STRATOVARIUS







"Nemesis"




フィンランド出身のメロディックパワーメタルバンドによる14thアルバム。


バンドのリーダーだったティモ・トルキが抜けてから再び安定した活動を見せていたが、
何と名ドラマー、ヨルグ・マイケルまでもが脱退、新たなドラマーを迎えての
通算14作目にあたるスタジオアルバムである!トルキ在籍時の後期は方向性に
迷いを見せていたが、
トルキが抜けてからは再び王道路線の北欧メタル、メロパワに
回帰した印象
があるも、それだけには留まらずちょいプログレがかったり時流に乗った
モダンさ
もあったりと中々に幅広さを見せているんだが、まぁそれはトルキ在籍時の
全盛期
からそうだったし気になるモノでは無いか!?

1曲目はリフが意外なモダンさを見せつつも壮麗なシンセが登場、今風なノリを
見せつつ軽快なリズム
で展開しギター、シンセのソロバトルは勢いを感じさせるな。
2曲目は北欧らしいメロウなピアノ、デジタル風シンセが淡々としたムードを放つ
ミドルチューンで、リフはやはりモダン寄りか!?3曲目はアップテンポで軽快さを放ち
その後は疾走開始!まぁバリバリのメロスピと言うよりはどこか怪しさがあり、リフ等
部分的にモダンな要素
もあるだろうか!?サビはスローテンポになり分厚いコーラスが聴けるぞ!
様式美ライクなキラキラシンセとギターのソロも聴き所である!4曲目はデジタルシンセ、
クワイア
ワイルドな正統派寄りのパワフルなバンドサウンドが聴ける疾走チューンだが、
ギターの無い淡々としたパートもやけに目立っておるなぁ・・・!サビはキャッチーである!
5曲目は昔風のシンセで幕を開ける80年代っぽいミドルチューン懐かしい気分にさせてくれるか!?
6曲目は行進のリズムで幕を開けクワイア、淡々としたリフが登場、メロパワっぽい勢いも
一部で見せるが
やはり基本はマイルドなミドルテンポである。インストパートはなかなかに
スリリング
だがギターソロプログレと言うかフュージョンライクだろうか!?
7曲目はクラシカルなピアノヴォーカルが乗りメロウさを演出、その後はスローテンポながら
大仰で壮大なクワイアが顔を出しシンフォニックメタル的なムードを演出するぞ!まぁ基本的には
淡々としたスローチューンなのだが・・・。8曲目はシンセが目立ちつつも淡々としたミドルテンポで展開、
全体的に明るめのムードがあるだろうか!?9曲目はモダンと言うかワイルドな、跳ねるようなノリを
見せているが
ヴォーカル等はやはり淡々とした印象があり、メロウかつ気だるい側面
見られるのう・・・!途中トランス系のデジタルシンセまで顔を出しSTRATOVARIUSらしくないなぁ・・・!(爆)
10曲目はソプラノコーラス口笛、アコギ穏やかさを放つソフトでメロウなバラードで、
中盤からバンドサウンドが顔を出し盛り上がりを見せるぞ。11曲目は疾走こそしないものの
アップテンポギター、シンセメロパワ、メロスピ的なドラマティックさを放っておる!


北欧メタルっぽさを見せつつもデジタル系シンセや一部のリフ等今風のモダンな要素
見せており、純粋なメロパワ、メロスピからは離れた印象があるも、やはりコティペルトの
ヴォーカル
のおかげでSTRATOVARIUSらしさはしかと感じられるだろうか!?あとやけに
目に付くのがギターのバッキングが無くなる淡々としたパートの多さで、マイルド志向の
バンドがよくやる手法
なんだがこれやられると一気にメタルっぽく無くなるんで個人的には
あんま好きじゃないアレンジ
じゃのう・・・!(爆)全体的にこなれた北欧メロディックHM/HRだが
様式美、メロパワ要素が無くなったのは個人的にはイマイチだな・・・!




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満足度 70% お気に入り曲 Stand My Ground  Halcyon Days  Nemesis







"Eternal"




フィンランド出身のメロディックパワーメタルバンドによる15thアルバム。


いい加減彼等もレビューせんとアカンと思い続けて何年も経っているが(爆)、リリース作の
多いベテランのアルバムを全部纏めてレビューするのはなかなか面倒で放置になっていたが
そろそろレビューのタイミングじゃ!(笑)。本作はトルキ脱退後の通産4作目で、トルキが
抜けてから評判が良くなった感があるも前作は脱メロパワ、メロスピしており、個人的には
イマイチピンと来ないアルバムだった・・・!だが本作はSTRATOVARIUSらしいクラシカルな
北欧様式美要素を持ったメロスピチューン
が戻って来ており、評判の良さに恥じぬ
ハイレベルな仕上がり
となっているぞ!

1曲目はホーン系シンセと共に疾走するメロパワ、メロスピチューンで、キラキラした
シンセ
も聴けサビもかなりフックがあり前作に無かった美点が戻って来た感じである!
ソロパートもギターとシンセがキラキラしまくっており、ここ最近お目にかかれなかった
ネオクラシカル様式美の真髄をとくと堪能出来るぞ!2曲目は淡々とした面も目立つが
かなりキャッチーなVoも聴けるアップテンポ曲で、3曲目は再びキラキラしたシンセがクサさを放つ
北欧様式美メロスピチューンである!ヴォーカルラインもまたこっ恥ずかしく
なるようなクサさ
がありこれこそSTRATOVARIUSよ!4曲目はマイルドなアコギが聴け
その後はバンドサウンドも登場、アップテンポながらどこかほの暗さがあるか!?
5曲目はシンセが目立った軽快な曲調で、サビがまたかなりキャッチーで
ギターソロもメロディアス
である!6曲目もまた淡々としつつも軽快な曲で、
これまたサビがキャッチーで良いな・・・!7曲目はデジタル系のシンセが目立ちつつ
最初期の頃を思わせるミステリアスさを感じさせるぞ。8曲目は北欧らしいシンセが
煌びやかさ
を放ち軽快なアップテンポでこれまたキャッチーさ、フックがあり、
9曲目はピアノ、Voでバラード的だが壮大さも見られるのう・・・!10曲目は11分以上ある大作で、
グレゴリオ聖歌風クワイア壮大なバンドサウンドシンフォニックさを放ち
ミドルテンポでドラマティックに展開、ヘヴィさも見せたり疾走もしたりしており
かなり劇的な仕上がりとなっておるわい!


これよ!これこそSTRATOVARIUS、これこそ北欧様式美メロスピよ!ここに来て
急に開き直ったかのようにクッサイ疾走チューンを披露するアルバムに仕上げており、
全盛期のキラーチューンの数々を思わせるハイレベルさに脱帽である!
前作のマッタリ感
は一体何だったのだろうか!?(爆)まぁ当然ながら全曲疾走チューンでは無く
ミドル〜アップテンポ曲
も目立っているが、そういう曲もクオリティーが高く
かなりのキャッチーさ
を見せているな・・・!前評判通りの力作である!
ちなみに日本盤はボーナス2曲に加えLOUD PARK13のライヴ映像が丸々納められた
DVD付きとなっており、財布に余裕があるならそっちをオススメしたい所である!
俺は生で見たが、同年出場のイングヴェイのオナニーパフォーマンスとは雲泥の差と
言い切れるプロフェッショナルなパフォーマンスだったからな・・・!




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満足度 86% お気に入り曲 My Eternal Dream  Rise Above It
Feeding The Fire  In My Line Of Work  The Lost Saga







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