SLANG







"SKILLED RHYTHM KILLS"




日本のハードコアバンドによる3rdアルバム。


1988年に札幌で結成された、実にキャリアの長いベテランハードコアバンドで、
音楽的には非常にシンプルな3コードのパンク/ハードコアサウンドではあるが、昔の
この手のバンド
のような粗雑さ、稚拙さは無く意外にもタイトな纏まりを見せており、
音作りも普通にモダン寄りのメタリックさが感じられハードコアでありつつもどこか
スラッシュメタルに通じるムード
もあるだろうか!?まぁスラッシュメタルが元々
パンク、ハードコアと正統派メタルのクロスオーバーから誕生したものなんで、
共通点が多く見られるのも当然だろうか!?

とは言えやはり基本はパンク、ハードコアなんで楽曲面は恐ろしくシンプルで、3コードで
ただひたすらに疾走し
ヴォーカルもデスVoでは無い吐き捨て無骨さを演出しており
非常に男臭いのだが、当然ながらメロディアスさドラマティックさのようなモンは
ハナッから存在しておらず似たような曲だらけでとにかく粗野で荒々しくマッチョな
ムードを醸し出しておる!
曲によっては2ステップ誘発型のミドルテンポも見せているが、
基本はファストチューンサークルモッシュしまくるパンク、ハードコア野郎の姿が
脳裏に浮かぶのう・・・!曲によってはギターソロも披露しており、上手くは無いが
それなりにはシュレッド的なプレイで頑張りを見せている
のも好印象だな。当然ながら
歌詞はハードコアバンドなんで相当に熱く説得力があり、軟弱エモ、オルタナ
ナード系ファンタジックメタルとは異なり目を通す価値のある内容となっておる!

ファストチューン、ミドルチューンくらいの違いで似たような曲が続くアルバムだが、
ラストの13曲目だけはバンドサウンドの無いアンビエント、アトモスフェリック系の
穏やかな11分越えの大作
意外な一面を見せているのう・・・!


メロコアやエモのような軟弱さを一切感じさせない、とにかく男臭さに満ち溢れた
マッチョでマッシヴなアドレナリン大爆発のド硬派ハードコア
をプレイしており
ライヴは相当盛り上がるだろうが、家でアルバムをじっくり聴き込むにはやはり
シンプル過ぎて物足りないのも事実だろうか!?やはりメタラーがこういう音を
楽しむ
のであれば、正統派メタルの流れを汲んだテクニック、構築美をしかと見せる
スラッシュメタルとかデスメタルとかのほうがいいだろうなぁ・・・!




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満足度 70% お気に入り曲 どの曲も悪く無いがこれといった曲も無い







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