30オーバーのオッサン慟哭感涙のディズニー産超名作アニメーション映画 シュガー・ラッシュ







30オーバーのオッサン慟哭感涙のディズニー産
超名作アニメーション映画 シュガー・ラッシュ










「誰だって、ヒーローになれる」
お菓子の国のレースゲームで出会ったのは、
ヒーローになれない“悪役”のラルフと、
レーサーになれない“ひとりぼっち”のヴァネロペ












ディズニー!言わずと知れたキャラクタービジネス界の最高峰であり、世界一版権にうるさい
慈悲無き無情の夢の国!俺はジブリにはハナクソ程の興味も無いが、ディズニーだけは
ガキの頃からよくファミリーでランドに足を運んだりして夢の国をエンジョイして回ったモンじゃて・・・!
基本はビッグサンダー、スペース、スプラッシュ三大マウンテンで、疲れを感じたら
魅惑のチキルーム10分くらい寝る(爆)のが定番のコースだろう。
今は亡きマイケル・ジャクソン3Dのアレも良かったのうフーズバッ!
ホーゥホゥー!
パン!茶!宿直!

そしてそんな地上最強のネズミ王国アニメーションや映画の世界でも名を残しており、
ネズミやらアヒルやらがアッセンブルするアニメーションムービー手塚治虫も影響を受けたほど!
日本でタイガーマスクぎこちなさ満点のアニメーションを見せている時期に
ホンマモンのバレエダンサーにドレス着せて踊らせ、その動きを正確にトレースし、
60年代の時点で既に今見てもレガート極まり無い動きを実現したそのスキルは
門外漢の俺から見ても相当なモノである・・・!

そして月日は流れ行き、ゼロ年代もとうに過ぎ去った現代、映画もアニメもCG全盛期のこの時代もディズニーは
数多くのアニメーションムービーをリリース、実は何気に実写モノも多々あり、代表的なのが
“魔法にかけられて”“プリンス・オブ・ペルシャ”、“トロン・レガシー”、そして最新作なら
”オズ はじまりの戦い”ジョニー・デップブラックメタルばりのルックス
見せる“ローン・レンジャー”だろう・・・!スター・ウォーズもディズニーに買収され
エピソード7が公開予定だし、何とあのマーベルコミックまでもが買収されておる!
アベンジャーズは今やディズニーお抱えのヒーローチームなのだ!(爆)
アイアンマンキャプテンアメリカ、ソーがパレードに並んだり、ランド内を
うろついたりシビル・ウォー(内戦)したりするのももはや時間の問題だろう(笑)。

その一方でアニメーション部門は子会社であるピクサーや分家に当るドリームワークス
また数多くの名作を生み出しており、ここ最近は本家ディズニーが
お株を奪われがち
だった・・・!だがここに来てディズニーが満を持して正真正銘の
超絶名作ムービー
を世に放ってきた!それが今ここに紹介する“シュガー・ラッシュ”なのだ!
上記したピクサーのかつての代表で、今はディズニーに移籍しているジョン・ラセター総指揮を務め、
監督のリッチ・ムーアは何と俺も愛して止まないアメリカンアニメの最高峰“ザ・シンプソンズ”の
監督
をしていたキャリアを持つ剛の者!つまり最高の布陣だって事だ。

公開される大分前から話題を呼んでいたこの映画だが、それもその筈、古今東西の
実在するゲームキャラクター達が一同に集結する
という内容が多くのゲーム世代、
ファミコン、スーファミ世代の心を真っ先にゲット、
俺もご多分に漏れずそんな
ファミコン世代で、ゲームセンターCXを欠かさずチェックし、マキシマムザ亮君同様
「ファミ通読んでロック鍛えた俺 万歳(マンセー!)」なんで
宣伝画像には興奮を覚えたモンじゃわい・・・!







昔懐かしゲームキャラがアベンジャーズ・アセンブル!




ザンギエフ、ベガ、クッパ!30オーバーのオッサン感涙モノの顔合わせである!
メタルで例えるならスラッシュ四天王が揃い踏みしたビッグ4が如し!まぁ中には
知らんゲームの知らんキャラクターもおるが、通であればある程
細かい部分で楽しめる
のであろう・・・!








