SHADE EMPIRE







"Sinthetic"




フィンランド出身のシンフォニックブラック/メロディックデスメタルバンドによる1stアルバム。


1999年に結成されたバンドで、本作は2004年にリリースされた
彼らのデビューアルバムとなっており、今は無き日本のクサメタルレーベル、
サウンドホリック
のよりマニア向けの、HIDDEN MANIACS SERIESから国内盤が
リリースされた
事もある・・・!音楽的にはシンセオーケストレーション
大々的に目立ったシンフォニックブラックだが、部分的にデジタル的な面
顔を出し、バンドサウンドはかなりチープでB級感満点だが、ブラックメタル
言うよりも時にメロデス的な空気も放っているだろうか!?

1曲目から早速北欧然とした冷たさを放つシンセが目立ち、軽いバンドサウンド、
貧弱な喚きグロウル
ブラックメタル的な印象を放つのう・・・!2曲目はさらに大仰な
シンセオーケストレーション
が目立ち、ブラストと共にピコピコシンセも聴けるぞ。
3曲目はよりデジタル的な面が目立ちつつ北欧らしい印象があり、ピアノと共に半端に
クリーンVoも顔を出すぞ。4曲目もシンセ主体な感じで厳かなクワイアも微かに登場、
5曲目は80年代っぽいシンセが聴けつつもブラスト、トレモロがブラックメタル的で、
6曲目はギターリフ等多少のメロデスっぽさが見られつつブラストも登場、7曲目は北欧らしい
冷たさと共にホラー的かつクサめなシンセが聴ける軽快な曲だな。8曲目はブラストを交え
煌びやかなシンセも顔を出し、後半は単調でややダレるな。9曲目は壮大な印象
アウトロ的なスロー曲だ。


壮麗かつ北欧的な冷たさを持ったオーケストレーションを大々的に導入した
シンフォブラックと言えば聞こえはいいが、そこはHIDDEN MANIACSクオリティーで、
全体的にチープでショボくB級な空気が漂っており、ブラックメタルの軽さ
言うよりもB級メタルの軽さなのが悪印象だし、シンセが目立ち過ぎて
ギターが全然主張していない
のはHM/HRとしてどうかと思うぞ。同じシンセでも
デジタル系のピコピコした音も目立っており、そこが好悪分かれるだろうな・・・!
個人的にもピコピコ系は好きじゃないんで不要である!




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満足度 72% お気に入り曲 Pain & Pleasure  Ja Pimeys Laskeutui







"Intoxicate O.S"




フィンランド出身のシンフォニックブラック/メロディックデスメタルバンドによる2ndアルバム。


ショボいながらも北欧情緒漂うシンセが目立ち、前作は日本盤も一応リリースされた
フィンランド産シンフォニックブラックメタルバンドによる通産2作目のアルバムである。
前作が全体的にチープ極まりない音作りで、シンセもシンフォニック系のみならず
ピコピコ、デジタル系な印象が強く半端さが目立っていたんだが、本作は方向性に
変化が見られ、プロダクションがかなり向上しておりチープさが消滅、同時に
ブラックメタル要素も減退し、シンセもピコピコ、デジタル系がメインになり
シンフォニックさは消滅してしまったものの、エクストリームメタルとしてかなりの
成長を研げており、クサメタラーには喜ばれないだろうがエクストリームメタラーには
喜ばれるであろうサウンド
に仕上がっているな・・・!ただVoはグロウルのみならず
かなり怪しく胡散臭い、シアトリカルな呻き声を多用するようになり、癖の強さが
受け付けないリスナーも多い
だろうか!?

2曲目はギターに始まり勢い良くブラストで爆走!それでいてVoがかなり胡散臭く
シンセも怪しげ
だな・・・!2曲目はモダンなヘヴィさ、ソリッドさが見られる
ストロングなミドル曲で、3曲目はヘヴィでアグレッシヴかつデジタル系の
シンセ
に続きエキゾチックな面も見られるアップテンポだな。4曲目はシンフォニックさ
見られつつやはりヘヴィなソリッドさがあり、メロデス的なリフブラストに続き
ダミ声クリーンVoも顔を出すぞ。5曲目はシンセがかなり目立ちつつもヘヴィな疾走感があり、
6曲目はクワイアに始まりミステリアスなヘヴィさを放つミドル曲。7曲目はエレクトロニカ要素
目立ちつつもブラストで勢い良く爆走!8曲目はシンセ、ピアノがシンフォニックさを放つ
優雅で壮大かつヘヴィなインストのスロー曲。9曲目はヘヴィかつノリの良い疾走曲で、
シンセも目立ちダミ声Voも登場するぞ。


