Skillet







"Comatose"




アメリカ出身のメロディックオルタナティヴメタルバンドによる6thアルバム。


アメリカはテネシー州メンフィスで結成されたクリスチャンバンドで、4ピースではあるが男女がそれぞれ
二人ずつ在籍している
のが特徴とされており、音楽的にはメタルコア登場以前ラウドロック、ヘヴィロックの
カテゴリーで語られるスタイル
を見せてはいるのだが、同時代に姿を現したどのバンドよりもメロディーが
相当にキャッチー
で、しかもピアノストリングス等をふんだんに使用しており曲によっては女性Voまで
顔を出し、
この手のヘヴィロック、歌モノラウド系が決まってメロディーがクソつまらなく日本人の琴線には
まったく触れない中にあって異例とも言える美メロっぷりを見せ付けておる!

1曲目はいきなりのシリアスなストリングスで幕を開け続いてヘヴィさのあるバンドサウンドも登場、
意外なクラシカルさを放つもヴォーカルパートは気だるいグランジの流れを汲んでいるが、メロディーは
かなりキャッチー
エモーショナルな仕上がりとなっておりただのよくある歌モノラウドロックとは
一線を画すセンスを感じさせてくれるのう・・・!ギターソロもしかとありなかなかに流麗なプレイ
披露してくれる辺りメタラーでも聴けそうか!?2曲目もストリングスに加えピアノも顔を出し
クラシカルなムード
を放つが、デジタルリズムも自己主張しヴォーカルは男女ツインで展開しており
これまたサビが相当にキャッチー
だな・・・!3曲目はアコギ男Voが乗る弾き語り系のムード
醸し出すがピアノやストリングスも登場、メタリックさは無いがこれまたメロディーが良いな。
4曲目はゴリゴリなヘヴィさを放つギターリフが聴けるが、それでも決してエクストリームメタルには
ならず叙情的なピアノ、ヴォーカルエモいメロウさを放っておる!ギターソロも顔を出し短いながら
メロディー重視のプレイを披露してくれるのも好印象だな。5曲目は弦楽カルテット的な出だし
ピアノ、デジタルリズムも登場しエモさを演出、これまた超が付く程キャッチーなフックを見せておるな・・・!
6曲目はアコギのストローク穏やかなムードを醸し出す落ち着いた曲調で、7曲目は淡々とした
出だし
から美麗なピアノヴォーカルが登場、多少は軽快なノリを出そうとするがやはりそれ以上に
憂いあるキャッチーさが目立っておりエモさも強いな・・・!8曲目はヘヴィかつ怪しげなギターが聴けるも
淡々とした憂いも感じさせ冷たいピアノも登場、サビがまた相当にキャッチーでエモく良いのう!
メロディアスなギターソロも聴け短いながらエキゾチックなストリングスと絡むのも聴き所である。
9曲目は美麗なピアノヴォーカルが乗り叙情的な盛り上がりも見られるバラードで、
ギターフレーズがどこかパッヘルベルのカノン風なのがまたリスナーの琴線に触れる要因じゃろうて・・・!
10曲目はメランコリックなムードを放ちつつヘヴィなギターデジタルリズムが聴けるオシャレ寄りの
曲調
だが、それでもやはりサビ等かなりキャッチーでエモくさらに細かいギターフレーズも目立っているぞ。
ギターソロも顔を出しメロディアスかつ手数の多いエモ色濃いプレイを聴かせてくれるのう・・・!
11曲目はグランジ寄りの気だるさを放ちデジタルリズム、ピアノラップ風の語りが登場、
こういう所はやはりアメリカの90年代以降のバンドらしい面だろうな・・・!


非デスVoの歌モノヘヴィロックはが決まってメロディーがつまらないんだが、彼等Skilletはそんな
クソみたいなジンクスから完全に遠ざかっておりメロディー重視のHM/HRリスナーが聴いても相当に
芳醇な美メロ、キャッチーさ
をこれでもかと言う程に取り込んでおりメロハー系を好むメタラーでも
楽しめそうな印象
があるだろうか!?まぁそれでもヴォーカルの声質メロディーラインは基本的に
エモと言うかオルタナティヴ系のスタイルを踏襲しているんで、そういう音そのものが嫌いな
メタラーには向かないだろうがそうでなければ確実に楽しめるであろうハイレベルな美旋律を堪能出来るぞ!
何気に演奏もタイトで、この手のバンドとしては珍しくギターソロも数曲で顔を出しなかなかに流麗かつ
メロディアスなプレイ
を披露しておる!ファンからは最高傑作と称されているらしい1枚だが、
それも頷ける求心力を要した完成度の高いアルバムである!




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満足度 86% お気に入り曲 Rebirthing  The Last Night  Comatose
Those Nights  Falling Inside the Black







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