SILVERSTEIN







"A Shipwreck in the Sand"




カナダ出身のスクリーモバンドの4thアルバム。


カナダはトロント郊外のバーリントンからやってきた
バンドで音楽的には高音のクリーンVo、メタラーの耳で
聴くと弱弱しいが勢いを感じさせるパンク的な絶叫を交えた
奇をてらわないオーソドックスなスクリーモだが
メタリックでタイトなバンドサウンドはどちらかと
言えばメタルコアに近くAVENGED SEVENFOLD
STORY OF THE YEAR、BULLET FOR MY VALENTINE
近い雰囲気を持っているな。エモ的な叙情性よりもパンクの勢いを感じさせ
パンクメタルと表現できそうな音作りが施されている!

1曲目はストリングス、ピアノに始まり十分にメタリックな
質感
を持ったバンドサウンドで疾走!ヴォーカルもサビこそ
クリーンでキャッチーなメロを歌うがそこ以外は基本
絶叫シャウトである!2曲目もスクリーモというよりは
メタルコアの要素が濃くメタラーも聴けそうな音作りである!
サビはパンク的なキャッチーさがあるのう!この手の
バンドにしては珍しくギターソロも聴けますますメタルコア然と
しとるな・・・!4曲目はメロウさを押し出したエモーショナル
雰囲気の曲。7曲目は叙情ハードコアに通じる胸を焦がす哀愁
含んだメタルコア系のハモリリフで疾走!ヴォーカル、メロディー、
曲調はやはりパンキッシュでSTORY OF THE YEARを思わせる勢いを
感じさせ良いな。途中リズム落ちになるぞ!9曲目は
邪悪なトレモロハモリリフで疾走するメタリックさの濃い
アグレッシヴな曲だがメロディアスなパートはやはりパンク的だ。
この曲もメタルコアに近いスタイルだな・・・!後半はやはり
リズム落ちとなるがシンガロング、リードギターも聴けるぞ。


メロディーセンスがなかなかに良く所謂クサメロではないが
エモらしい青臭いキャッチーさがありこういったパンク的な
メロディアスさ
が好きな人なら気に入るだろう!スクリーモは
得てしてメタルの影響はあってもどうも音がペラペラで軽く
プラスティックみたいな質感
があるのだが彼等はなかなかに
メタリック
である!この手のスクリーモバンドはアルバム重ねるたびに
絶叫をやめ丸くなっていく傾向にあるが彼等はそういったセルアウトはせず
今もメタリックなサウンド、絶叫シャウトをやめない男気あるバンドだ!
音楽的に真新しさは無いがスクリーモ好き、
軽めのメタルコア
が聴ける人にオススメだと言えよう!




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満足度 80% お気に入り曲 A Great Fire、Vices (feat. Liam Cormier)、
Born Dead (feat. Scott Wade)、I Am The Arsonist







"Rescue"




カナダ出身のスクリーモバンドの5thアルバム。


アルバムを重ねつつも決して丸くなる事無くそれなりのメタリックさ、絶叫をキープする
カナダはオンタリオ出身の王道を行くスクリーモバンド通算5作目のアルバムである!
本作よりHopeless Recordsに移籍したようでますます勢いに乗りそうな感じでその勢いが
余ったのか
本作はデモテイクアコースティックヴァージョンなどを含め何と
18曲入りの大盤振る舞いとなっておる!

