SUICIDE SILENCE







"The Black Crown"




カリフォルニア州出身のデスコアバンドによる3rdアルバム。


2002年に結成され本作を含めてこれまでにEPを1枚、アルバムを3枚リリースしており
DIR EN GREYの“DUM SPIRO SPERO”をミックスしたTue Madsenが彼らのアルバムの
ミックスも担当している事でも知られている
ようだ。本作は2011年にリリースされた
3作目のアルバムだが、
本作リリース後の2012年にシンガーのMitch Luckerが
バイク事故で他界してしまった
との事である・・・!音楽的には重苦しさメインの
ゴリゴリのデスコア
だが、カオティック系のテクニカルさよりもビートダウンを多用した
重苦しいへヴィさ重視のサウンド
になっており、疾走チューンも相当に少なく基本は
ミドル〜スローテンポがメインドゥーミーさすら放っておる!デスコアなんで
ヴォーカルもクリーンは殆ど無くブチ切れ高音絶叫がメインだな・・・!

1曲目は早速のへヴィなサウンドでブルータルに爆走!だがその後はビートダウンとなり
無骨な重さも見せつけダークながらもそれなりには叙情的なギターも聴けるのう・・・!
ギターソロはスウィープを披露するぞ。2曲目も無骨で無機質なへヴィさを放つスロー、
ミドルチューンでビートダウンも重苦しさを放っておる!3曲目はモダンなへヴィさを
放ちつつアグレッシヴに疾走!
絶叫シャウトも実にテンションが高く、途中テンポダウンするも
やはりこの手のバンドはグルーヴ重視にせずこういう疾走感を見せてくれるほうが良いな!
アーミングを駆使したギターソロ
も顔を出すぞ!4曲目は再び重苦しいビートダウンメインの
スローチューンになり、
短いながらギターソロも顔を出すのう・・・!5曲目もやはり
重々しさ
が前面に押し出されたブルータルなミドル〜スローチューンで、6曲目はまた怪しげな
ムードを醸し出すドゥーミーでノイジーな短い曲
となり、7曲目も何とも言えない怪しさを放つ
重苦しいへヴィなスロー曲
となり、途中で本作初のクリーンVoも顔を出すぞ!8曲目は久々の
疾走チューン
となりスローパートもあるがやはり他の曲もこれくらいは疾走しててもらいたいのう!
途中女性コーラスも顔を出すぞ。9曲目も疾走するアグレッシヴな曲で、ドラムも一部だが
ブラストビート
を披露し勢いの良さを見せておる!ギターソロは意外にもブルージーで
エモーションもあるだろうか!?
10曲目はアコギも顔を出しカオティックな怪しさを演出、
基本はへヴィなスロー、ミドル曲だな。11曲目はへヴィかつノリの良い勢いを放ち
怪しげなギターの乗るビートダウンもあるが疾走感も見せてくれるぞ!


テクニカルさよりもグルーヴ重視のスローなデスコアなんで、疾走感を求めると相当に
肩透かしになりそう
じゃのう・・・!ビートダウンで暴れたいハードコアキッズには
良いのかも知れん
が、やはりメタラー的には疾走感を求めてしまうわい!部分的に
ギターがメロディーを奏でる箇所もあるが頻度は少なく、メロディアスさも無いんで
やはり聴き込むよりもライヴで暴れる用のアルバムかも知れんな。




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満足度 75% お気に入り曲 Human Violence  Cross-eyed Catastrophe  Smashed
Cancerous Skies







"You Can't Stop Me"




カリフォルニア州出身のデスコアバンドによる4thアルバム。


デスコアシーンの有望株とされてきたが、2012年にフロントマンのMitch Luckerが
バイク事故で他界し存続が危ぶまれるも、ALL SHALL PERISHのHernan"Eddie"Hermidaが
わざわざ自分のバンドを抜けてまで加入し、心機一転の状態でリリースされたのが
通産4作目の本作である。音楽的には過去作の延長線上にある、ヘヴィでゴリゴリかつ
テンションの高さ
を見せる禍々しいデスコアで、Eddieのグロウル、スクリームは
前任者に劣らずブチ切れており、特にハイピッチのスクリームにキレを感じさせるのう・・・!

