SHORES OF NULL







"Quiescence"




イタリア出身のドゥーム/ゴシックメタルバンドによる1stアルバム。


ローマから登場したバンドによるデビュー作で、音楽的にはヘヴィで重苦しく
ドゥーミーなゴシックメタル
だが、スローテンポのみでは無く意外にも軽快な
が見られ、Voはグロウルもあるが大半を占めるのは朗々と歌い上げる
なかなかに巧いクリーンVo
で、得てして雰囲気モノになりがちなこの手の
ドゥーム系ゴシックメタルの中でも楽曲、メロディー重視な感じで
なかなかに好印象なバンドである!

1曲目はノイジーで重厚なギターが聴ける重苦しくメランコリックなイントロで、
2曲目は意外にも軽快なノリが見られつつ叙情的なリードギターが登場、Voは
グロウルも聴けるが怪しく朗々と歌い上げるクリーンが大半を占めており、
3曲目もメロウで細かいギターが憂いを放ちクリーンVoも聴け、4曲目はリフの質感や
クリーンVo等どこか浮遊感が漂っており、それでいて叙情的なギター、軽快なリズム
見られるぞ。5曲目は何とトレモロ、ブラストで疾走!ブラックメタル的だがメロウさも強く、
スローパートも目立っているな。6曲目は気だるい退廃感を放つスロー曲。7曲目もまた
退廃的なノイジーさを放つリフが怪しいスロー〜ミドル曲。8曲目はノイジーなギターと共に
疾走しており、ストロングな勢いを感じさせさらにブラストも聴けるぞ!9曲目はダーティーな印象のある
禍々しい感じのミドル曲。10曲目はギターリフが憂いを放ち軽快なノリも見られる
メロディックブラックと叙情ハードコアの中間と言えそうな曲調だな。


中期〜近年のPARADISE LOSTの系譜に位置する、シンフォニックでも無ければ
女性Voも無い、ドゥーミーで重厚な、硬派なタイプの男Voドゥーム系ゴシックで、
ヘヴィではあるがモダンでは無く、Voもグロウルを部分的に交えつつ大半は
怪しくも朗々としたクリーンVoとなっており、細かいリードギターもメロウさ、
叙情性
を放ち、テンポもスローばかりでは無く軽快な疾走感も顔を出し、
上記したようただの雰囲気モノに陥らない、楽曲の良さで楽しめる1枚である!
フィメールシンフォゴシックに食傷気味なメタラーにオススメのバンドだな。




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満足度 82% お気に入り曲 Kings of Null  Night Will Come
Ruins Alive  Time Is a Waste Land







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