ゲームキャラが大量に集うステーションの光景もやはりマニアであればある程
ニヤリと出来る仕様
となっておる!前に紹介したアラン・ムーアのコメディーコミック
“トップ10”
同じような楽しみ方が出来る映画だな(笑)。

だが本筋はそれだけに有らず!実在ゲームキャラなんざただの客寄せよ!(爆)
日本で言う所のクレヨンしんちゃんの映画版同様、本作は一見ジャリ向けに見えて
その実大人が観ても楽しめる・・・いや、人生、仕事に、変わり映えしない日常に疲れた
大人
こそが最も楽しめるであろうクオリティーを有しているのだ!それもザ・シンプソンズ
ファミリー・ガイ、サウスパーク等のような過激な下ネタ、反体制的ブラック要素メインでは無く、
単純に脚本、演出、展開の妙大人・・・通をも唸らせる出来映えとなっておる!
簡単なあらすじは以下の通りだ。




レトロゲーム“フィックス・イット・フェリックス”の敵キャラを30年間も演じているラルフ。
人々から嫌われている状況にうんざりしていた彼は、自分のゲームの世界を抜け出して
お菓子だらけの世界でレースが繰り広げられるゲーム“シュガー・ラッシュ”の世界へ。
そこで彼は仲間外れにされてレースに出ることを禁止されている少女ヴァネロペと出会う。
お互いに孤独を抱えていた彼らは意気投合し友情を深めていくが、自らの役割を放棄し
違うゲームの世界に干渉する事はゲーム世界の掟に背く行為であり・・・。





まず主人公のラルフ仕事に疲れ果てた中年のオッサンである(爆)。勤続30年と言う事で、
実際に考えればもう40過ぎ・・・50間近のバリバリの中年で、ぶっちゃけアメリカ版
“最強伝説 黒沢”
である(笑)。日本のイマドキ系アニメ、マンガがどれもヴィジュアル系の
イケメン
ジャリばかりなのに対し見よ!このいかにもなビッグコミック的風貌、設定!








「信頼が欲しいっ・・・!」




LOUD PARK 13で話題を呼んだ、イングヴェイの所の
べーシストもラルフだよな(爆)。



ラルフを始め登場人物は皆ゲームの世界の住人で、普段はゲームセンターの筐体の中で
ゲームキャラとして働いているが、
ゲーセンの営業時間が終われば彼らの一日の仕事は終了、
そのまま仲間とつるんでゲームセントラルステーションに向かい、飲み屋でクダ巻いたり
クラブに繰り出したり
と、ゲーム世界の中でキャラクター達は我々同様日々の暮らしを営んでいるのだ・・・!

そんな夢のようなゲーム世界ではあるが、彼らにも我々の住む現実世界同様厳しいヒエラルキーがあり、
主人公や善玉・・・ベビーフェイス側勝ち組としてチヤホヤされているのだが悪役・・・
ヒール(ヴィラン)達
はゲームが終わってもヨゴレ仕事のブルーカラーとして
他のキャラクターから忌み嫌われておる!(爆)








「キャー悪役マジキモいんだけどォー」

「てゆーかァァー悪役ってェーチョーウザくなァーい?」





この光景こそ悪役が被差別者だと言う確たる証拠であろう!各ゲームの悪役は皆度合いこそ違えど、
全員が腹にそれぞれ抱え込んでいるようで、営業時間外でこうして悪役達が一堂に会し
グループセラピーを行っているのだ!
日本じゃあまり無い光景だが、海外の映画や
ドラマじゃよく見る光景だろう(笑)。









「俺はザンギエフ、悪役だ」




ザンギエフが悪役扱いされ世界で物議を醸し出したのもこのシーンである(爆)。
旧ソ連出身、アカだからアメリカにとっての悪だ!と言う見方も強いんだが、
実際の理由は脚本家の一人がザンギ好き過ぎて悪役でいいから出番を
増やしたい!
と暴走したかららしい・・・!ザンギュラのスーパーウリアッ上(意味不明)。


ラルフが仕事しているゲーム“フィックス・イット・フェリックス”修理屋のフェリックス
主人公で、彼は東方丈助のクレイジー・ダイヤモンドが如く何でも直せるスーパーパワーを持っており、
逆にラルフは何でも破壊するパワーを備え、ラルフが破壊しようとするマンションを修理するというのが
ゲームの目的となっている!修理に成功(面クリア)すればマンションの住人達ラルフをかつぎ上げ
屋上から地面に投げ落とすという暴虐行為に打って出るのだ!(爆)つまりラルフはゲームプレイヤーが
面クリアする度にロールシャッハがエレベーターシャフトに叩き落としたホモでマゾのヴィラン、
キャプテン・カーネイジ
餓狼伝説のギース・ハワードみたいな目に合っているんだが、
残念ながらこの映画にギースは出てこない(爆)。

