SYLVAN







"Sceneries"




ドイツ出身の叙情プログレッシヴロックバンドによる8thアルバム。


ジャーマンプログレと言えばテクノ、トランスの走りであるクラウトロックが有名だが、
それだけでは無く通常のプログレのフォーマットに則ったバンドもしかと存在しており、
彼等もそんなプログレッシヴロックの王道的なスタイルを踏襲したバンドである!
PORCUPINE TREEと双璧を成す薄暗系プログレのビッグネームと言われているらしく、
本作は何と2枚組の大作で、曲もパート毎に分かれてはいるが5部構成の組曲形式を成す
大作チューン
が揃えられておりボリューム満点となっておる!音楽的にはテクニックよりも
叙情性を重視したメロウなプログレで、ピアノを主軸としそこに泣きのギターやシンセ、
メロトロン、哀愁漂うヴォーカル
が乗るエモーショナルな仕上がりを見せており、この手の
シンフォニックプログレがどうにも明るめな印象が強い中薄暗さが漂っているのも好印象だな・・・!

1曲目は3部構成の組曲で、まず暗くもの悲しいピアノ、切々としたヴォーカルに始まり
泣きのギターが登場、バンドサウンド穏やかさがあるも、その後はうって変わって
ライトで軽快かつ落ち着いたポップなノリ
を見せ始め、ハモンドも顔を出すがその後は
メロウさ漂うピアノのパートになりメロトロンも登場するのう・・・!そしてまた
雰囲気が変わり暗くも穏やかで淡々とした展開になるが盛り上がりも見せてくれるぞ。
さらにホーン系の音色も顔を出しベースも自己主張し怪しさを放っているな・・・!
2曲目・・・と言うか2部目は4部構成で、アコギとピアノ、ヴォーカル弾き語り系の
淡々とした空気
を醸し出し、クリーンギタードラム盛り上がりを放ちメロディーも
哀愁漂っているな。
その後はピアノ、メロトロンフルートかなりの叙情性を演出する
穏やかなパートになりそして泣きのギターも登場、次第に怪しげな盛り上がりを見せ始め
ヴォーカルも顔を出すぞ!その後はまた弾き語り系になるが再び盛り上がりも見られ、
ヴォーカルの怪しげなファルセットも味があるな・・・!ラスト付近の泣きのツインリードも大きな聴き所じゃわい!
3部目もまた4部構成で、叙情性漂いまくりのピアノか細いヴォーカル切々とした始まりから
メロトロン、へヴィさのあるバンドサウンドが登場しシンフォニックさと同時に邪悪な重苦しさを演出!
ドゥーミーな質感すら漂わせモダンな面もあり、その後の叙情パート冬の夜を思わせる暗いムードが
強く漂っている
のが良いな・・・!続いてアコギのストローク、ベースヴォーカルが一転して穏やかさを放ち
思い切り雰囲気が変わるが、続いて壮大かつ淡々とした展開になりシンフォニックな重厚さも感じさせるぞ!
そして後半は淡々とした空間系の叙情性を演出しマイルドなムードを放つのう・・・!

2枚目の1部目は穏やかな中壮大でハードな空気を持ち合わせたイントロに続いて怪しげなリズムに
加工ヴォーカル
が登場、どこかグランジ的な気だるいハードさが見られこういう部分は今風のプログレらしい
要素
だろうか!?続いて穏やかなパートになり泣きのギターも登場、この曲は結構淡々としたマイルドな
部分が長く続くが、
後半辺りでまた前半の怪しげなグランジ風モダンパートに戻りテンポアップするぞ。
2部目はアコギ弾き語りパートに始まり怪しげなムードを演出、さらには80年代ポップス風の
胡散臭くも軽快なノリ
すら醸し出し始めるが穏やかさもしかとあり、盛り上がりを見せた後にまた
雰囲気が変わり細かいギターフレーズメロトロンも登場、緊迫感と共に爽快さを醸し出すも、
すぐにダークで重苦しいモダンな展開になるぞ!そしてラストは再び穏やかなメロウさを放ち
泣きのギターも登場、派手過ぎずドラマティックに盛り上がり幕となるのう・・・。


シンフォニックプログレと言うにはそこまでシンセが派手に盛り上がるわけでは無く、
むしろ相当に大人しく淡々とした感じで、ピアノアコギによる弾き語りライクな
パート
も多いんだが、ほの暗いメロウな叙情性が全体を通じて漂っており、盛り上がりを
見せる部分
とのダイナミックな対比を感じさせてくれるのう・・・!所々で聴ける
泣きのギター
もまたエモーショナルで大きな聴き所となっており、派手さは無く
終始穏やかで淡々
としているが、明るくなり過ぎる事が無く暗めの哀愁が強いのも
個人的には嬉しい所だな・・・!




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