TENSIDE







"Nova"




ドイツ出身のメタルコアバンドによる5thアルバム。


ミュンヘンから登場したバンドで、ATREYU、36 CRAZY FISTS、DARKEST HOUR等と
ツアーし様々なフェスにも出演した叩き上げらしいが、結成当時からのメンバーは
ギターヴォーカルのDaniel Kuhlemannのみで、他のメンバーは本作から新たに
加わったらしい・・・!
本作は通産5作目で、音楽的にはメタルコアではあるが、
ドイツ産故か昔ながらの叙情メロデス要素を今の時代に残した珍しいバンドで、
アメリカのバンドには存在しないそういうタイプのリフや疾走感がしかと見られ、
ギターソロもあるがその一方でブレイクダウンは無く、むしろサビがクリーンVoの
メロデス
だと思ったほうがいいかも知れんが、北欧情緒の無い乾いた音作り
やはりメタルコアなのだろう・・・!ちなみに本作をプロデュースしたのは
SUICIDE SILENCE
DIR EN GREY等との仕事で知られるTue Madsenである。

1曲目は怪しいスローテンポリードギターも聴けるイントロ。続く2曲目は昔ながらの
叙情メロデス要素入りメタルコアな空気を纏ったりフが聴け、シンガロングも目立ち
後半はファルセットVoも顔を出しギターソロに続くぞ。3曲目はストロングでヘヴィな
リフ
が顔を出しつつ叙情性もあり、ピロピロギターシンガロングも目立っているな。
4曲目も無骨なヘヴィさがありつつギターがピロピロしており、5曲目もストロングな
ミドル曲
だが、ピアノが顔を出しメロウさもあるな・・・!6曲目は久々の疾走チューンとなり、
勢いがありつつメロデス、正統派HM/HR寄りのリフと共に突進力を放ち、シンガロングも聴けるぞ。
7曲目は怪しさ漂うギターが目立つストロングなアップテンポとなり、8曲目は禍々しさのある
ミドル〜スローテンポで、叙情ハモリギターシンガロングも登場、9曲目は無骨なアップテンポで
サビがそれなりに憂いを見せているな・・・!10曲目はストレートな王道路線のメロデス風疾走曲で、
11曲目もドラマティックな叙情ギターが聴けるスロー、ミドル曲だ。


メタルコアである事に違いは無いが、イマドキのアメリカのバンドには存在しない
メロデス譲りの叙情リフ、リードギター、ソロ疾走感が見られ、ブレイクダウンは
存在しない、まさしく俺等のためのメタルコアといった感じの愛すべきバンドである!
まぁだからといってガチの北欧叙情メロデスのような湿った叙情性、冷たさは無く
上記したよう、メタルコア然とした乾いた音作りストロングさを出しており、
メロデスと言うよりもむしろ正統派HM/HRデスラッシュとかに近いのやも知れぬ・・・!
特別インパクトがある訳では無く、むしろ10年前のメタルコアの焼き直しな印象もあるんだが、
今の時代こういうバンドこそ居て欲しいのだ!




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満足度 82% お気に入り曲 Where We Belong  Reborn  Dead or Alive
Nothing Will Remain







"Convergence"




ドイツ出身のメタルコアバンドによる6thアルバム。


ドイツという出自が成せるのか、メタルコアでありながらイマドキなバンドとは異なり
叙情メロデス正統派HM/HRのメロディアスさ、ドラマ性を持った、メタラーが聴ける
メタルコアバンド
による通産6作目のアルバムである!本作でようやく日本デビューらしいが、
前作の段階で既に日本人好みのクオリティーの高いサウンドを提示出来ていたんで
今更ながらな印象もあるが、続く本作もイマドキなチャラさ、短小軽薄な没個性メタルコア、
ポストハードコア連中
とは一線を画す、メタルコアとは名ばかりの「ヘヴィなポップス」では無い、
「HM/HR」としてのメタルコアを聴かせてくれるんだが、前作と比べてメロデス的な
叙情性、疾走感
が減退し、ハードコア寄りの無骨でストロングな路線に
舵を切った印象がある
だろうか!?

1曲目は不穏な禍々しさを放つギターに始まり軽快さも見られ、2曲目はストロングで無骨
空気が漂っており、シンガロングも目立ちシンセも後半で聴けるぞ。3曲目は北欧っぽい
叙情性
ある出だしから疾走感も見られつつ不穏さもあるな。4曲目もヘヴィなストロングさ
目立ったミドル、スロー曲だが、叙情ギターも顔を出し5曲目はクリーンギター、クリーンVoがまるで
ニューメタルな気だるさを演出、6曲目もハードコア寄りのヘヴィなスロー曲で、
ピアノシンガロングも登場し部分的にアップテンポにもなるぞ。7曲目は不穏なギター
目立ったそこそこメロウなミドル〜スロー曲で、8曲目もギターが多少叙情的なミドル曲だな。
9曲目はハードコア然とした無骨さの強いダーティーな曲。10曲目はここに来てようやく
前作の流れを汲んだメロデス的ギターが聴ける疾走曲だ!やっぱこういう曲調が
エエのう!
11曲目はシンセストリングス、デジタルリズムがサントラ的なムードを醸し出し、
その後は退廃的なスローテンポとなるのう・・・!


ヘヴィだがチャラいイマドキ系メタルコア、ポストハードコアとは一線を画す
タフなストロングさ、シリアスな硬派ムードが強く漂う頼もしいメタルコアだが、
メロデス的な叙情性があった前作と比べてそういう要素は減退しており、
ハードコア的な男臭さが前面に押し出された
印象があるだろうか!?
疾走感も減っており、前作のようなHM/HR然としたサウンドを求めると
やや期待外れに終わるかも知れんが、チャラさは無いのでそこは安心か!?
やはり前作のほうが遥かに良いのは言うまでも無いが・・・!




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満足度 76% お気に入り曲 Iron Will & Golden Heart







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