THANK YOU SCIENTIST







"Maps Of Non-Existent Places"




アメリカ出身のシンフォニックエモ/プログレッシヴロックバンドによる1stアルバム。


ニュージャージーで2009年に結成されたバンドで、本作以前にEPを1枚リリースしており
フルアルバムとしては本作が初となるようだ。基本的にプログレ扱いされているバンドだが、
そのサウンドはむしろエモに近い叙情性、キャッチーさがあり、Voの声質もそんな感じの
ハイトーン系なんだが、大きな特徴としてヴァイオリン、サックス、トランペット奏者
それぞれ3人ラインナップに名を連ねており、軽快なエモサウンド生の管楽器や弦楽器が乗り、
メルヘンチックなファンタジー感も強く漂っており、ある意味A.C.T的なシアトリカル系の
シンフォニックプログレハード
に通じる印象があるだろうか!?

1曲目は怪しくも叙情的なアカペラコーラスによるイントロで、2曲目はプログレと言うか
エモ的な軽快なハードさを放つも、そこにホーン、ヴァイオリンが顔を出しドラマティックな
ノリの良さが見られつつテクニカルだな・・・!3曲目はアヴァンギャルドプログレに接近した
怪しいアンサンブルで展開、ホーンやヴァイオリンも目立つが、その後はファンクと化しつつ
やはりキャッチーだな。4曲目はラテンな雰囲気を放つホーン、ヴァイオリン
エキゾチックな憂いを演出、その後はやはりプログレハードとエモの融合
言えそうな展開を見せ、ギターはそこそこハードだな。9分ある大作だが展開がかなり凝っており、
ラテン、ファンクからジャズ様々な素養を感じさせてくれるわい!5曲目はまるで
マイケル・ジャクソンのような声質で歌うVoにヴァイオリン等が絡むアダルトな
バラード系
だが、次第に盛り上がりも見られるぞ。6曲目はジャズ要素が押し出され
ホーン関係が目立ったインスト。ギター、ベース、ドラムのソロも顔を出すのう・・・!
7曲目は穏やかさの中に緊迫感あるアンサンブルが見られ、ハードなギターと共に
軽快なアップテンポとなり、Voはエモらしいキャッチーさがあるな。中盤以降で
ヴァイオリンソロが聴けるぞ。8曲目は淡々とした怪しさが見られ、美麗なコーラスに
ヴァイオリンが顔を出し劇的さも感じさせるな・・・!9曲目は怪しく気だるい中ハードさもあり、
後半のピコピコした音色がまた胡散臭いが、ヴァイオリンとギターのユニゾンソロはかなり凄まじいぞ!
10曲目はピロピロギターに始まり各楽器がかなりテクニカルなユニゾンを炸裂させ、
それでいてエモい情緒も見られギターソロが流麗だな。


一聴するとプログレと言うよりもむしろエモに近い雰囲気があるんだが、
ヴァイオリンやホーン関係
と交わるテクニカルなアンサンブルはやはり
プログレだな・・・!それもよくある穏やかで明るくも大人しい
シンフォ系
とは異なり、上記したようA.C.T辺りに通じるファンタジックな
シアトリカルさも見られ、
そういうタイプを好むプログレッシャーから
MY CHEMICAL ROMANCE、PANIC! AT THE DISCO以降の
ドラマティックエモを好むエモキッズにまでオススメ出来るだろうか!?
それだけでは無くジャズやラテン、ファンクやR&B等の素養
付け焼刃では無いレベルで身に着けており驚かされるな・・・!
さながらDESTRAGEからエクストリームメタル要素を取り除き、その代わり
ホーン等で雑多な要素をブチ込んだかのようなごった煮感があるぞ!
近代バンドに希薄な個性も備わっており、キャリアは浅いがかなりの実力派だと言えよう!




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満足度 87% お気に入り曲 A Salesman's Guide to Non-Existence  Feed the Horses
Blood On the Radio  Carnival  My Famed Disappearing Act







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