SOUL SECRET







"Flowing Portraits"




イタリア出身のプログレッシヴメタルバンドによる1stアルバム。


RHAPSODY OF FIRE登場以降はメロスピ、クサメタル、シンフォニックメタル
有名になったイタリアだが、70年代はプログレが盛んで90年代もクサメタルの
ブーム前は超ローカルでマイナーながらプログレメタルがそこそこ存在しており、
SOUL SECRETはそんなかつてのイタリアンプログレメタルの流れを汲んだバンドである!
本作は2008年にリリースされたデビューアルバムで、音楽的にはDREAM THEATER
フォロワーと呼べそうなテクニック重視の硬質なプログレメタルとなっているものの、
そこそこキャッチーな面もあるだろうか!?ちなみに現時点で選任Voがおらず、
ゲストシンガーが歌っている
辺りこの手のプログレバンドのヴォーカル軽視な
姿勢が見て取れるのう・・・!


1曲目はSE、シンセに始まりギター、シンセが意外とメロディアスな印象を放ち、
ヨーロピアンパワーメタル的な面もあるが、曲構成やシンセの使い方は確かに
プログレメタル
で、2曲目はピアノオルガンを交えつつソリッドなヘヴィさ
見られるそこそこ劇的な曲調となり、シンフォニックなシンセも見られ
3曲目もピアノに始まるが、プログレメタル然としつつ劇的な疾走感もあり
ハモンドも登場、
この辺がヨーロピアンメタルらしい美点だな。
4曲目はアコギ、ベース穏やかさを放ち、ギターこそメタリックだがシンセ
使い方等「プログレメタル」では無く「プログレハード」な印象があるか!?
5曲目はアコギ主体の穏やかなバラード。6曲目は17分近くある本作最長の大作で、
ややチープなシンセオーケストレーションシンフォニックな
壮大さ
を演出、その後は穏やかさを放ちつつやけにモダンでヘヴィなギターも登場し、
怪しげなムードも見られ後半は唐突にラテン、スパニッシュ的なフレージングが顔を出すぞ。


そこそこソリッドなバンドサウンドにシンセも聴け、ヨーロピアンメタル然とした
叙情性
も垣間見れるが、基本的には初期DREAM THEATERライクな正統派路線の
プログレメタル
しており、全6曲だが1曲1曲が長くテクニカルなアンサンブル
目立っている辺りがいかにもな感じだな。ゲストVoはこの手のジャンルで
よく見られるハイトーン系
で、やや細いが悪印象は無いな。若干音質が悪く
不鮮明な部分が見られる
のも惜しいが、新人バンドとしては高いレベルで
纏まりを見せている
だろうか!?




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"Closer To Daylight"




イタリア出身のプログレッシヴメタルバンドによる2ndアルバム。


DREAM THEATERタイプのテクニカルでソリッドな正統派プログレメタル
基本としつつ、そこにヨーロピアンメタルらしいドラマティックさ、叙情性を導入した
新人ながらなかなかに良質なサウンドを聴かせてくれる、イタリア出身のバンドによる
通算2作目のアルバムである!本作も基本的には前作の流れを汲んだ、硬質なソリッドさと共に
シンセも目立ったプログレメタルとなっているが、前作の弱点だったややモッサリ気味の
プロダクション
が改善されたと共にVoもゲストシンガーでは無く選任メンバーを迎え入れ、
よりバンドとしての纏まりが出て来ただろうか!?

1曲目はパーカッシヴなドラムに始まるミステリアスなプログレメタルとなり、
シンセ、ソリッドなギターが目立ち線の細いハイトーンVoも登場、途中で疾走するぞ。
2曲目はヘヴィかつシンセがかなり目立っており、劇的なアップテンポパートも多く
ジャジーなマイルドさを見せるソロは意外とメロディアスか!?3曲目は女性Vo、デジタルリズムが
穏やかさを演出、その後は男女ツインVoヘヴィなスローテンポとなるぞ。
4曲目は流麗なピアノが聴け、その後はベースが目立ちオルガンも交えたヘヴィな
プログレメタル
となり、5曲目はピアノ、アコギが穏やかな叙情性を放つが、やはり
バラードにはならず煌びやかなシンセと共にヘヴィでソリッドなアンサンブルが聴け、
ストリングス系の音色が劇的だな。6曲目はアコギによる短い弾き語りバラードで、
7曲目はそのまま繋がりつつクリーンギターに続きシンセ、バンドサウンドが登場、
爽やか路線のプログレメタルとなり、基本的に明るいがソロパートは劇的さがあるな。
8曲目は16分以上ある本作最長の大作で、メロウで穏やかなコーラスも聴けつつ
ソリッドでヘヴィな演奏もあり、叙情パートはプログレメタルと言うよりも普通に
メロウでファンタジックなプログレッシヴロックしており良いな。


前作の流れを汲みつつより洗練されたプログレメタルとなった感じで、
ヘヴィでソリッドなバンドサウンド、シンセがDREAM THEATERタイプの
テクニカルさ、タイトさ
と共にミステリアスさを見せつけるのう・・・!
選任シンガーはやはり線の細いハイトーンタイプだが、この手のバンドに
マッチしたスタイル
と言えなくも無いな。長尺曲もあるが、1曲1曲がコンパクトに
纏まっており
そこまで冗長では無く、むしろ曲展開は凝っておりドラマティックな
印象
があるのは良いが、この手のバンドの宿命かVoラインにフック、キャッチーさは無く
ソリッドさ、テクニカルさ重視になってしまっている印象があるのは否めないのう・・・!




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