SHADOW GALLERY







"SHADOW GALLERY"




アメリカ出身のプログレッシヴハードロックバンドの1stアルバム。


速弾きギター専門レーベル、シュラプネル主催のマイク・ヴァーニーが
設立したプログレレーベル、マグナ・カルタからリリースされた
アメリカ産叙情派プログレッシヴHRバンドのデビューアルバムである!
音楽的にはシンセとギターのユニゾンおよび掛け合い、
リリカルなピアノの旋律、そしてNEW TROLLSというか
QUEENを彷彿とさせるコーラスワークが大きな特徴で曲調は
基本的に穏やかで明るくもどこかファンタジックな
浮世離れした色合い
を醸し出しておりクサメタル的ではないが
プログレにテクニックではなくドラマティックさ
求めているタイプのリスナーなら本作の時点で十分
楽しむことが出来る
だろう!2曲目ではフルート
登場し途中からアップテンポになりアメリカンHR的な
色合いを醸し出し3曲目はどこかほの暗い陰りを帯びた
シリアスさがあるな。4曲目は珍しくメタリックなリフで始まるが
やはり基本は明るいプログレである。後半は疾走だ!
5曲目はQUEEN色濃いコーラス様式美ネオクラギター
舞う美味しい所取りの曲である!6曲目もネオクラ速弾きギター
幕を開けかなりクサい、お城系のファンタジック叙情メロディーが聴ける
ドラマティックなプログレチューンだ!そして7曲目は
17分に及ぶ大作でフルート、コーラスが叙情的な雰囲気を演出し
メロディーは非常に美しいのう・・・!冗長さもあるが透明感
満ちており人によって評価の分かれそうな曲である!


音質はかなりスカスカで悪く特にパーマネントなメンバーが
この時は居なかったからか打ち込みのように聴こえる
ドラム
が大きな欠点でヴォーカルも妙に怪しい癖があり
本作の時点ではまだまだB級プログレハードだがギターは
かなりバリバリと速弾きを披露しており強引さはあるが
メタラーの耳を引く要素があるな。基本は明るいが
所々にファンタジックさ、ネオクラシカル的な
フレージング
が飛び出しそこら辺が実に美味しいのう!本作以降はより
メタリックさを増したプログレメタルとなるが
本作は音の軽さ、シンセの比重と相まってそこまでハードではなく
マイルドなプログレッシヴロックとして楽しめるのう・・・!




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満足度 80% お気に入り曲 Mystified、Questions at Hand、
The Final Hour、Say Goodbye to the Morning







"Carved in Stone"




アメリカ出身のプログレッシヴハードロックバンドの2ndアルバム。


のちの後続群に多大な影響を与えたプログレハードの
名盤
と称される2ndアルバムである!曲と曲の間を
短い小曲で繋ぎ曲間を無くす手法は特に有名で
BLIND GUARDIANSYMPHONY Xも取り入れていたなぁ・・・!
叙情的ではあるがスカスカだった1stとは異なり
勿論へヴィというわけではないがプロダクション的に
マシになった分ハードロック的な質感が強化され
叙情派プログレのソフトタッチなマイルドさとHR/HMの
キレ、強靭さ
を兼ね備えた音作りに仕上がっているな。
クセのあったヴォーカルも上手くなっているぞ。

テクニックよりもドラマティックさ、エモーション、
叙情性
を優先した、技巧のためではなく楽曲のために
構築された
アンサンブル、バンドサウンドのみならず
前作同様クラシカルでドラマティックなピアノ、
アコギ、シンセやフルートも聴けQUEENの影響を感じさせる
美しいコーラスワーク
も実に聴き応えがあるのう・・・!ダークで
ミステリアス
な雰囲気を持ちQUEEN的なコーラスワーク、テクニカルなギターソロも
聴けるシリアスなプログ・ハードの1曲目、QUEENSRYCHEっぽい質感を持った3曲目、
バラード的な色合いが濃くメロディーが非常に美しい5曲目、
緊迫感ある演奏が聴けギターソロの掛け合いが非常に
テクニカルかつ劇的でコーラスも美麗な7曲目、いつになく
明るくアグレッシヴなプログレメタル要素が押し出された9曲目、
QUEENの影響が感じられるコーラスが美しい、フルートも聴ける
透明感あるバラードの11曲目、多少のアグレッシヴさ
出しつつもコーラスがQUEEN的に絡みクラシカルなシンセ、ギターフレーズも聴け
様々な展開を見せる大作の13曲目と前作と比べてよりハードロック的な質感を増し
相変わらずダレを覚えつつフワフワしたファンタジックな
プログレハード
が堪能できるぞ!そしてシークレットトラック
壮大なシンセが鳴り響くアトモスフェリックなシンフォニック曲が収録されている。


基本はやはり明るいプログレで、技巧ではなく叙情を
追求
した音作りは昨今のアグレッションを持ったバンドに
慣れた耳で聴くと大人しい印象が強いがそれでも
部分部分で顔を出すテクニカルなソロパート緊迫感十分である!
ただ洗練はされたがその分前作にあったヨーロッパのバンドに通じる
クサさは減退し良くも悪くもアメリカのバンドらしい
カラッとした雰囲気
も出てきておりその辺で評価が
分かれる
やも知れんのう・・・!今も1stを強く支持する熱心な
ファン
は多いと聞くがそれも頷ける話じゃて・・・!