ちなみにフィックス・イット・フェリックスの基本ストーリーも散々なモンで、元々ラルフは森で
妖精のようにひっそりと住む大人しい大男
だったんだが、マンション開発のため住んでいた
切り株から無理矢理追い出され、そこにマンションが建てられたがためにブチ切れマンション破壊に
うって出る
と言う、言わばヘイトクライムの様相を呈したシビアな動機が隠されており、ここでも
ラルフ(ブルーカラーの低所得者)が受ける差別的待遇が表現されているのだ・・・!
何ともポリティカルなムービーでは無いか(爆)。


ちなみにどうでもいいが、フェリックスの容姿はどことなく有吉似である(笑)。








「僕が直すよ!このおしゃべりクソ野郎!」




誰もがやりたがらないヨゴレ仕事を一身に背負い、その上誰からも嫌われ続ける悲しき大男ラルフ。
普通なら「イケてる奴らに復讐してやる!」と、マーベルコミック“ワールド・ウォー・ハルク”
ハルクばりに暴れまくり怒りを発散させても何ら不思議では無いのだが、ラルフは悪役とは思えぬ程に
繊細で心優しき剛の者・・・!
彼は「自分の事を嫌わないで欲しい、皆と仲良くなりたい、
そんでもってあわよくばチヤホヤされたい
という考えを持っているのだが現実は非情である。
何せフィックス・イット・フェリックスの他のキャラ達は仕事が終わればマンションで夏涼しく、
冬暖かく快適に過ごす
のだが、ラルフの住処は隅のほうにある瓦礫の上で、レンガを
布団代わり
にしてマンションを淋しそうに見上げつつ埋もれながら寝るのだ!(爆)
いくら何でも酷すぎるだろ!








ステーションではあの有名な青い高速ハリネズミ野郎、ソニック(台湾のシンフォニックブラックメタルバンドでは無い)が、
「自分のゲームの世界だといくら死んでも生き返られるが、自分のゲームの
外で死んだらそのままお陀仏さ」
ゲーム世界の鉄の掟を宣言、そして駅の奥では自分達のゲーム・・・
職場であり住処を失いホームレス生活を余儀無くされた、何とも悲惨な境遇のキャラ達が・・・!








仕事を無くしました、助けてください!




このタコのようなキャラクター達も実在するゲーム出身で、“Qバート”なる日本じゃ無名だが海外では
人気だったレトロゲームのキャラ
である。俺もこのゲームの続編というか姉妹作というか、そんな立ち位置の
“迷宮寺院ダババ”の名前は聞いた事あるので、やはり有名なのだろう。ちなみに版権持ちキャラの中では
ザンギエフ以上に出番の多いキャラクターである。


上記の悪役セラピーから自分の住処(瓦礫の上)に戻り、マンションを見上げると
そこでは他のゲームの連中も交えて華やかなパーティーが催されていた!








最先端のCGなのにマンションの住人はぎこちないカクカクの動きを披露!
背景も最先端CGなのにドットの荒さを表現していたりと実に芸が細かい!








From First to Lastの元シンガーにして今はDJやってるSkrillexことSonny Moore
何故かここでDJしておる!


フィックス・イット・フェリックス30周年記念パーティーなんだが、悪役で嫌われ者のラルフは
呼ばれもしない!ただ食うだけのパックマンですら呼ばれているのに!(爆)








これにショックを覚えたラルフは、自分もパーティーに参加したい一心でマンションに赴き、フェリックスと凄まじく
気まずいやりとり
を繰り広げた後強引にパーティーに参入、しかし他の同僚達はラルフに脅えており、
その内の一人であるヒゲに背広のオッサン、ジーンはラルフを激しく挑発する!








「ヘイ、ファッキンケツ穴野郎のクソッタレラルフ!ヒーローの証であるメダルを
ゲットしてきたら、お前をこのマンションの最上階に住ませてやるよこのマザーファッカー!」





これにブチ切れたラルフヒーローのメダルをゲットする事を誓い、余所様のゲームに
殴り込みをかける事にしたのだ!
偶然が重なりラルフが潜入したのはバリバリの8ビット臭
漂いまくり
オールドスクールなレトロゲームのフィックス・イット・フェリックスとは真逆の、
2013年にあって最先端を行く超リアルな3Dシューティングゲーム、
“ヒーローズ・デューティー”
だった!








