THRESHOLD







"Dead Reckoning"




イギリス出身のプログレメタルバンドによる8thアルバム。


1993年にデビューし、当初は今は亡き名メロハーレーベル、ゼロ・コーポレーションから
日本盤をリリースしていたバンドである!そんなわけで典型的な「日本でしか売れないバンド」
印象があるも、その後も活動を続け何と今も現役バリバリである!音楽的にはプログレメタルだが、
モダンなへヴィさを見せつつもテクニカルさよりキャッチーさ、楽曲重視の姿勢を見せており、
プログレらしさ漂う線の細いヴォーカルポップさすら感じさせるメロディーを歌っておる!

1曲目は意外にもモダンさのあるへヴィリフノリの良さを放ち、ヴォーカルも細いながら
どこかロックンロール的なムードを放ちデスVoまで登場!その後はハモンドの音色が顔を出し
サビはちょいとキャッチーなドラマティックさがあるか!?ギターソロもなかなかに構築されており
テクニックのひけらかしにならない
辺りが好感持てるな・・・!2曲目もへヴィなギターリフに
今風のデジタル風シンセ
が顔を出しノリの良さを演出、これまたヴォーカルがキャッチーさ
放っているぞ!ギターソロはハモリでこれまた構築されたフレーズを弾いておるのう・・・!
3曲目は怪しげなムードを放ちつついかにもプログレメタル変拍子リズムを披露、デスVo
交えつつノリは良いな。ソロパートはシンセも顔を出しテクニカル寄りながらやはり
ドラマティックさ
があるぞ!4曲目はデジタルシンセピアノも顔を出すがリフはやはりへヴィで、
ヴォーカルはかなりメロハーに接近したメロディーを歌っておるな。5曲目はピアノ、シンセ、ヴォーカル
キャッチーさ、穏やかさを放つ叙情的なバラードだが、その後はテンポアップしどこか
80年代メロハーに接近した雰囲気を放つ10分近くある大作である!ヴォーカルもかなり
フックがあるぞ!
6曲目はダークで怪しげなムードを放つモダンかつシアトリカルな曲で、
今風の加工が施されたヴォーカルも印象的だが、ノリは良くサビはやはりキャッチーな感じだな。
7曲目はどこか淡々としたムードを醸し出しているが、全体的な雰囲気はやはりプログレメタル
言うよりはメロハーライクだろうか!?8曲目もまた淡々としたメロハー寄りのスロー曲で、
バラード的なマイルドさも目立っているな・・・!9曲目は久々にワイルドさを感じさせる
へヴィリフ、ハモンド
が聴けるも、基本は淡々としたスローテンポで展開、ギター、シンセの
ソロパート
はちょいと疾走劇的さ、テクニカルさを見せてくれるぞ!


ギターサウンドこそモダン寄りのへヴィさがあるも、ヴォーカルは弱めなれどこの手の
プログレやメロハーにマッチした声質
キャッチーなメロディーを歌っており、
プログレメタルでありながらテクニック重視のインストパートが延々と続いたりだとか
そういう事は無く、1曲1曲がコンパクトに纏められておりどちらかと言ったら
プログレメタル要素入りのメロハーと呼べそうな感じである!ここ数年でこう言った
メロディー重視のキャッチーなプログレメタルが増えているが、CIRCUS MAXIMUS
SEVENTH WONDER辺りと比べるとまだそこまで強烈なフックがある訳では無いので、
いっその事開き直ったくらいにクサいメロディーを取り入れて貰いたいモンじゃて・・・!




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満足度 77% お気に入り曲 Elusive  Hollow  Pilot In The Sky Of Dreams







"March of Progress"




イギリス出身のプログレメタルバンドによる9thアルバム。


キャリア20年を誇るベテランバンドによる最新作で、線の細さを感じさせつつも
音楽性にマッチしていたシンガー、Andrew McDermott
が2011年に急逝してしまい、
新たに加入したシンガーは何と本バンドの初代フロントマンであったDamian Wilsonである!
音楽的には上記した前作と変わらぬキャッチーさ重視のメロハー寄りプログレメタルで、
Damian Wilsonは前任者と比べてもっと朗々とした声質をしており、高音はやはり
細いものの上手いシンガーである!


1曲目は前作程のへヴィさを感じさせない、爽やかなメロハー風味漂う音作り
シンセも登場、張りのある朗々としたヴォーカルも顔を出しコーラスパートが
ちょいとエキゾチックか!?
中盤のシンセソロパートで聴けるギターリフモダンな
へヴィさを感じさせる
のう・・・!インストパートが長いのがプログレメタルらしい所だな。
2曲目は倦怠感を感じさせるへヴィなスローチューンで、中盤以降はテンポが上がり
ノリが良くなるぞ。
3曲目も淡々とした印象があるが、リズムはプログレメタルらしい
テクニカルさ
を見せておりサビはちょいとキャッチーだな。4曲目もまた穏やかで落ち着いた出だしだが、
その後はへヴィリフ朗々と歌い上げるヴォーカルが乗るミステリアスなスロー曲になるぞ。
ツインリードがなかなかに叙情的で、その後はテンポアップへヴィなノリの良さを演出、
シンセも顔を出すぞ。5曲目はIRON MAIDENを思わせるクリーンギターで幕を開け
途中からへヴィリフと共にテンポアップするぞ。後半聴けるピアノが叙情的で良いな。
6曲目はデジタル系シンセピアノ、ギターが顔を出しへヴィリフと共にノリの良さを演出、
ヴォーカルメロディー
がなかなかにドラマティックで良いのう!中盤のハモリギターも短いながら
劇的で、後半のクラシカルなピアノも聴き所じゃのう!7曲目は淡々とした印象のある
出だし
からアコギ、クリーンギター、ピアノヴォーカルが乗るマイルドなバラード。
8曲目はワイルドなへヴィリフ、ハモンドシンセが乗りアップテンポで展開、ヴォーカルは
まるで80年代アメリカンロックのような明るいキャッチーさも見せておるのう・・・!
中盤からはアコギが顔を出し穏やかな展開になるぞ。9曲目は信号音のようなギターが
目立ったノリの良い曲
だが、途中からマイルドになり泣きのギターも登場、淡々としつつもへヴィさ
内包したプログレメタルらしい曲調じゃのう・・・!10曲目はシンフォニックさのあるストリングスシンセ
ドラマティックさを見せるが淡々としたパートも登場、へヴィでワイルドなリフ、リズム
顔を出しつつ基本はメロディアスさを重視した曲調である。後半ではオルガンも顔を出しシンセや
コーラスがドラマティックさを放つぞ!
ボーナス扱いの11曲目は怪しげなデジタルサウンドが顔を出し
エレクトロニカ風のムードを醸し出すが、その後はへヴィリフが淡々とした色合いを見せるスローチューンになるぞ。


前作の方向性はそのままによりプログレメタル要素を増強しており、前作では少なかった
長々としたインストパートが増えているが、メロディー自体は前作と比べて大して
進化したような所は無く、
総じて冗長さを増しただけのような印象がありメロディー派には
あんま嬉しくない方向性を向いてしまった
感じだな・・・!ヴォーカルが前任者より上手いだけに
もっとヴォーカルメロディーに力を入れて頂きたいのう!他のテク重視プログレメタル
比べると遥かにキャッチーではあるが、まだまだ高みを目指せるじゃろう!




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満足度 76% お気に入り曲 Ashes  Liberty,Complacency,Dependency  The Hours  The Rubicon







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