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満足度 80% お気に入り曲 Don't Ever Cry, Just Remember、Warcry







"Digital Ghosts"




アメリカ出身のプログレッシヴハードロックバンドの6thアルバム。


2008年にオリジナルシンガー、マイク・ベイカーが死去し
バンドは危機を迎えたが新たなシンガーを迎え入れ
心機一転して放つ6作目の最新フルアルバムである!
多くのプログレメタルバンドがアルバム重ねるたびに
へヴィな要素を取り入れたり打ち込みリズムをやったりと
方向性が変化していく中彼等はこの現代にあって
初期の頃から脈々と受け継がれしドラマティックで
美麗なファンタジックプログレハード
をプレイしている!
QUEENに影響されたコーラスワーク、現代のプロダクションで
クリアになりつつも決してへヴィにはならないマイルドな
バンドサウンド、ギターフレーズ、いかにもプログレな
シンセの音色、明るい雰囲気
など見事に昔のままである!
ちなみに本作には複数のミュージシャンがゲスト参加しているようだ。

1曲目は怪しいシンセで始まりタイトなギターフレーズが聴け
QUEEN的なコーラスワーク、ドラマティックなフレーズも
昔のままである!インストパートも妖しさを出しつつ
見事に往年のプログレハード的スタイルだ!後半の劇的極まりない
大仰なコーラスも実に美しいのう・・・!そのままシンフォニックに
繋がっていく2曲目は多少へヴィさを取り入れたかと思わせる
リフが聴けるも実際はやはり軽めの音でスタイルを崩すような
ものではない。ギターのオブリも相変わらずテクニカル
途中爬虫類っぽいクセのあるシアトリカルな歌唱、
さらにハイトーンシャウトも聴けるぞ!後半のハモンド、シンセは
まるでファイナルファンタジーのようだ(爆)。3曲目は
クリーンなギターが聴けヴォーカルが切々と歌うメロウな曲。
途中からバンドサウンドが入りミステリアスな雰囲気を持った
コーラスも聴けるぞ。後半はシンセソロプログレ風味を
醸し出す
展開になる。4曲目は暗い雰囲気でアグレッシヴな
演奏が聴けリフもへヴィではないがダークだ。疾走もするが
ヴォーカルが入るとスローになりシンセがいかにもプログレハード
広がりのある明るさを演出する。後半のシンセフレーズは
どこか中東風だな。そのままパーカッションで始まる5曲目は妖しさを
引き摺りリフは暗いのにヴォーカルはどこかノリが良くコーラスは
明るい
のがミスマッチで面白いな。中盤から疾走しプログレ的
インタープレイ
が炸裂し分厚いコーラスも登場、ちなみにゲストであの
ラルフ・シーパーズが参加しているぞ!6曲目はバンドサウンドと
ピアノに導かれ往年の彼等らしい明るい天上のプログレハード成分に満ちた
雰囲気を持っているぞ!シンセの飛翔感が非日常である!中盤の
コーラスもファンタジックで美麗じゃのう・・・!その後のピアノ、
クリーンギターはジャジーさのあるアレンジだ。7曲目は
切々としたコーラスが聴ける物悲しいクラシカルな
バラード系
で始まりピアノもリリカルで美しく、ギターソロは
QUEENっぽさ満点のオーバーダブでその後盛り上がり
タイトなプログレハードと化すぞ!


ジャケこそダークな雰囲気になりへヴィになったか?
思わせておいて実際は昔のよさをそのまま今に受け継ぐ
安心のSHADOW GALLERYスタイル
である!新たなヴォーカルも
音楽性に合っており違和感を感じさせず巧く歌っているな。
特に新鮮さは無く従来どおり、マンネリと取れなくも無いが
今の時代にこのサウンド逆に貴重じゃのう!
メロディー、展開、シンセの音色にファンタジックな雰囲気と
彼等のようなバンドが日本のゲームサントラに与えた影響は
あまりにも絶大で往年のファミコン、スーファミ世代が
懐かしい気分になってしまう
アルバムでもある!(爆)
かつてのプログレッシャーのみならずゲーム世代にも
オススメの1枚
だ!これ聴いてゲームセンターCX、
課長オーン
しようぜ!(爆)




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満足度 80% お気に入り曲 With Honor、Venom、Gold Dust、Haunted







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