その差たるや一目瞭然!フィックス・イット・フェリックスを70年代ハードロック・・・
いやそれ以前、60年代くらいのロックだとするならば、ヒーローズ・デューティーは
さながら近代メタルコア、デスコアのようなモノ!演奏、プロダクション、アレンジにおいて
オールドスクールニュースクールの差は歴然ではあるが、だからといって古いモノが
ダメなわけでは勿論無く、
真に優れたホンマモンは時代を超えて愛されるのが芸術の良い所である。

ヒーローズ・デューティーの世界はおよそディズニーらしからぬ、シビアでリアルな
ハードSF丸出しな仕上がり
を見せまるでスターシップ・トゥルーパーズを彷彿とさせる
雰囲気が漂っており、そこに登場する女軍曹カルホーンは見てくれこそ美人だが、
テンプレ通りの軍曹キャラ
をしており








「ピクニックに来たんじゃないよ!お嬢ちゃん達!
産まれてきてすみませんとママに謝れ!」





みたいなイカした台詞を吐いてくれるぞ(笑)。ちなみに彼女には悲しい設定がプログラムされており、
フィアンセ結婚式の日に目の前で本作の敵である自意識を持たない感情無きモンスター、サイバグに
食い殺された
過去があり、このフィアンセがよく彼女に言っていた「ダイナマイトガール」(吹き替え版だと
「魅力的な女性」)と言われるとトラウマを思い出しパニクってしまうのだ(爆)。

そしてラルフは配属一週間にして早くもPTSDとなった新米軍人マルコフスキーと入れ替わり潜入、
サイバグに悪戦苦闘し、ゲームをプレイしている現実世界のガキに向かって「ゲームはいつから
こんなに暴力的になったんだ!」
との名言を吐く!
まぁビルの最上階から放り投げられるのも十分に暴力的だが(爆)。


だが一方でフィックス・イット・フェリックスのほうでは本来悪役として働かなければ
ならないラルフが不在でゲームが進まず、
ゲーセンを経営しているジイさんに
故障扱いされてしまうのだ・・・!このままではフィックス・イット・フェリックスは
撤去されてしまう!果たして彼らの運命やいかに!?
ちなみに余談だが、10年以上前
俺がまだ学生ゲーセン通いしていた頃はこういったジイさんバアさんが個人経営している
ゲーセンは普通にそこらにあった
のだが・・・日曜の夕方にゲームしてると決まって
サザエさん見始める
んだよなぁ・・・!(爆)こちとらゲームに集中したいのに耳に入るのは
サザエさんのテーマソング!何が「サザエさんは愉快だなぁ〜」だよ!
この曲聴くと「あぁ〜明日からまた学校かぁ〜」ってな感じに凹むんだよまったく!
SEX MACHINEGUNS
歌詞でネタにしてたけど、まぁこいつはあるあるネタだろうな(笑)。


フェリックスがラルフを捜してヒーローズ・デューティーの世界にたどり着き、
そこでカルホーン軍曹と出会い「何て解像度の高い女性なんだ」一目惚れして
甘い愛の言葉を囁く
一方で、ラルフは塔の天辺に到達、ついに念願のヒーローメダルをゲットし、
ホログラムで出来た元KILLSWITCH ENGAGEのハワード似の軍人に讃えられいい気分になる(笑)。
だが脱出しようとした際、まんまエイリアンを思わせるサイバグの卵に触れ孵化させてしまい、
サイバグの幼虫が顔面にへばりついたままの状態で戦闘機に乗り込み脱出するも戦闘機は暴走、
次にラルフがたどり着いた先が本作の実質メインと言えるレースゲーム“シュガー・ラッシュ”の世界だった!












何とテーマソングがあの赤穂浪士ばりに47人だか48人だかいる、
ロシアのライフルに似た名前の連中である(爆)。









まんま某マリオカートガゼットしたかのようなコミカル系レースゲームの世界!
シュガー・ラッシュ世界
は先ほどまでのバリバリハードSFだったヒーローズ・デューティーとは
真逆の様相
で、全てがお菓子で出来た、視界による糖尿病的空間となっており
甘いモノ好きには天国だろうが、酒飲みや辛党にとっては地獄だろう(笑)。何せ空気中にも
砂糖の粒子が漂っており、
しかもこのせいでミノフスキー粒子と同じようにレーダーが
使えなくなってしまう
らしいからますます手に負えん!今すぐインスリン注射持ってこい!(爆)








シュガーラッシュ世界はやけにテンションの高い、躁状態の国王であるキャンディー大王
統治する平和な国だが、全国民の関心事はただ一つ、レースに向けられており、
2頭身体型のレーサーの幼女(一部野郎のガキ)が我こそサーキットの狼とでも
言わんばかりに日夜激しいカーレースを繰り広げているのだ!








