SOULDRAINER







"Architect"




スウェーデン出身のメロディックデスメタルバンドによる3rdアルバム。


元AEONのメンバーらが在籍しているスウェーデン産のメロデスバンドで、音楽的には
スウェーデンらしいイエテボリスタイルの、昔ながらの慟哭ギターを主軸に据えた
メロウかつダークなメロディックデスメタルで、ブラックメタルに通じる禍々しく邪悪な
雰囲気
も強く漂っており近年の妙に健康的な、メタルコア寄りのモダンメロデスとは
一線を画す往年の薄暗いムードを放っており、テンポも疾走に頼らず重苦しさを
強烈に放つミドル〜スローテンポ
がメインである。

1曲目は出だしから早速いかにもなイエテボリスタイルを今に踏襲する、禍々しくも
叙情的なギターリフ
が聴けるも、その後は妙にリズミカルなノリの良さを見せる
テンポにしわがれた吐き捨てデスVoが登場、ギターのオブリは北欧メロデスらしさを
感じさせてくれるが
その一方で今風な面もあり、サビなんかクリーンVoが顔を出すぞ!
中盤はやけに淡々とした怪しげな展開になり、ベースクリーン寄りのノイジーな
ギター
も登場するのう・・・!2曲目は不穏で禍々しくも荘厳なムードを放つスローテンポ
幕を開け、ブラックメタルに通じる空気もあるがブラストビートは無くミドルテンポで
力強さを感じさせる
だろうか!?3曲目はほの暗くも穏やかなクリーンギターに始まりこれまた
ブラックメタルに通じる禍々しい壮大さを演出、やはり疾走はせずスローテンポで
厳かに展開
し、物悲しいヴァイオリンの音色もまた良いな・・・!中盤以降でようやく多少は
テンポアップ
するぞ。4曲目もまた悲壮感漂う叙情ギターが胸を締め付ける慟哭メロデスで、
モダンでは無いが重苦しさを感じさせるスローテンポで展開、中盤のリードギターがまた
北欧らしいメランコリックさがあり大きな聴き所である!5曲目はストリングス系のシンセ
顔を出し珍しくアップテンポのパートも登場するが、大半は禍々しさ満点の重苦しい
イーヴルなスローテンポ
である。中盤以降は穏やかかつ相当に強烈な怪しさを放ち、
マッドピエロが襲い来るホラーな遊園地のようだ(爆)。6曲目は北欧情緒を漂わせた
美メロ
憂いを放ちつつ退廃ムードも色濃く放たれるミドル曲で、叙情性満点のハモリギターがまた
フックとなっておりサビはダミ声、クリーンVoを交えたコーラスが聴けるぞ。7曲目はトレモロ系の
叙情リフ
で幕を開けミドルテンポで軽快さを見せつつも、やはり基本は北欧らしい
メロウさに満ち溢れた曲調
じゃのう・・・!細かいギターフレーズも良くサビはキャッチーなノリも
感じさせるか!?
8曲目はピアノに始まりストリングスリフ壮大なシンセ、慟哭ギターが聴ける
重厚で荘厳なスローチューンである!シンガロングがまたどこかキャッチーさを放っているな。
9曲目は珍しく勢いのある疾走感を見せつつも禍々しさは決して忘れず、ギターはちょいと
スラッシーな印象もあるが、壮大なシンセも目立ちトレモロリフも聴けるぞ!
10曲目は気だるい退廃ムードを醸し出すスローチューンで、シンセクリーンギター
デスVoが乗りゴシックメタルに通じるムードもあるが禍々しい壮大さもしかとあるのう・・・!


昔ながらの慟哭系北欧メロディックデスメタルを基本としつつブラックメタル的な
禍々しさ、邪悪さ
を随所で見せており、イマドキのモダンでピコピコなチャラい
自称メロデスなメタルコア
とはまるで異なる世界観を放っておる!疾走感は皆無で
殆どミドル〜スローテンポ
なんだがこのイーヴルな雰囲気にはこのテンポが最も
マッチしている
と言えるだろうな。半端にモダンにならずグチャッとした音作りなのも
往年のメロデスっぽくて良いのう!普段スケボーとかやってるニット帽、短パンTシャツの
ハードコアキッズ
本作でモッシュは出来まい!(爆)派手さこそ無いんだがメロディアスな
泣き
を強烈に発散しつつもデスメタルらしいアンダーグラウンド要素を忘れない、
まさに昔ながらのクラシックなメロディックデスメタルである!




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