TERRAN







"По Краю(Among the Edge)"




ロシア出身のメロディックパワーメタルバンドによる1stアルバム。


B級クサメタル大国ロシアから2005年に登場した、女性シンセ奏者を擁する
バンドで、本作は彼等のデビュー作らしく音楽的にはピアノ等の音色を基本とした
シンセが聴ける王道路線のメロパワ、メロスピとなっており、この手のバンドとしては
リフがしっかり存在しており、ジャーマン的な印象もあるんだがやはりロシア産らしい、
どことなく怪しげな暗さ漂うクサさを感じさせるだろうか!?ヴォーカルは線の細い
しなやかなタイプ
だが無理矢理ハイトーンをひり出してヘッポコになってしまうような
感じでは無く、中音域で身の丈にあった歌唱を披露しており好感が持てるだろうか!?

1曲目はピアノがクラシカルな空気を醸し出すイントロで、2曲目はピアノと共に
なかなかに硬質なリフが聴け疾走、3曲目はやや怪しげな軽快さが見られ、
部分的にキラキラしたシンセも顔を出すぞ。4曲目は怪しげなミステリアスさが漂う
軽快なメロパワとなり、ツインリードのソロが勇壮で良いな。5曲目はシンセが目立った
メロパワ要素
がありつつミドルテンポで展開、後半のピアノ、泣きのギターが聴き所か!?
6曲目は淡々としつつシタールエキゾチックさを放ち、最初こそ地味でショボい
途中から軽快なアップテンポになるのう・・・!7曲目は美麗なピアノが聴けるミドル曲で、
8曲目は正統派寄りのアップテンポとなり、ツインリードもそんな感じの勇壮さが見られ
9曲目はミステリアスな印象のあるアップテンポで、10曲目はネオクラシカル寄りの
ギター
で幕を開け、細かい刻みリフが聴けるミドル〜アップテンポだな。11曲目はアコギをバックに
叙情的なリードギターが聴けるインストで、12曲目は2曲目の英語ヴァージョンだが、
ゲストでARCHONTESのVoが参加しており期待通りのド下手ヘッポコ歌唱を披露、
誰も喜ばないクソテイクとなっているのう・・・!(爆)。


北欧やイタリア、南米辺りのバンドとは明らかに異なる、どことなく薄暗く
怪しげなしなやかさ
ロシアンメタルらしい空気を醸し出すメロパワで、
キラキラ系のシンセが美麗さを放ちつつリフがおろそかになっていない所が
嬉しいが、そこはやはりB級クサレメタル大国出身だけに、どことなく垢抜けない
ダサさ
が残っている辺りがマニアには逆にグッと来る部分だろうか!?
プロダクションは意外と悪くは無く、この手のコアでマニアックなB級バンド
漁っているクサメタラー視点ではハイクオリティーなバンドだろうな。







満足度 77% お気に入り曲 По краю  Последняя надежда







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