それを応援するのは古今東西の菓子顔と手足がひっついたフリークス集団!
首と胴体がオサラバ
しても転がる首を身体が追いかけ回す程度には不死身である(笑)。








権力の犬、公僕であるポリ公共ドーナツモチーフのデザインだ!アメリカンポリスの
主食はコーヒーとドーナツだからな!
やけにデザインがゲイっぽいのは気のせいか!?(爆)

ヒーローズ・デューティーとはまた異なる異形の輩で構成されし地獄の甘味アナザーワールド!
ラルフはここで彼の人生そのものを大きく変える、運命の出会いを果たすのだ・・・!








「ねぇおじさん、こんな所で何してるの?」




出たー!ロリコンの皆様、お待たせしました(爆)。キック・アスヒットガールの衝撃から
およそ2年、“スーパー!”エレン・ペイジ“ゴッド・ブレス・アメリカ”タラ・ライン・バー、
“エンジェル・ウォーズ”
エイミー・ブラウニング等ハリウッド界にここ近年、相当に
ナード向けな女優、女性キャラクター
が増え始めている印象があるんだが、
その決定版とも言うべき輩がついに現れた!!まぁCGだけどさ(笑)。本作と同時期に
公開された、同じくディズニー“オズ はじまりの戦い”陶器のアイツがまた
ロリコン野郎の琴線に触れているらしいので、本作とセットでどうぞ(笑)。








見よこの2頭身のくせに妙にエロい、哀願するかのような上目遣い!








誘いやがって!けしからん!調子乗るな!寿司おごれ!








髪の毛には何故かアメ玉とかが大量に付着!黒柳徹子は髪の中に飴を
大量に隠しているとの事だが、それと同じようなモンか!?








シンプソンズやミッキー、原作版のピッコロ同様指は4本だ!
魔貫光殺砲!!








我がサイト始まって以来初のアニメーションをとくと見よ!(爆)





彼女の名はヴァネロペ・フォン・シュウィーツ・・・何とも覚えづらいネーミングなんだが(爆)、
このゲーム・・・シュガー・ラッシュ世界で彼女は悲しい事に欠陥プログラム扱いされており、
時折全身がチラつくバグを見せ他のレーサー達からは激しく差別され忌み嫌われ
虐待されている・・・!
つまりラルフ以上に冷遇されていると言う事である!ちなみに
どうでもいいが初めてヴァネロペのチラつく姿を見た時フランク・ミラーのコミック
“ダークナイト・ストライクスアゲイン”
CGで出来た大統領を思い出したんだが、
これは俺だけか!?(爆)

ちなみにこのヴァネロペ、吹き替え版では相当にマイルドな、悪く言えば一般向けの
台詞回し
にアレンジされているのだが、言語版では相当に下品で口汚くなっており加齢臭漂う
年齢であろうラルフの口臭
をディスり「アンタの息が臭くて耳がイカれたんだけど」だの、
ヒーローズ・デューティー(英語の綴りはHero's Duty)を英語ネイティヴでなければ分からない
押韻、スラング「ヒーローのウンコ(Hero's Doodie)」とかけて一人で爆笑したりと、
流石にサウスパークには遠く及ばないもののなかなかにイカした言い回しを披露してくれるぞ(笑)。
吹き替え版ももっと言語に忠実にすりゃいいのに(爆)。



ラルフが悪役として嫌われつつも「皆と仲良くしたい、認められたい」と思っているのと同様、
ヴァネロペも他のレーサーのクソガキ共激しいイジメを受けつつも「私もレーサーになって
皆と仲良くレースしたい」
とずっと考えており、ラルフの持っていたメダルを奪い、そのメダルを使って
レースにエントリーし自作の足コキ・・・もとい足こぎカートで参戦を表明、
他のレーサー連中に自慢げに見せびらかすが・・・








友近、ハリセンボン、森三中!吉本女芸人ヴォイスで喋る
いかにも性格の悪そうなビッチレーサー共!








あろう事かこの腐れレーサー共!ヴァネロペの手製カートをまるで相撲部屋が新米力士を
かわいがりという名目でリンチ込む
かのようによってたかってフクロにする!
金髪のテメェ!ラリった目つきしやがって!(爆)


友近「アンタは欠陥プログラムだから、レースには出れないのよ!
五社英雄映画にもね!」









別に経絡秘孔を突いているわけでは無い(爆)。




ファーック!サノバビィーッチ!!まさに勝ち組と負け組の非情な格差!
シュガー・ラッシュの世界は国を統べるキャンディー大王の統率の元、一見平和的に見えるのだが、
その実欠陥プログラムであるヴァネロペをスケープゴートにして差別、虐待しており、
イケてる勝ち組のレーサー連中はイケてない負け組のヴァネロペを堂々とイジメまくり、
しかもそれを権力者(大人)であるキャンディー大王が公然と認めており一緒になってのけ者とするのだ・・・!




