Serj Tankian







"Elect the Dead"




元System Of A Downのフロントマン、サージ・タンキアンの1stソロアルバム。


バンド再結成は無いものとされていたがつい最近再結成が発表された高品質変態ミクスチャー
メタルバンドSystem Of A Down
のフロントマンを務めるシンガー、サージ・タンキアン
ソロ名義による1stアルバムである!2作目のソロでオーケストラと電子音を取り入れ
方向性が変わるも1作目の本作はSystem Of A Downの流れを汲みつつもさらにメロディアスさに
特化した叙情的なHR/HM
を展開しておりちょいとバンドサウンドが軽い印象があるもこの個性的な
ヴォーカルスタイル
がいやがおうにもSOAD要素をプンプンに放っているな・・・!

1曲目はちょっと軽めのバンドサウンドがアップテンポで畳み掛けその後は妙にダークで
マイルドな雰囲気
になるがサージのヴォーカルはやはりSystem Of A Down要素の濃い
変態っぽさ
を感じさせつつも朗々としたもので一発で彼と判る個性があるのう・・・!
2曲目は疾走感ある曲でヴォーカルも畳み掛けるもその後はピアノがジャジーな雰囲気を放ち
そして何とも怪しい展開に突入!この辺の如何わしさが実にSOADらしい所じゃのう・・・!
3曲目はピアノで始まりクリーンギターも聴ける叙情的な曲に見せかけヴォーカルは
一瞬アグレッシヴな畳み掛けを披露、その後は怪しさを内包した淡々とした曲調になるな。
4曲目はアコギで始まり本作中特にへヴィな、モダン寄りのダウンチューニングリフが登場するも
やはり淡々とした曲調だ。MARILYN MANSON辺りに通じるゴスな印象もあるな・・・。
5曲目もこれまたアコギが聴ける怪しくもメロウな曲で後半になると疾走するぞ。6曲目はピアノに
怪しいファルセット、朗々としたクリーンVo
が聴けこれまた怪しくもドラマティックな雰囲気が
感じられるゴシカル成分を含んだ曲だな。中盤のクラシカルなピアノ、スキャットが面白いな・・・!
7曲目はピアノ、アコギが怪しい叙情性を演出しドラマティックな疾走パートも顔を出す
ヨーロピアンメタラーにも対応した曲だ!8曲目はピアノ、ストリングス、実に怪しいヴォーカルが
聴けこれまたメタリックながら淡々としたバンドサウンドも顔を出すミドル曲。やはりゴシカルな
空気
が発散されておるのう・・・!9曲目はクラシカルで冷たいピアノ、これまた淡々とした
バンドサウンドが聴けスキャットコーラスがゴシカルでクサさすら感じさせ女のような声
披露し改めて変態的な器用さを見せ付けるかのようだ・・・!10曲目はこれまた怪しいダークさ
保ちつつもバンドサウンドがモダンで変態ライクな空気を放ちインダストリアルな電子音シンセ
顔を出し早口ヴォーカルはまさに変態以外の何者でもない!(爆)11曲目はモダン寄りのリフで疾走するも
その後はやはりスローになりストリングスも聴けそして怪しさ、変態要素を保ったアップテンポパートも顔を出すぞ!
11曲目はピアノが叙情性を放つダークなバラード曲。


System Of A Down同様正統派HR/HMに極めて近いバンドサウンドに変態ミクスチャー要素を混ぜ合わせ
アルメニアらしい独特の叙情、哀愁を持ったメロディーを聴かせてくれる事に変わりは無いが全体的に
ゴシック要素を感じさせる怪しさを保ちつつピアノを多用した淡々としたスローな曲が目立っており、
アグレッシヴに畳み掛ける変態疾走チューンを期待すると肩透かしになりそうだな・・・!続く2作目はさらに
脱HR/HMしているが彼のソロは総じてメロディアスさ、叙情性を重視した作風にシフトしたのだろうかねぇ・・・!?




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満足度 76% お気に入り曲 The Unthinking Majority、Sky Is Over、Baby、
Lie Lie Lie、Beethoven's Cunt







"Imperfect Harmonies"




元System Of A Downのフロントマン、サージ・タンキアンの2ndソロアルバム。


長らく活動停止が続くも最近まさかの再結成が発表されたの変態ミクスチャーメタルバンド、
System Of A Down
のシンガー、サージ・タンキアンによる2作目のソロアルバムである!本作前に
ライヴアルバムもリリースしておりオーケストラとコラボし実験的な作風を見せていたが
それは続く本作への布石だったようで、前作はゴシカルなダークさを持った叙情要素が濃くも
System Of A Downに通じるHR/HMスタイルを踏襲していたが今回は生のオーケストレーション、
ストリングス
を大々的に導入しさらに電子音も取り入れSOADとは全く異なる音作りを披露している!

そんなわけでストリングス、デジタルサウンドサージの声が乗った本作、確かに試みは面白い
サージのヴォーカルも変態繋がりのマイク・パットン同様普通に歌っても上手いことを証明しており
時にアジテーション風、時にオペラ風に歌いファルセットもかなり上手いという事を
見せつけているがやはりというか何というか、こういうスタイルの宿命か我々が彼のようなミュージシャンに求める
メタル要素・・・ロック要素は殆ど無く、部分的に盛り上がるパートや曲もあることはある
全体的にオーケストラ、ストリングス主体の大人しい楽曲大半を占めアルバム中盤なんか
そういったバラード系の楽曲が連続して続きそこでどうしてもダレを覚えてしまうのう・・・!
1stソロもどちらかといえば叙情的なミドル曲が多くアグレッシヴさは希薄だったがそれでもHR/HM色濃い
バンドサウンドがあった
のに対し本作はそれも少なくオーケストラと電子音が主体となっており
ロックファンには厳しい音作りになってしまった感が無きにしも非ずかのう・・・!


マイク・パットンの新譜は昔のイタリアンポップスのカヴァーだったがそっちと同じ方向性を向いた
アルバム
なのかも知れんのう・・・!ヴォーカルの上手さを堪能できるも曲自体は地味非ロック
共通項も多いわい!サージの声が好きだというリスナー向けの1枚だろうな・・・。一聴してすぐに
サージだと判る個性的な声、歌唱スタイルは流石のインパクトである!




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満足度 69% お気に入り曲 Disowned Inc.、Deserving?、The Goddamn Trigger







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