1曲目は早速なかなかにメタリックなムードを携えたバンドサウンドで始まるもその後は絶叫こそ
スクリーモだがそれ以外はメロコアムードプンプンの疾走感、青臭いヴォーカルが聴け
軽快なノリを見せるファストチューンだが後半はスローになりそれなりに壮大なムードを放つぞ。
2曲目はアップテンポ寄りでスクリーモらしさを増しギターはツインリードを披露し絶叫も
勿論聴けるがクリーンVoのメロディーがかなりキャッチーである!3曲目はほの暗さを放つ
クリーンギターで幕を開けマイルドなバンドサウンド、クリーンVoも登場、サビはちょいと
明るくなり
キャッチーさも出てくるぞ。後半は僅かにメタリックさを増しビートダウンではないが
それに近いパートも顔を出すのう・・・。4曲目はメタルコアに接近したリフ、絶叫シャウトで
アグレッシヴに疾走しつつクリーンVoは実にキャッチーなメロディーを歌うメタラー好みの
ファストチューン
である!後半ではビートダウンに何とブラックメタルライクなトレモロリフが乗り
ただのありがちモッシュパートに陥らない工夫が施されておる!5曲目はマイルドなクリーンVo、
クリーンギターも目立った穏やかなバンドサウンドが聴けるバラード寄りの曲。サビは盛り上がりを見せ
パワーバラードの様相を醸し出し後半ではシャウトも顔を出すぞ。6曲目はパンク然とした
軽快なバンドサウンド
にいきなりの絶叫が乗るアップテンポ曲。メロコアに近い曲調だがサビはやはり
哀愁を感じさせるフックがあるな。後半は憂いを増したムードで絶叫も入り混じりエモいのう・・・!
7曲目はいきなりのシャウトで幕を開け疾走、メタリックなリフ、ビートダウンも聴けるアグレッシヴな曲だ!
クリーンVoはやはりキャッチーで中盤のコーラスに乗る絶叫、クリーンVoもまたエモーショナル
その後ビートダウンも登場する!8曲目はクリーンギターを交えたバンドサウンドがパンク的な
ムード
を放ち軽快に疾走するメロコア系の曲でヴォーカルもまさにそんな感じだが何と
ギターソロも登場し速弾きではないがそれなりに手数多いフレージングを弾いておる!9曲目は淡々としたムード
ギターが刻まれヴォーカルも呟くように歌いそしてまったりムードを引き継ぎつつバンドサウンドが
顔を出すミドル曲。10曲目は威勢のいいシャウトで幕を開けるもメタリックでもなければ疾走もしない
淡々としつつパンキッシュな空気を感じさせるミドル〜アップテンポ曲。11曲目はチープさのある
リードギター
が聴け勢いがあるもメタリックではなくパンク寄りだな。12曲目はクリーンギターが
どこかブルージーとすら言えそうな響きを放ちこれまた淡々としたムードを放つスローテンポの
パワーバラード系
だ。13曲目以降はボーナストラックのようなモンで本作収録曲のデモ及び
アコースティックヴァージョン
等が収録されている。


ちょいとメタリックさが失せメロコア、エモに接近した印象のある曲がチラホラ目立つが
本質が失われたわけではなくキャッチーさの強いセンスあるメロディーも絶叫シャウト
当然健在でメタルコア彷彿のキラーチューンもバッチリあるぞ!まぁ元々そこまでメタリックで
へヴィなバンドではなかった
しな・・・!




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満足度 80% お気に入り曲 Sacrifice、Intervention、The Artist







"This Is How The Wind Shifts"




カナダ出身のスクリーモバンドの6thアルバム。


数多くのスクリーモバンドがアルバムを重ねる毎に丸くなっていき絶叫をやめたり
ハードさ、メタリックさを失いただのエモ、オルタナ化していってしまう
頑なにスクリーモサウンドを貫き通す、スクリーモ界の良心と言うべきバンドによる
通算6作目の最新アルバムである!本作もその音楽性が大きく変化するような事は無く
そこまでゴリゴリにメタリックでは無いがハードさをしかと備えたタイトなバンドサウンド、
絶叫とクリーンを忙しなく交互に放り込むヴォーカル
と、メタルコアになり切らない
スクリーモの王道をしかと貫き通しておる!


1曲目から早速これまでと変わらない絶叫、クリーン入り乱れたカオティックさも
内包する王道のスクリーモサウンドを展開!
バンドサウンドもメタルコアになり過ぎない
範囲
でなかなかにハードさを放ち、ビートダウン風のパートクリーンギターによる
穏やかなパートも取り入れられておるな・・・!
中盤以降はシンガロング風のコーラス
顔を出すぞ。2曲目もミドルテンポでギターが多少のカオティックさを見せつつも
キッチリとスクリーモしてくれておる!3曲目はワイルドなノリの良さを放つ
ギターリフ
が聴けヴォーカルも絶叫とクリーンを交互に披露、サビは非常にキャッチーで
悪く言えば売れ線
かも知れんがテンションの高いシャウトを決してやめない所が
好感持てるのう!4曲目はアトモスフェリック系の音作りが穏やかなムードを醸し出し
クリーンVoがエモーショナルさを放つ短い曲で、5曲目は明るめのキャッチーさを演出する
ポップ系のエモバンドに接近した曲調になるぞ。サビはハードな中にポップな
ノリの良さ
があるが中盤は絶叫も登場!ラストもビートダウンで硬派に締めるぞ!
6曲目は穏やかなクリーンギタークリーンVoメロウさを放ちキャッチーかつ
エモい叙情性
も醸し出しておるのう・・・!シャウトが無くともこういう曲調は良いな。7曲目はこれまた
クリーンギター、クリーンVo穏やかさを見せる短い繋ぎで、8曲目は重苦しいベース、
引き摺るようなギター
ドゥーミーな質感を醸し出しヴォーカルも絶叫を披露、
スローテンポで退廃ムード
を演出するスローコア的な曲調だ。9曲目はワイルドな
ギターリフ
が聴けるがサビは相当にキャッチーエモい湿り気もあるぞ!
10曲目もノリの良い軽快なアップテンポチューンでヴォーカルも絶叫でまくし立てるが
エモい湿り気、キャッチーなクリーンVoもしかとあるのう・・・!11曲目は重苦しい音作り
エモいクリーンVoが乗る短い繋ぎで12曲目はメロウなクリーンギターで幕を開け
クリーンVoも乗り淡々としたムード哀愁を醸し出すバラード系の曲だ。
13曲目はメロコアとエモの中間のようなムードで疾走、ブリッジで早くもビートダウンになり
絶叫も聴ける辺りはしかとスクリーモしているがサビは相当にポップである!
14曲目はテープ逆回転を交えたノイジーな出だし気だるいクリーンVoが乗る
バラード系のシンプルなスロー曲。