・・・おい、これってどこかで見た光景じゃないか!?




そう、これはまさしく現代、現実の学校教育そのもの!権力者である教師(大人)が生徒を
勝ち組と負け組に振り分け洗脳しサル化させ、社会の歯車に仕立て上げ
そして負け組はイジメの、スケープゴートの対象になる!勝ち組連中のガス抜き、そして負け組を
負け組たらしめる為に「お前はクズだ、イケてない負け組だ!お前は
何者にもなれない!力を持っている者の養分でしか無い!」

洗脳するためイジメを黙認、明るみに出れば「そんな事実は無かった」
「(イジメられていた被害者が)イジメられていたと勘違いして
自殺した
んじゃねぇのォ〜」
等としたり顔で吐き散らし被害者感情を
逆なでしまくる腐ったシステム!


実に業深きメッセージ性では無いか・・・!ラルフはブルーカラーの日雇い労働者の惨めな日々を体現し、
そしてヴァネロペは学校教育における歪んだスクールカースト、イジメ問題を体現しておる!
これこそ大人向けのメッセージ性!俺がこの映画を高く評価する大きな要因の一つがこういった
パンクな姿勢なのだ!本作のタイトルも邦題こそ“シュガー・ラッシュ”だが、原題は
フィックス・イット・フェリックス(Fix-It Felix)とかけた“Wreck-It Ralph”つまり「壊し屋ラルフ」となっており、
ラルフが権威主義の腐った体制、システムを破壊するストーリーだと言う事を示唆している!
(ちなみに台湾版タイトルは“無敵破壊王”)流石はシンプソンズ撮ってた監督の仕事よ・・・!

そんな外道の陰謀渦巻く非情の光景、ラルフはそれを黙って見ていられるような男では無い!
ラルフは
体制に、権力に仇なすパンクスの象徴!!ヴァネロペが
自身のメダルを奪って勝手にレースの参加費用にしてしまった事も忘れ、
上杉景勝、直江兼続のエピソードでド腐れ小姓共を皆殺しにした
前田慶次
が如く丘の上からクソガキレーサー共めがけて猛突進!


合戦の作法しかと見ておけ 冥土のみやげにな!!








こうして似たような境遇のラルフとヴァネロペは互いの目的を果たすためチームアップ、
ラルフはメダルを取り返しヒーローになる事、ヴァネロペはレーサーになる事を目指し共闘するのだ!
って言うかラルフ手デカ過ぎだろ(笑)。








関口宏の東京フレンドパークを彷彿とさせるミニゲーム的ノリでカートを制作する両名!








ヴァネロペの隠れ家、メントスコーラ火山でレースの修行をし・・・








♪オーレーオ、オレーオ








「何も言うな、俺が悪かった」

「・・・それからぁ〜?」

「だから俺が悪かったって」

「それからぁ〜」

「オイ、もういいって」

「それからぁ〜」


「あともう一回それからって言ってみろ!ブッ壊してやるぞ!」

「・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・」

「それからそれからそれからそれからそれからそれから(以下繰り返し)」









悪役だった男が初めて自分のためではなく、自分以外の他者のため闘う決意をした時、
お菓子でコーティングされた甘ったるい世界の陰に隠された権力の腐敗、陰謀
明らかになる!そしてラストは思いがけないどんでん返し、さらに感動の展開が待っている・・・!








「俺は悪役、それでいい。ヒーローになんか、なれなくったっていい。
それであの子を救えるのなら・・・」





悪役であるラルフがヒーローにあこがれつつも、ヒーローとは一人の幸福のために
他者を犠牲にするもの
なのか、大勢を救うために一人を犠牲にするのか!?と言う
クリストファー・ノーラン“ダークナイト”で示したような重く崇高なテーマを内包しており、
悪役としての結論を出し自分はヒーローになれなくてもいいと達観、その上でただ一人
自分を愛してくれた、認めてくれた存在のため
自身の全てを投げうってでも行動に出るその姿勢!
これもまたアラン・ムーアWATCHMENで提唱したスーパーヒーロー像の一つでは無かろうか!?
ラルフはヒーローになる道を捨て悪役の道を選ぶが、その行動自体は
紛れも無く
スーパーヒーローのそれである!


