THE 69 EYES







"Wasting The Dawn"




フィンランド出身のゴシックメタルバンドによる4thアルバム。


HM/HR大国フィンランドから登場したゴシックメタル界隈のベテランで、当初はHANOI ROCKS
流れを汲んだグラム的なロックンロールをやっていたが本作から急にゴシックメタルの要素
導入し始めゴサーに知られる存在になったバンドである!そんなわけで音楽的にはまだ結構
ロックンロール的なノリも残っていたりする
んだが、そんな中にあって呟くような怪しげな
ディープさを見せる低音Vo、退廃的な叙情を見せるギター
北欧らしい憂いを秘めた
メランコリックゴシックに通じる空気
がしかと感じられるのう・・・!

1曲目は猥雑さを感じさせるギターロックンロール的なノリを放つも、ヴォーカルは
呟くような低音ダミ声シャウトも登場、ゴシックと言うよりはやはりワイルドな要素が
強いのう・・・!
2曲目でようやくゴシックメタルらしい気だるい退廃的な空気が出てくるが
やはりロックンロールな面も残っており、中盤のツインリードがドラマティックで良いのう・・・!
3曲目もゴシックメタル的な退廃的叙情が漂っており、クラシカルなチェンバロ風シンセ
顔を出しつつ何とも怪しげなヌメッとした空気が感じられるぞ。後半のシンセシンフォニックな
感じで良いな。
4曲目は再びルーズなロックンロール寄りの曲調になり、リフもワイルドさがあるが
やはりどこか気だるい感じでこういう部分がゴシカルか!?結構手数の多いギターソロも聴けるぞ!
5曲目はヘヴィさのあるギターリフが聴ける埃臭いハードロックゴス要素が混ざったような曲で、
6曲目もヘヴィなワイルドさが強くまるでPANTERAのようなノリが漂っておるわい!
ヴォーカルもダミ声でそんな感じである。手数の多いギターソロ後半で延々と聴けるのう・・・!
7曲目も埃臭いリフが聴けるもリードギターはそれなりに叙情的だが、その後はアメリカンロック
ようになりゴサーには受けないだろうなぁ・・・!(爆)8曲目もまたヘヴィかつロックンロールしている
ルーズなリフ
が聴ける気だるいスロー曲で、9曲目もヘヴィさ漂うPANTERA風だがヴォーカルは
久々に低音でヌメッと歌うゴシックスタイル
になるぞ。10曲目はようやくゴシックメタル寄りのメロウさを
感じさせるギター
が聴ける淡々とした曲になり、11曲目は怪しくも淡々とした爬虫類的な
空気
を漂わせるルーズなスローチューンである。さらにシークレットトラックもあり、短いながら
北欧らしいシンセが聴ける気だるいゴシックメタルとなっておるのう・・・!


まぁゴシックと一口に言ってもルーツはロックンロールで、ルーズで気だるい退廃ムード
基本となっておりつつも埃臭いワイルドなノリも強く目立ち、フィメールシンフォニックゴシック
同人ゴシックのようなクサメタル系とはまったくもって異なるスタイルである!
怪しげな北欧メランコリックゴシック
を求めるとロックンロール要素の強い楽曲に面食らうだろう・・・!
ゴシックメタルでは無く、多少そういう要素を備えたグラムロックだと思って聴いたほうがいいだろうな。




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満足度 68% お気に入り曲 Wasting The Dawn







"Blessed Be"




フィンランド出身のゴシックメタルバンドによる5thアルバム。


北欧メランコリックゴシック界隈のベテランで、元はグラムロック、ロックンロール寄りの
スタイル
だったが、前作からゴシックメタルの要素を取り入れ始めメランコリックな耽美さ
見せるようになりゴス界隈で名を挙げたバンドである!前作はまだ埃臭いロックンロール要素
強く残っておりガチのゴシックメタルかどうかと言われると疑問符が付く感じだったが、本作ではさらに
ゴシックメタル要素を増強、THE 69 EYESを代表するアルバムとされているのが本作らしい・・・!

