SHEAR







"Breaking the Stillness"




フィンランド出身の女性Voモダンメタルバンドの1stアルバム。


史上最低レベルのキャッチコピーがバンドの価値を著しく下げている事で多くの
メタラーのヒートを買った(!?)
女性シンガーをフロントに配したフィンランド産の
若手バンド
である!嬢メタルなんてクソみたいなブームも今のうちだけだろうが、
まぁそれはさておき音楽的にはデジタル系のシンセが目立った軽めのメタルコア風
へヴィ過ぎないいかにも今風のモダンメタルといった所だがデスVoやビートダウンは無く
あくまでもバンドサウンドの基本がイマドキっぽいだけである!女性シンガーの声質は
かなりハスキーなタイプでかつてのキンバリー・ゴスを思わせる部分も微かにあるが
上手いという訳ではなく所々ピッチが怪しかったり無理矢理声を捻り出しているような
印象があるのう・・・!ちなみにメンバーが何気に名の知れたプレイヤー揃いとなっており
現AMORALのドラマー元OMNIUM GATHERUMのベース、元IMPERANONのギター
バックを固めておりここら辺の人選が音楽性にも影響を与えているのだろう・・・!

1曲目はデジタル系のシンセがいかにも今風なムードを醸し出しライトさのある
メタルコア的バンドサウンド
も登場、アップテンポで展開しハスキーな女性Voが
荒々しく歌い上げ
中盤でギターソロも顔を出すぞ。2曲目はピアノで幕を開けモダン寄りかつ
正統派のムード
も漂うリフが緊迫感を演出、電子音シンセを交えつつノリの良い
リズムで展開
しギターのカッティングも軽快でタッピングを聴かせるギターソロ
適度に技巧を見せつつコンパクトに弾いている印象があるな。3曲目はどこか
怪しげなエキゾチックさを見せつつもギターがテクニカルなフレーズを披露、やはり
シンセがスペイシーなムードを醸し出しつつもアップテンポでなかなかにドラマティックな
アレンジ、展開を見せておるのう・・・!
途中ギターソロにベースソロも顔を出すぞ。
4曲目はベースに始まりシンセと共にアップテンポになりその後はヴォーカルも含めて
気だるいムードが演出される
ミドル曲。ピコピコしたシンセも目立っているな・・・!
5曲目はトランス系の音色のシンセが聴けミドルテンポで淡々と展開、エモさのある
曲調で全体的にシンセがいい仕事をしていると言えよう・・・!6曲目はスペイシーな
緊張感を放つシンセ
が印象的でヴォーカルメロディーはどこかエキゾチックな怪しさ
醸し出しリフ、リズムもそんな感じである!ギターソロ後はベースにアコギが
穏やかなフュージョン系のムード
を演出しなかなかに面白いな。7曲目はアコギ、シンセ
叙情的なアトモスフェリックさを見せヴォーカルも気だるさを見せる
メロウ寄りの曲
だが途中からバンドサウンド、デジタルシンセが目立ち始めるのう・・・!
ギターソロは泣きのフレーズを弾いているがアレンジの影響もありどこか
フュージョンライクな印象
があるな。8曲目はドラマティックさのある大仰なフレーズを弾く
シンセ
に始まり疾走を期待させるも実際は淡々としたミドル曲プログレメタルに通じる
緊迫感
も放たれているな・・・!メロディーを奏でるシンセソロも後半で聴けるぞ。
9曲目はなかなかに大仰なリフで幕を開けアップテンポで展開、ミステリアスさ
内包しつつも判り易いキャッチーさを感じさせるのう・・・!中盤はアトモスフェリックな
空間系シンセ
ベース、ヴォーカルだけになり雰囲気モノの要素も垣間見せるぞ!
10曲目は渋さのあるアコギに始まりモダンさのあるリフが登場、本作中最もワイルドで
邪悪なへヴィさ
を感じさせるもマイルドな箇所もあるな。中盤もモダンさのある
乾いたリフ
が聴けヴォーカルも荒々しいハスキー声でシャウトするぞ!


いかにもイマドキらしい近代HM/HRデジタルシンセへヴィ過ぎないメタルコア、
スクリーモタイプのバンドサウンド
がなかなかに緊迫感を見せておりヴォーカルも
上手くは無いが媚びも無いハスキー系で印象は良いな。まぁこれといった個性は
あまり無い
キャッチー寄りの音楽性ではあるがそこまでメロディーにフックが
あるわけでも無い
ので今後この辺を改善すればさらに良くなるだろう!決して
クオリティーは低くは無いのでこの手のイマドキ系が好きならオススメである!




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満足度 78% お気に入り曲 In Solitude  Scorched  No Way Out







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