TAAL







"Mister Green"




フランス出身のチェンバーロックバンドによる1stアルバム。


フランスのレーベルMusea Recordsからデビューしたバンドで、本作は彼等の
デビューアルバムとなっており、メインメンバーの4人に加え管弦楽器を
プレイするゲスト
を数名含めレコーディングされたようだ。音楽的には
様々な生楽器を取り入れたチェンバーロックが基本なんだが、ただ変態で
アヴァンギャルドでダーク
なだけでは無く、HM/HR的なギター叙情性、
メロディアスさ
もしかとあり、長尺の大作も多いがただの雰囲気モノには陥らず、
クラシカルさのあるシンフォニックプログレとしても聴けるだろうか!?

1曲目はSEに始まり穏やかなシンセに続いてなかなかにハードロック的な
ギター、女性Voスキャット
が登場、中盤はアヴァンギャルドなテクニカルさが見られ、
KING CRIMSONっぽさがある15分の大作。2曲目はフルート等が叙情性を演出し、
クラシカルさ、エキゾチックなメロウさが見られるが、その後はHM/HR的ギターも登場、
3曲目も穏やかで淡々としつつクラシカルな格調高さがあり、4曲目はコミカルな軽快さもありつつ
アヴァンギャルドなサックス、HM/HR的バンドサウンドが聴けるぞ。5曲目もコミカルな
SE風の短い繋ぎで、6曲目は昔のカートゥーン風なコミカルさが見られる軽快な曲調だな。
7曲目はリードギター、シンセが淡々としたプログレハード的怪しさを演出しており、
8曲目は細かいギターやシンセ等がテクニカルさを見せるプログレらしい曲だが、
後半はアンビエント化するぞ。9曲目はエキゾチックなヴァイオリンが目立ち、
淡々としつつハードさも見られ、それでいてアンビエントな面やアヴァンギャルドな
フリーキーさ
もあり、全体的にシリアスだろうか!?10曲目は声のみによる短いアウトロだ。


チェンバーロックでありながらメタリックなギターが目立っており、
テクニカルさがありつつクラシカルで叙情的なドラマティックさがあり、
それでいて曲によっては昔のカートゥーン風のコミカルさも見られ、
暗く怪しくアヴァンギャルドで難解なバンドが多いこの手のジャンルに
あってある意味判り易い印象があるだろうか!?長尺曲が目立つ一方で
短い曲も多く、メリハリが付いていると言えなくも無いんだが、やはり長い曲は
ややダレるだろうか!?メタリックとは言えガチのプログレメタル
比べると流石にそこまでヘヴィでは無く、ソリッドさにも欠けるんだが、
そこがまたメタルでは無いプログレの「ロック」な部分かもな・・・!




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満足度 78% お気に入り曲 Coornibus  Super Flat Moon







"Skymind"




フランス出身のチェンバーロックバンドによる2ndアルバム。


邪悪でアヴァンギャルドな、上級者向けプログレ感のあるチェンバーロックで
ありながらもクラシカルさ、シンフォニックさ、HM/HR的なギターを導入し
変態でありつつもシンフォニックプログレの幻想美、昔のカートゥーン風の
コミカルなファニーさ
を演出する実力派バンドによる通産2作目のアルバムである!
本作も音楽的には前作の流れを汲んだ、クラシカルかつファニーで変態な
判り易いチェンバーロック
となっており、よりシンフォニックさ、
メタリックさ、緊張感、緻密さ
が増した感じで、曲によってはミュージカル風、
シアトリカル
な部分もあり、前作と比べて洗練された印象があるだろうか!?

1曲目はSEに始まりチェロ、デジタルリズム、メタリックなギターが顔を出し
緊迫感を演出、チェンバーロック的怪しさ、胡散臭さもある10分の長尺曲で、
2曲目は生のストリングスにギターが文字通りのシンフォニックプログレ感を放ち、
男Voも顔を出しミュージカル的な空気を演出するぞ。3曲目はピアノ、
ストリングス類
メタリックなギターが聴け、途中でメロウかつ民族風の
アコギ、シアトリカルな女性Vo
も登場、場末の酒場感漂うミュージカルな
曲調
だろうか!?4曲目はヴァイオリン、ギターがプログレメタルに接近した絡み
見せつつマイルドで淡々ともしており、呟くような男Voフルートも聴けるぞ。
5曲目は大仰かつ優雅な盛り上がりを見せるシンフォニックメタル(!?)だが、
怪しさも勿論あり、テクニカルな勢いも見られるぞ!6曲目はSE的なアンビエント感
漂うも、その後は思い切りHM/HRな勢いあるリフが登場し、さらに民族的な
怪しさ
漂うストリングス、フルート、パーカッション等も聴け、後半はこれまた場末の
キャバレー感
が強烈に発散される、実にシアトリカル13分の大作である。


前作の流れを汲んだ、クラシカル&メタリックな聴き易いチェンバーロックで、
どちらかと言ったらシンフォニックさのある変態プログレメタルとも
取れなくもないスタイルがプログレッシャー以外にもアピール出来る
仕上がり
となっているな・・・!前作に続いて長尺曲が多いんだが、ダレを覚えた
前作
と比べて洗練されツボを心得た聴き易さを増した感じだな。
チェンバーロックと言うよりも変態シンフォプログレメタル
一種と捉えたほうが理解し易そうだな・・・!




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満足度 83% お気に入り曲 Yellow Garden  Blind Child
The Egg-Shaped Moon







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