1曲目はハードなリフに始まるも、その後はゴシックらしい淡々としたメロウさを見せ
低音呟きVoも登場、
2曲目もまた退廃的なメランコリックさを醸し出すゴシックチューンで、
シンセも部分的に顔を出し後半ではストリングスシンセ、さらにギターソロも聴けるのう・・・!
3曲目は泣きを放つギターに始まり耽美なメロディアスさを感じさせつつメタリックさもあり、
メランコリックムード漂う叙情的な面も見られるぞ!これまたメロディー重視のギターソロも聴け
ピアノもまた良いな・・・!4曲目は彼等を代表する曲とされており、これまた淡々とした
マイルドさを醸し出すギター
シンセ、低音Voが登場、結構ノリの良さがありキャッチー
中盤のホラーライクな展開も印象的である。5曲目はメロウなピアノに始まりほの暗さを放つも、その後は
インダストリアルメタルに接近しヴォーカルもそんな感じのダミ声を披露するぞ!6曲目は意外と穏やかな
クリーンギター
に始まるもやはり基本は淡々としているな・・・。7曲目は前作のようなワイルドなハードロック色を
醸し出すリフ
が聴けるんだが、ゴシックらしいダークさ、ヌメッとした爬虫類的質感はしかと健在である。
8曲目はシンセが穏やかさを放ち低音では無いヴォーカルが登場、バラード寄りの曲調だな・・・。
9曲目はインダストリアル寄りのヘヴィさ、ダークさを醸し出す怪しげなスローチューン。
10曲目はマイルドでダークかつ物静かで大人しいアダルトなスロー曲で、途中から盛り上がり
ダミ声交じりのシンガロング
も聴けるぞ。11曲目はノリの良さを見せるインダストリアルチューンで、
ノイジーなエフェクトの強いヴォーカルが目立ちつつギターソロも顔を出すのう・・・!


ゴシックメタルの開祖PARADISE LOSTが出自はデスメタルで、どちらかと言ったらドゥームメタルに
近かった
のに対しこっちにエクストリームメタル要素は無く、ポジパン、ニューロマンティックに
HM/HR要素を導入するとこうなる
と言えるであろう、ダークで退廃的な淡々とした世界観を演出しておる!
前作に残っていたロックンロール要素は消滅しておりゴサーが安心して聴ける1枚だと言えよう・・・!




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満足度 72% お気に入り曲 Gothic Girl  The Chair  Brandon Lee







"Paris Kills"




フィンランド出身のゴシックメタルバンドによる6thアルバム。


初期の頃はグラムロック的な要素のあるロックンロールバンドだったが、いつからか北欧らしい
メランコリックな叙情性を持ったゴシックメタル方面
にシフトし人気を博したバンドである!
本作は通産6作目のアルバムで、上記している4作目から続くゴシック3部作の完結編らしく
音楽的には前作と変わらぬ北欧らしい湿り気を帯びたメロウで甘いゴシックメタルとなっており、
女性Voによるコーラス80年代っぽいスペイシーなシンセを導入したりもしているが、基本的には
前作のアルバム前半で聴けた北欧メランコリックゴシックを踏襲しており、新鮮味は無いのだが
前作が気に入ったのであれば本作でも同じように楽しめるだろう・・・!

1曲目は早速の北欧メランコリックゴシック色濃いマイルドかつ湿った叙情性を放つ楽曲で、
サビでは女性Voによるコーラスも導入しているのう・・・!2曲目はライトなギターに加え
シンセが顔を出し
どこか80年代っぽい質感もあるが、ヴォーカルが低音呟き系なんでそこが
ゴシックメタルらしいのう・・・!3曲目もまたシンセの音色が80年代ライク懐かしい気分
させられるが、基本はメランコリックゴシックでヴォーカルも実に渋い低音である。4曲目はどこか古臭い昔ながらの
オールディーズっぽいコーラス
に始まりシンセも交え淡々と展開、5曲目もまた穏やかで大人しくも
メロウなスローチューン
で、6曲目はスペイシーなシンセキャッチーなムードを醸し出すも基本は
やはりゴシックメタル
だな・・・!7曲目はダンサブルな打ち込みリズムながらも基本的には他の曲と
そう大差無いゴシックな楽曲
で、8曲目は再びバンドサウンドが湿り気を帯びたメロウな叙情性を放つ曲となり
9曲目もまた北欧らしい湿ったメランコリックゴシックチューンが聴け、10曲目はノイジーなシンセや
ヘヴィ寄りのギター
が聴けるもやはり基本は叙情的なマイルドさを放つスローチューンである。


かつてのロックンロール風味は今や完全に消滅しており、前作の流れを汲んだ湿り気を帯びた
メランコリックで淡々とした退廃的なゴシックメタル要素
が全体を支配、前作の一部で聴けたような
インダストリアル風味も鳴りを潜めておりゴサー的には本作が一番しっくり来るであろうな・・・!
まぁその分ロックンロールのワイルドなノリインダストリアルな無機質さ、ヘヴィさも無くなり
似たような曲が多く、ロック、メタルとしての勢いを求めるリスナーには向いていないだろう・・・!




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満足度 74% お気に入り曲 Crashing High  Dance D'Amour  Betty Blue
Forever More  Still Waters Run Deep







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