THE WONDER YEARS







"No Closer to Heaven"




アメリカ出身のエモ/ポップパンクバンドによる5thアルバム。


THE STORY SO FARと共に現代ポップパンクシーンで語られているバンドで、何気に本作で
結成10年目、通産5作目とキャリアを重ねているらしく、デビュー当時はよくあるポップパンクだったらしいが、
本作ではそういう要素を見せつつもエモポストロック的なアプローチも導入しており、
青臭い激情を放ちつつ壮大な印象すら見られるのう・・・!

1曲目は意外にもポストロック風の雰囲気シンガロングが乗るイントロで、続く2曲目もどこか
ポストロック風の静寂要素が見られるんだがポップパンク、メロコアらしいバンドサウンド、
疾走感もあり青臭いエモさを放っているな。3曲目は淡々とした大人しさが見られ、ほの暗く
沈み込むような雰囲気
があり、4曲目はメロコア、ポップパンクに回帰したような軽快な
疾走感
がようやく見られるが、バックで細かいピロピロギターが聴けたりと何気にテクもあるか!?
5曲目はオルガン呟くようなVoが聴ける穏やかなバラードで、Voも味がありちゃんと
歌えている
のが良いな。6曲目は軽快なポップパンク穏やかな叙情性を混ぜ合わせており、
エモと言うか激情ハードコア的な印象もあるぞ。7曲目は大人しさも見られつつメロコア的に
疾走
もしており、8曲目は淡々としたミドルテンポエモさを見せているな。9曲目は冬のようなエモい
雰囲気
を漂わせる穏やかなバラード。後半は盛り上がるぞ。10曲目はメロコアに接近した軽快さを感じさせ、
サビはキャッチーなシンガロングも聴けるのう・・・!11曲目もまた穏やかな空気の強いバラード風で、
12曲目もエモの要素がかなり強いミドル曲。サビがまたメロウで良いな。13曲目はアコギ弾き語りとなり
穏やかなオルガン等も顔を出すぞ。


ポップパンクと聞いてイメージするような青臭いチャラさ、能天気さ、知能指数の低さ
本作には当て嵌まらず、青さを残しつつも激情を放ったり、ポストロックのように暗く穏やかに
沈み込むようなサウンドスケープ
を展開したりと、ポップパンクらしからぬ深遠な知的さ
感じさせるアルバムである!さながら昔は荒れていたチンピラがム所でアートに目覚めたみたいな
ノリだろうか!?そういうわけでただ単におバカな能天気ポップパンクを求めると肩透かしだが、
俺等のような音楽を聴き込みたいリスナーには嬉しい1枚だな・・・!




Amazon.co.jpで見てみる




満足度 80% お気に入り曲 Cardinals  I Don't Like Who I Was Then
A Song for Ernest Hemingway







もどる


inserted by FC2 system