SWORD OF THE FAR EAST







"Sword of the Far East"




日本のヴァイオリンロックバンドによる3rdアルバム。


タレコミによってその存在を知ったバンドと言うかプロジェクトで、女性ヴァイオリニストと
ギター兼コンポーザー/プロデューサー
の二人が中心となって結成されたらしく、どうやら
ギタリストは元々は悪名高き拝金主義レーベル、avexに在籍しビジネスに専念していたらしく、
その過去のせいでおそらくメタラー的に知名度が無いようなんだが(爆)、本作ではそういった
カネ儲け主義の売れ線クズポップス要素は無く、バンドサウンドをバックに流麗でクラシカルな
ヴァイオリンを前面に押し出したインスト
をプレイしておりやKANSASYELLOCARD、BIGMAMA辺りを
思い出す部分もあるが、こっちはバンドサウンドはあくまでも飾り程度となっており、メインを
張るのはヴァイオリン
でどこか民謡ライクな要素も目立っているな・・・!

1曲目はバグパイク、ハーディーガーディーの音色がアイリッシュ臭を強烈に発散し、続いて
ドラムアコギも顔を出し穏やかさを演出、2曲目もまたやけに民謡ライクなムードが漂い
ヴァイオリンと共に音は悪いがバンドサウンドも登場、軽快さを放つアップテンポとなり
3曲目はアコギ、ヴァイオリン穏やかなサッパリ感を演出、どこかオシャレな印象もあり
ベースがなかなかに目立っているぞ。4曲目はチェンバロ、ストリングス様式美的な
格調高いムード
を演出、そしてヴァイオリン、ハードロックに接近したバンドサウンド
プログレハード的なシリアスさを放つ、本作中最もメタラーにオススメ出来るネオクラシカルな
クサヴァイオリンプログレハード
となるぞ!中盤のチャーチオルガンもまたクサくツボを
突いておるわい!
5曲目はデジタルリズムダンサブルさを放ちつつもヴァイオリンが
その上で舞っておりチャラさを減退
させ、優雅さも感じさせるだろうか!?6曲目はピアノ、アコギ
ピチカートがどこか沖縄民謡ライクな空気を放つ穏やかな曲。7曲目もアコギが穏やかさを見せつつ
非常に美麗なヴァイオリンが登場、哀愁漂うメロディーラインを奏でており
後半で気持ち程度のバンドサウンドも聴けるぞ。8曲目はまた妙にダンサブルなリズムが目立ち
この辺で元avexと言うファックな看板が脳裏によぎってしまうのだが・・・!(爆)ヴァイオリンも
オシャレなサッパリ感を放っているな。9曲目は民謡要素を発散する叙情的なヴァイオリン
アコギ、琴ハーディーガーディー等が聴ける穏やかなスロー曲。
10曲目はファンタジックなシリアスさを放ち優雅で穏やかかつ盛り上がる部分もある
クラシカルな楽曲である。やはり個人的には民謡よりも様式美のほうが好きじゃのう・・・!


avex上がりの割には中身の無い薄っぺらいカスでは無くキチンとした「音楽」をやっており、
バンドサウンドがバックに存在しているとは言えあまりHM/HR要素は無く、強引にプログレと
解釈して聴けない事も無い
んだが、やはりバンドサウンドの音がかなり悪く、メインが
ヴァイオリンとは言えお飾り程度のポジションでしか無いのがメタラー的には惜しいだろうか!?
もっとヴァイオリンと有機的に絡みまくってテクニカルなバトルを披露して貰いたい所だな・・・!
バックがアコギとかだけの曲も多く、ヴァイオリンロックと銘打ちつつロック要素が
少ない
のも気になり、こういう部分で元avexであるが故の「マニアックになり過ぎず音楽に
興味の無い一般大衆にもアピールしよう」
と言う卑しい計算を感じさせるのだが・・・!(爆)
ただ4曲目はバンドサウンドもかなりハードロック、プログレハード的な自己主張を見せており
我等メタラーにもアピール出来るキラーチューンに仕上がっておる!もっとこういう曲を
メインでやって頂きたい
所じゃて・・・!




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