SONIC PROPHECY







"A Divine Act of War"




アメリカ出身のメロディックパワーメタルバンドによる1stアルバム。


正統派/メロディックメタル後進国アメリカから珍しく登場したメロパワバンドで、
本作は自主制作にてリリースされたデビューアルバムとなっており、アメリカと言えば
今や猫も杓子もメタルコア、デスコア、ポストハードコアばかりな中にあって音楽的には
まさしくジャーマン、北欧メタルの流れをしかと踏襲したシンセ入りの王道パワーメタルで、
流石にまだまだB級な面が強く残っており、音はそこまで酷くは無いものの若干チープで、
演奏やヴォーカル
垢抜け無さがあるも正統派らしいストロングな勇壮さが見られ、
シンセも部分的に目立ち煌びやかさを放っているな・・・!

1曲目はピアノ、シンセによるイントロで、続く2曲目は勇壮さ漂うツインギター、
野暮ったさが残るB級感漂うヴォーカル
が聴けるパワーメタルで、意外とあまり
疾走はせずピアノが叙情性を放っているな・・・!
3曲目は正統派ライクな勇壮さを
醸し出すミドル曲
で、4曲目はどこかキャッチーな印象のある淡々とした出だしから
クリーンギターメロウさを演出、やはりヴォーカルが頼り無くそこが勿体無いな。
5曲目は民謡らしさを発散するフレーズが聴けるケルティックなミドル〜スロー曲。
6曲目はシンセが目立ちリードギターも聴ける勇壮かつキャッチーなアップテンポ曲となり
7曲目は怪しげなへヴィさを演出、男臭いコーラスも顔を出し8曲目はギターソロで幕を開け
ミドルテンポの無骨な正統派HM/HRとなるのう・・・!そして9曲目はここに来て本作初の
疾走メロスピチューン
となりキラキラシンセと共に爆走!Aメロでテンポダウンするが
サビでまたポジティヴに疾走するぞ!10曲目は怪しげなパーカッションで幕を開け
リードギターが聴けつつ淡々とした薄暗さ、ミステリアスさを放つミドル曲。
11曲目は6曲目のアレンジ違いで、オーケストラルヴァージョンと銘打っているが
ショボいシンセなんで有難さは皆無である(爆)。


まだまだ垢抜け無い自主制作のB級ながらも、アメリカのバンドとは思えぬパワーメタル振り
発揮しておりジャーマン、北欧メタルを愛するメタラーであれば十分に楽しめるであろう
アルバム
に仕上がっておる!メロパワとは言え意外と疾走チューンは少なくミドルテンポが
メインで、
あくまでも正統派HM/HRの流れを汲んだバンドだと思ったほうが良さそうだな。
メロディーにもっとフックが欲しい所だが、ヴォーカルの不安定さが最大のネックだろうか!?




Amazon.co.jpで見てみる




満足度 76% お気に入り曲 Call of Battle  Sacred Ashes  Canticle







"Apocalyptic Promenade"




アメリカ出身のメロディックパワーメタルバンドによる2ndアルバム。


今も昔もこの手のパワーメタルが滅多に出てこないアメリカから珍しく登場したバンドで、
前作のデビューアルバム自主制作でまだまだアラが残っていたものの、
ジャーマン、北欧メタル
に通じる勇壮かつ叙情的なメロパワをプレイしており好印象だった・・・!
そして続く2作目の本作の方向性だが、当然のように前作の流れを汲んだ硬派な
正統派パワーメタル
を踏襲しておりプロダクションや演奏、楽曲アレンジ等
前作と比べて洗練されてきた印象があるも、疾走チューンは皆無で全曲スロー、ミドルとなっており
やや勢いに欠けると言うか、地味に感じられるかも知れんな・・・!

1曲目は13分近くある大作で、ナレーションが聴ける重厚な出だしから荘厳な空気を纏った
エピックなミドル曲
となり、ギターソロのバックでストリングスも聴けシンセソロはエキゾチックさがあるな。
2曲目はオーソドックスなHM/HR要素の強いミドル曲で、3曲目は叙情的な空気を放つ淡々としたスロー曲。
途中からテンポアップするが、その後はまた怪しげな叙情性を放つスローテンポになるぞ。
4曲目は軽快なテンポ叙情的なギターも目立っているが、怪しげなハイトーンVoがやはり
B級臭さを存分に発散しているのう・・・!5曲目は淡々とした空気を放つマイルドなミドル曲。
シンフォニックな盛り上がり
も見られるぞ。6曲目は細かいギターが聴ける正統派のミドル曲で、
リードギターもなかなかに勇壮だろうか!?7曲目はバグパイプや笛も聴けるが民謡要素はあまり無く、
基本はミドルテンポの正統派HM/HRである。8曲目はアコギバグパイプ等が民謡ムードを発散し
バンドサウンドも登場、スローテンポで哀愁を放っているのう・・・!9曲目は妙に淡々としたマイルドな
スロー曲
で、10曲目はストリングスシンセ叙情的なギターが聴け、ベースもやけに目立っており
後半はエピックなシンフォニックさも見られるな。11曲目は前作収録曲のアコースティックヴァージョンである。


基本的に前作の流れを汲んだ、あまり疾走に頼らない正統派寄りのパワーメタルだが、
前作以上にテンポの遅い曲が増えており疾走チューンを求めると肩透かしになるだろうな・・・!
プロダクション、演奏等向上しており、ヴォーカルもまだまだB級っぽいが前作よりは
成長した印象があるだろうか!?
所々でシンフォニックなシンセも顔を出すが、
やはり全曲スロー、ミドルで地味な感じなのは否めないのう・・・!メロパワ、北欧メタル
言うよりも正統派HM/HRと思って聴いたほうがいいだろうな。




Amazon.co.jpで見てみる




満足度 72% お気に入り曲 Temple of The Sun







もどる


inserted by FC2 system