「俺たちは実は凄い力を持っているんだが、ソファに座ってビール片手に
テレビを見ているだけだ。スーパーパワーがあったって、やっぱりソファに座ってビール片手に
テレビを見てるだけだろう。馬鹿がコスチュームを着たところで、変な格好のおかしな奴が
1人増えるだけだ。ヒーローってのはスーパーパワーがあるとか、コスチュームを着てるって事じゃない。
自らの意思でもって世界を良くしようと戦う人々の事を言うんだ」





とまぁ、こんな感じでネタバレを避けつつ紹介してきたわけだが、とにかく本作は
ザンギエフ云々関係無くクオリティーの高さが半端では無い!緻密に張り巡らされた
高度な伏線、一切のダレを感じさせない息も付かせぬ怒濤の展開、あまりにも
魅力的すぎるキャラクター(ヴァネロペ)・・・!これぞ映画よ!大人も子供も文句無く
楽しめる、ナードのマスカキ専用ツールに堕した近代ジャパニメーションには
決して届かぬ孤高の境地!
特に終盤の展開たるやかつての超名作
“バック・トゥ・ザ・フューチャー”
に匹敵する、まさに娯楽映画の見本とも言うべき
圧倒的水準の高さを存分に見せつけ、さらに男泣き必須の魂を慟哭させる
激熱漢世界を存分に堪能できるぞ!
さらにスタッフロールまでこの映画は最高で、
ファミコン世代、ゲーム世代の人間ならばある意味本編以上にアガる事請け合いの
仕上がり
を見せておりこれは是非とも本編を堪能してから観て頂きたい!
俺は常々個人的に“ゴースト ニューヨークの幻”“タイタニック”女子供の
映画
なんかじゃねぇ、男の魂を熱く揺さぶる漢泣き益荒男映画だ!
豪語して来たんだが、本作シュガー・ラッシュもそれらと同じ漢映画の一本に加えたいと思うのだがいかがだろうか!?
ちなみにつけ加えると、キング・オブ・ボリウッド、シャー・ルク・カーン主演のインド映画
“恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム”も、そのチャラついた邦題とは裏腹に
中身は男の魂を揺さぶる愛と復讐の熱き名作なんでついでに是非とも観て頂きたい!
3時間近くあるけど(爆)。

さらに吹き替えのほうも本作は心得たモンで、この手のファミリー映画
大体話題作りという、クソ以下のくだらん理由素人タレント使って散々な結果に
終わる
のに対し、本作のレギュラーメンバー全員本職の人間なんで安心して頂きたい!
一応は吉本女芸人が上記の通り何故か起用されているんだが、2〜3個程度の
台詞
しか無く言われても気付かんレベルなんでとりあえずは無問題だな。まったく
タレントゲストってのは本来こういう使われ方が一番正しいんだよなぁ・・・!
俺らのようなタレントに興味無い人間も気にせず楽しめ、ミーハーなタレントファン連中
どこで出てくるか確認するため何度も映画を観るリピーターと化す・・・!

ただ一つだけ残念な点もあり、ディズニー、ピクサー系のお約束として吹き替え版は
CGで表記される文字(看板や手紙等)日本語に書き換えられているのだが、
手書き感がエモい英語の字無機質なゴシック体の日本語に改変しておりこの辺は
いらぬサービス精神じゃったのう・・・!普通に字幕で出せばいいのに。


ちなみに日本贔屓が激しい本作だけに、日本版には一種のサービスとして
日本版にしか出てこないキャラクターも存在する!








ピンクのミニスカ和服!思い切りジャパニーズ・ナード向けのデザインが眩しすぎる
彼女はジャパニーズ・ガールのレーサー、ミンティ・サクラで、本国版ではミンティ・ザキという
キャラの代わりに顔を出すんだが、ザキのほうも日本版に当たり前のように顔を出すし、
しかもザキのほうは色違いが何故かあと2人もいたりする(爆)。サクラのほうは
出番が少ない上に台詞も無いため優遇されているのかどうか分からんし、そもそも
シュガー・ラッシュ世界のレーサーなんでヴァネロペをいじめているファックなジョック連中の
一派である(爆)。
言うまでも無くクライベイビーとは一切関係無い(笑)。








「陵辱が無いでしょォォォォッッ!!」



まぁ勿論ツッコミ所が無いわけではなく、ゲームの登場キャラが他店と
違っていたり
だとか、営業時間終了後ゲームの電源付いていたりだとか、
そもそもザンギエフは悪役じゃねぇとかおかしな点も多々あるが、そんなのは
問題では無い!面白いかどうかである!
本作は紛れも無く面白過ぎる一本であり、
俺の中ではキック・アスハングオーバー!の1作目、ラジニカーントのロボット
匹敵するゴッドムービーよ!これ観るまで俺の中でラルフと言えばシンプソンズの
軽度の知恵遅れのアイツだったんだが、本作でそれは一新された!
今やラルフと言ったら壊し屋の悪役のオッサンだ!