チープでショボいB級シンフォブラから一転し、モダンでソリッドな洗練された
近代的エクストリームメタル
と化しており、上記したようシンフォニックさ、
クサさは無くなってしまい、
世間一般の評価は前作のほうが高いらしいんだが、
前作があまりにもショボ過ぎたのと、デジタルシンセが目立ちつつも
イマドキ系メタルコアでは無いんで、チャラい印象が無くシリアスなのも相まって
個人的には本作のほうが好みだな。ギターソロが無いのが大きな欠点だが・・・!




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満足度 79% お気に入り曲 Slitwrist Ecstasy  Chemical God
Rat In A Maze  Embrace The Gods Of Suffering  Hatefeast







"Zero Nexus"




フィンランド出身のシンフォニックブラック/メロディックデスメタルバンドによる3rdアルバム。


1stではチープながらもシンセオーケストレーション主体のシンフォブラックで
クサさを披露、2ndでは方向性を変え一気に洗練されるも、エレクトロニカで
モダンな方向
を向き、クサメタラーからの支持は失ったものの、1stがあまりにも
ショボかった
が故、デジタル系を好まない俺にしては珍しく2ndのほうを気に入った・・・!
続く3作目の本作もまた2ndの流れを汲んだ、モダンでアグレッシヴかつデジタルな
エクストリームメタル路線
なんだが、所謂今風のチャラさ、ミーハーさが見られず
インダストリアル寄りのシリアスさを感じさせてくれるのが個人的に嫌悪感を
抱かず楽しめる要因
だな・・・!さらに一部の曲では1stに通じるシンフォニックさ
戻って来ており、エレクトロニカ嫌いにもアピール出来るかも知れんか!?

1曲目はインダストリアルかつモダンなヘヴィさが見られ、喚きグロウルと共に
アグレッシヴに疾走!サビは微妙なクリーンVoも顔を出し後半ではピアノも聴けるぞ。
2曲目もモダンなソリッドさを放ち疾走しつつ、リフは僅かにメロデス的ブラスト
壮大なストリングス系のシンセも顔を出し、さらに女性Voシンガロング風の
ダミ声
も聴けるぞ。3曲目はヘヴィなミドル、スローテンポで壮大なオーケストレーションも登場、
途中僅かにブラストも顔を出し、珍しくギターソロもあるな。4曲目はエキゾチックな
壮大さ
を演出、ダミ声寄りの怪しいクリーンVoも聴け、5曲目はヘヴィでストロングな
ノリを放つアップテンポでブラストも登場、シンセの質感は1stに近いだろうか!?
6曲目もヘヴィなバンドサウンドにシンフォニック寄りのシンセが乗るミドルテンポで、
怪しく微妙なクリーンVoも顔を出すのう・・・!7曲目はヘヴィでありつつ怪しい
穏やかさ
も見られ、シンフォニックさもあるがこれまた胡散臭いクリーンVoが聴けるぞ。
8曲目はクワイアヘヴィで細かくノリの良いギターリフが聴け、ブラスト
顔を出しシンフォニックさも強いな。9曲目は10分近くある大作で、クワイアに始まり
ヘヴィでストロングな疾走感を放つが、中盤は怪しいスキャットVo入りの
ミドルテンポが続き単調な印象もあるか!?さらにアダルトなサックスソロまで
顔を出し、かなり唐突でミスマッチもいい所である!


2ndの流れを汲んだ、エレクトロニカ要素を導入したモダンでソリッドな
エクストリームメタル
となっているが、上記したよう今風のチャラめな
メタルコア、ポストハードコア
と異なり、軽薄なミーハーさ、売れ線の
ポップさが無く、
終始シリアスなアグレッションを重視しているのが
俺でも楽しめる要因だろう!デジタル系メインには違いないが、
前作よりかは1st寄りのシンフォニックさが見られたりもするんだが、喚き系の
吐き捨てVo
がとにかくショボく、ストロングなソリッド感を放つバンドサウンドに
マッチしていないのが気になるのう・・・!相変わらずギターソロも無く、
欠点も見られるが前作が気に入ったリスナーなら楽しめるだろうな。




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満足度 79% お気に入り曲 9 in 1  Adam & Eve
Harvesters Of Death  Ecstasy Of Black Light







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