1曲目は不穏な空気のイントロで、2曲目は早速の高音スクリームゴリゴリの
ヘヴィグルーヴ
を放つストロングなバンドサウンドが登場、怪しげなメロディーを
奏でるギターソロ
に続いて多少疾走もするぞ。3曲目はヘヴィかつブチ切れた
テンションの高さ
を放ち疾走!4曲目はヘヴィで禍々しい空気を放つスロー曲で、
リードギターも怪しげだな。5曲目はパワフルでストロングな疾走感を放ち、
6曲目もヘヴィで禍々しいリフが目立ったミドル曲で、中盤以降のベースが印象的だな・・・!
7曲目もパワフルなドラム、ゴリゴリなリフが聴けるスロー曲だ。8曲目は不穏なギターに始まる
これまた重苦しいヘヴィなスロー曲で、9曲目はかなりブルータルで禍々しい
やはりスローパート主体で、後半さらにブレイクダウンとなるぞ。10曲目はようやく勢いが
感じられ、基本はヘヴィで重苦しいブレイクダウンだが途中から疾走もするぞ!
11曲目はタフでストロングなヘヴィグルーヴを放ちつつ疾走感もあるな。12曲目は大人しい
出だしからやはりヘヴィさが見られるグルーヴィーなスロー曲で、クリーンギターによる
メロウな要素も珍しく見られるのう・・・!


シンガー交代の影響を特に感じさせない、前作までの流れを汲んだヘヴィで
シリアスで禍々しいブルータルなデスコア
となっており、半端に軟弱な
メロディアスさ
を取り入れるようなヤワなマネはせず、リードギターも基本は
不穏で怪しいフレーズを奏でるのみで基本は重苦しいヘヴィグルーヴ主体である。
前作と方向性は同じだが、明らかにテンション、ブチ切れ具合、クオリティーが
向上
しており、こりゃ確かに暴れたがりの荒くれキッズが喜ぶわけじゃ!
まぁアルバム中盤でスロー曲ばかりが続き、そこは流石にダレるのだが・・・!




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満足度 80% お気に入り曲 Cease to Exist  Control
Ending Is the Beginning







"Suicide Silence"




カリフォルニア州出身のデスコアバンドによる5thアルバム。


前任シンガーがバイク事故で急逝し存続が危ぶまれるものの新たに
ALL SHALL PERISHのEddieが加入、ぶっちゃけ前任者以上の
スキル
を披露し見事な復活をとげた、カリフォルニアの有名デスコアバンド
最新作である!何と今回クリーンVoを大々的に投入し、何やらバンド曰く
7割クリーンみたいなバカげた話すら飛び出す始末!
大体この手のエクストリームメタルのクリーンVoは正統派HM/HRと
比べて全然巧くないし、
そもそもメロディーに魅力がまったく無いんだよなぁ・・・!
それに伴い音楽的にも変化が見られ、ヘヴィさ、無骨さ、禍々しさはそのままだが
バンドサウンドがかなりラフで雑になっており、デスコアと言うよりも
ハードコアに近い印象があり、これもまた賛否分かれる方向性の変化だろうな。
SUICIDE SILENCEよお前達もか!お前達も
セルアウトの毒牙にかかってしまったのか!?


1曲目はワウを効かせたギターに始まりハードコアらしい荒さが見られつつ
ヘヴィなスローテンポで展開、早速怪しい裏声、クリーンVoが顔を出し
2曲目は軽いギター絶叫しつつこれまたクリーンVoが目立ち、怪しげな気だるさが見られ
3曲目もかなりルーズで雑なスロー曲で、後半はノイジーさを撒き散らし疾走もするぞ。
4曲目も不穏さ漂う雰囲気モノのスロー曲。5曲目もノイジーで粗雑だが、絶叫Voメイン
細かいギターソロブラストも聴けるぞ。6曲目もラフなヘヴィさがあるも、
気だるい淡々としたパートも目立ち、7曲目はこれまたかなり怪しく穏やかで不穏な曲だな。
8曲目はアコギ、呟きVoが物悲しさを放つまさかのバラードである!まぁ中盤からヘヴィになり
意外とメロディアスなギターソロも聴けるぞ。9曲目はやはり粗雑ながら本作唯一の
疾走チューン
である!まぁデスコアと言うよりハードコアに近い感じだな。


まさかのクリーンVo増量という愚挙と同時にサウンド的にもかなりラフになり、
ゴリゴリにヘヴィでタイト
だったデスコアの過去作と比べ、ヘヴィではあるが
ハードコア的な雑な印象が見られかなりの問題作になっちまったな・・・!
ただ最近のよくあるクソチャラいミーハーメタルコア、ポストハードコア連中のような
ありきたりな売れ線ポップメロディーでは無く、あくまでも怪しく不穏な
ムード
を演出するための、雰囲気モノとしてのクリーンVoなんでまだマシかも知れんが、
やはりこれを嫌うエクストリーム野郎も多かろう!俺だってそうだし(爆)。
全体的にSlipknotの出来損ないみたいな雰囲気が強いのも問題じゃろう!
クリーンVo聴きたきゃ正統派とか、メロパワ聴くわ!




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満足度 50% お気に入り曲 Don't Be Careful You Might Get







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