主体で派手さは無いが質実剛健なストイックさを見せる、昔ながらの
叙情慟哭メロディックデスを踏襲しつつもそこまでメロウ過ぎず、無骨な
硬派さ、渋さすら感じさせる音作り
となっており、地味に感じられるかも知れんが
近代メタルコア、エクストリームメタルとは異なるスタンダードな
懐かしい音作り
が逆に新鮮かも知れんな・・・!あまり疾走感が無くミドルテンポ主体で
1曲1曲が結構長めで、そこが評価の別れ所だろう。個人的にももっと
メロデス的な泣き、メロウさが欲しかったわい!




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