SIAMESE







"Siamese"




デンマーク出身のシンフォニックエモ/ポストハードコアバンドによる3rdアルバム。


元々はSIAMESE FIGHTING FISHなる名前で活動しており、その後改名した経歴があるバンドで、
2012年には母国でベストロックバンドに選ばれた事もあるらしく、本作は2015年に
リリースされた通産3作目のフルアルバムである。音楽的には伸びやかなハイトーンVo
歌い上げるエモ、ポストハードコアとなっているが、ヴァイオリン奏者が専任メンバーとして
在籍しており、シンフォニックな壮麗さを演出しつつ同時にソウルファンクからの影響や
プログレッシヴロック的な側面も見せており、ヘヴィさは無くそこまでハードと言う程でも
無いんだが、演奏はテクニカルな面があり楽曲的にもかなり練られた印象があるだろうか!?

1曲目はシンフォニックさを放ちつつそこそこハードなエモで、Voが伸びやかなハイトーンで
歌い上げておりコーラスも美しく、2曲目はややプログレ寄りのリズムワークにコーラスが
顔を出し、ライトなキャッチーさもあるな・・・!3曲目は軽いギターストリングスが
シンフォニックさ
を放ち、軽快なエモさも見られ4曲目はピアノ、クリーンギター
穏やかさを演出、バラード寄りの曲調でコーラスがまた美しいな。5曲目はファンク的な
ギターのカッティング、ホーンっぽいシンセ
が登場、6曲目はエモに接近した軽快さがありつつ
オシャレな印象もあり、7曲目は穏やかなマイルドさのあるオシャレなバラード風で、
8曲目もライトなギターオシャレな穏やかさを演出、ヴァイオリンコーラスは美しいな。
9曲目は本作としてはヘヴィ寄りだが、メタリックさは皆無でプログレ的なリズムも登場、
ラスト付近で本作初のグロウルも聴けるぞ。10曲目はファンク的かつプログレッシヴなリズムが
マイルドな穏やかさを演出、地味に女性Voも顔を出し11曲目はR&Bテイストが見られる
大人しく穏やかなバラード系だな。


ヘヴィさの無いライトなバンドサウンドによるキャッチーなエモを主軸としつつ、
そこにヴァイオリン奏者による生のストリングスがシンフォニックさを放ち、
テクニカルな演奏からはプログレ的なアプローチが見られ、芸術性の高いエモ
聴かせてくれるんだが、この手のエモでよくあるシアトリカルなドラマティックさ、
大仰なクサさ
は薄く、あくまでも根底にあるのはライトでキャッチーなエモだな。
その分オシャレ寄りの穏やかさも目立っており、クサめの劇的さを求めると
肩透かしになるかも知れんが、ヴァイオリンやコーラスは十分に美しいのう・・・!




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