監督のリッチ・ムーアは続編の制作に意欲的で、「次があるならマリオを出したい」
語っており、次は家庭用ゲームの世界を舞台にしたいとも言っており果たして
どうやる事やら・・・!
ハイレベルな映画の続編は決まってコケるのがお約束で、
2014年2月日本公開される“キック・アス/ジャスティス・フォーエバー”
楽しみ半分、不安も半分なんだが・・・!ハングオーバーの3作目正直ガッカリだったしな。
あのWATCHMEN前日譚である“BEFORE WATCHMEN”は・・・邦訳版はまだコメディアン
ロールシャッハのしか出ていないんで何とも言えんのだが、コメディアンはなかなかに面白かったが
ダイナーの女性店員をメシに誘うロールシャッハ
イメージと違うなぁ(爆)。まぁ絵はリー・ベルメホなんで文句無しなんだが(笑)。
逆に1作目が思った程じゃなかった映画は続編の方が面白くなる傾向があり、
代表的なのが“ムカデ人間2”か!?

本作にはコナミコマンドも出てきた事だし、次は挿入歌にマキシマム ザ ホルモン
“アンビリーバボー!〜スヲミンツ ホケレイロ ミフエホ〜”を起用し、
ラルフ達が家庭用ゲームの世界に行く際のパスワードをコレにして、このシーンで是非とも
流して頂きたい
モンじゃて・・・!AKBなんちゃらよりも遙かに評判良くなるだろ(爆)。


それより今このページ読んでる諸君の中には、まがりなりにも世界一版権に厳しい
慈悲無き無情の夢の国ネタ
を書いちまって大丈夫なのか!?と心配する者もいるだろう・・・!
だが意外な事にあのネズミ王国マネー絡みで無ければ意外と寛容らしく、海外では普通に
ネズミキャラのイラスト等が描かれネット上にアップされたりしてるし、何より先に紹介した
コリアンアニメムービー“アーチ&シパック 世界ウンコ大戦争”に加え猛毒塗れの
アメリカンアニメ、ファミリー・ガイサウスパークディズニーネタを披露、
アーチ&シパック
ネズミによく似た危険な生物下痢糞を噴出!








ファミリー・ガイは主人公のピーター・グリフィンが近所に越して来た車椅子のマッチョ男野球に誘い、
「著作権違反より楽しいよ〜」とか言いながら何の脈絡も無くネズミの顔に
モーフィング
し(爆)、
サウスパークに至ってはジョナス・ブラザーズを茶化した回
ネズミ本人(!?)が登場、まるでヤクザのような振る舞いを見せておる!



「(あの甲高い声で)オイ、お前達の仕事は何だ!?お前達の仕事は
小娘共のアソコを疼かせる事だろうが! ハハッ」

「小娘共のアソコが疼けば、私が儲かる ハハッ」

「何だお前ら!?ドリームワークスの回しモンか!? ハハッ」

「キリスト教徒共は知恵遅れだからな、まさか自分の娘が
性商売の道具に利用されているとは気付くまい ハハッ」




それとどうでもいい話になるが、フランス版のCMで使われたらしい宣伝動画だが、
ちょいと気になる描写があったので観て頂きたい。








こ・・・この技はッッ!!








今は既にブルーレイやDVDもリリースされており、レンタルも可能なのでこれを機に
是非とも観て欲しい!そして悶絶、感動して頂きたい!アメリカンアニメと言えば
ザ・シンプソンズファミリー・ガイ、サウスパークみたいなのが主流だが、
その一方でこんなにもまっとうでスゲェアニメもあるのだ!
ゲームキャラクターゲームの裏側で実在する世界を舞台に真の正義とは、
世界の平和とは、人間が存在する意味とは何か
を描いた不朽の名作!
ディズニーアニメが辿り着いた頂点がここにある!
ただ同時上映の短編“紙ひこうき”微妙だったけどな(爆)。






日本よ、これがアニメーション映画だ











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