ちょいカオティックめのギター絶叫、クリーンVoが忙しなさを見せる王道の
スクリーモ
に加えエモ寄りの楽曲も目立っておりなかなかに幅広いスタイル
見せているが、今回エモ系の楽曲が相当キャッチーになっているのが印象的で
仮に脱スクリーモしたとしても本作のような憂いを内包したフックあるメロディー
聴けるなら個人的にはアリかも知れんな・・・!まぁそういう方向性は他のバンドが
やる
だろうし、彼らには今後も王道のスクリーモを徹底的に追求して頂きたいモンじゃて・・・!




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満足度 82% お気に入り曲 Stand Amid The Roar  Massachusetts  Hide Your Secrets  California







"I Am Alive in Everything I Tou"




カナダ出身のスクリーモバンドによる7thアルバム。


最早メタルコア、ポストハードコアばりにゴリゴリなヘヴィさを身に着けるか、
もしくはスクリームを廃しただのエモと化すかの二者択一なスクリーモシーンにあって
今なおエモでも無ければメタルコアでも無い、王道のスクリーモサウンドを追求する、
スクリーモ界の良心的バンド
による7作目のアルバムである!本作もまた音楽的には
スクリーモらしい、非デスVoな喚きシャウトを交えた王道スクリーモなんだが、前にも増して
エモい穏やかさが増強された印象もあり絶叫以外はほぼエモと言えるかも知れんな・・・!

1曲目はSEによるイントロで、2曲目はエモい穏やかさ、マイルドさが目立ちつつも
決してスクリームを無くさない姿勢が見て取れる軽快な曲調となり、3曲目もまた喚き立てる
スクリーム
を導入しつつもエモらしい穏やかさがあるが、4曲目はヘヴィ寄りのギター
聴けるもやはりゴリゴリにはならず、あくまでも昔ながらの王道スクリーモを踏襲しているな。
5曲目はメタリックさを増し軽快かつワイルドなノリの良さも見られ、それでいてサビの
クリーンVoはかなりキャッチーだな・・・!6曲目は淡々とした穏やかなクリーンギターが聴ける
アトモスフェリック風のバラードで、7曲目はハードコア然としたムードを放つ疾走チューンとなり
頭の悪そうなリフがいかにもパンキッシュだが、サビはキャッチーさが見られるのう・・・!
8曲目は細かいギターの刻みが聴け焦燥感を放ちつつも淡々とした感じで、サビがまたやけに
キャッチーだな。9曲目はポップパンク的な空気を醸し出すも、淡々とした落ち着きがあり
そこがエモでもあるな。10曲目は絶叫、メタル寄りのギターが聴けるも基本はやはりスクリーモであり
決してメタルコアのようなゴリゴリ感は無く、疾走もせず淡々とした展開を見せるのう・・・!
11曲目は軽快なリズムでギターもメタルコアに近いハモリを見せているが、やはり基本は
ライトな音作りでヘヴィさは無くそれでいてなかなかにドラマティックでもあるな・・・!
12曲目はアコギ弾き語りバラードだが、途中からチェロの音色に加え後半では
バンドサウンドも顔を出すぞ。


決してスクリームを無くさないスクリーモだが、過去作以上にメタリックさが減退
もはやスクリーム入りのエモと呼べそうな段階まで来ているんだが、そもそもエモに
絶叫を入れたのがスクリーモ
なんで本作くらいの穏やかな音作りでもスクリーモとしては
正しいと言える
だろうか!?むしろメタルコアと区別付かないヘヴィ過ぎる最近の
スクリーモ
のほうが邪道かも知れんな・・・!?ちょいと落ち着き過ぎな印象もあるが、
ライトで軽快な非メタルな王道路線のスクリーモを求める層には受ける1枚だろう。




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満足度 77% お気に入り曲 Face Of The Earth  Buried At Sea
Je Me Souviens







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