THE BADGE







"Le Relazioni Pericolose"




イタリア出身のプログレッシヴロックバンドによる1stアルバム。


シンフォニックプログレシーンの中でも特に濃厚なクサさを放つバンドばっかりなイタリアから
登場したバンド
で、本作は2014年にリリースされたアルバムなんだが、実は彼等が
バンドを結成したのは何と60年代後半からで、数多くの名バンドが鎬を削っていた
70年代にそれらに混じって活動していたらしいんだが、何故かアルバムを1枚も世に
リリースする事無く今日まで時が過ぎていた不遇のバンド
らしい・・・!そんなわけで
本作はまさに文字通り満を持して世に放たれた40年経ってのデビューアルバムで、
音楽的にはシンセ、ハモンド等を多用した濃厚なイタリアンプログレ以外の何者でも無く、
随所にクラシック要素を忍ばせており、イタリアらしい濃厚な哀愁、クサさもしかとあるぞ!

1曲目は早速の17分ある大作で、ストリングスクラシックルーツの
クサいフレーズ
を奏でギターも泣きのプレイを披露!チェンバロに続いてシンセが
モーツァルトのフレーズを奏でており実にベタじゃのう・・・!2曲目は穏やかさのある
ピアノ
が目立ったメルヘンチックな空気を放ち、その後は明るい軽快さが見られるな。
3曲目はハモンドダークさを放ちスペイシーなシンセが登場、その後は70年代ライクな
ハードさのあるギター
が聴け疾走感を放ち、中盤はオルガンがクラシックフレーズを披露し
様式美的なベタさを演出!4曲目はドラムの音が変だが(爆)、ハードロック的なノリの
リズミカルさ
を放ちつつハモンドも登場、中盤のコーラスが実に怪しく、さらにギターが
クラシックフレーズも披露するのう・・・!5曲目は妙に明るくほのぼのとしたムードが漂いつつ
これまたハードロック的なギターも登場、6曲目もまた妙に明るくポジティヴな軽快さを放ち、
ハモンドソロも早速聴け、ヴォーカルも穏やかだが後半は劇的に盛り上がるぞ!
7曲目はオルガンが荘厳さを放ち、ファンタジックなまったり感も演出されるが
中盤以降はハードなギターも聴けノリの良さを見せているぞ。


何気に演奏はリズム等結構危なっかしい部分があるし、ヴォーカルも上手いとは言い難く
ドラムの音作りが打ち込みっぽく
違和感があるも、イタリアンプログレとしてかなり良質の
クラシカルな哀愁、クサさ
を放っており演奏技術よりも叙情性、メロディアスさを重視する
プログレッシャー、イタリアンロック好き
であれば本作はかなり琴線を刺激する1枚じゃろう!
もし現役だった70年代にアルバムを1枚でも出していれば普通にユーロプログレマニアの間で
数多くの名バンドに混じって知られる存在
になっていたやも知れぬ・・・!やはりバンドを
組むのであればライヴばっかじゃなくまず音源を世に出したほうがいいと言う見本だな(笑)。




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満足度 80% お気に入り曲 Le Relazioni Pericolose  Ancora un Giorno Dopo la Fine







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