SEPTIC FLESH







"Sumerian Daemons"




ギリシャ出身のシンフォニック・ゴシックデスメタルバンドの6thアルバム。


禍々しいブルデスサウンドオーケストレーション、
クワイア
を挿入し話題となったバンドで本作を最後に一度解散したが再結成
最新アルバムもリリースしたようだ。ブラストで爆走する曲もあるが
THERIONに通じるゴシカルなミドル曲もあり、オーケストレーション
のみならず打ち込みっぽいインダストリアルなアレンジも使われ
ポジパン、ニューウェイヴの影響も感じさせさらにシアトリカルな
雰囲気
も持っているぞ!ヴォーカルは低音で唸るブルデスらしい
ガテラルで加工された部分もあり実に重苦しいのう!

妖しいクワイアで幕を開け打ち込みっぽいリズムが一瞬登場した後
2曲目になりブラストで爆走するデスメタルサウンドとなる!
映画のサントラを思わせるオーケストレーション、クワイアが曲を
盛り上げつつもデスメタルパートは決してメロディアスになることは無い、
メロデススタイルではなくあくまでもブルータルデスの流れを汲んだ
音作りなのが個性と言えるだろう。THERIONからゴシカルさを抜いた感じ
かもしれんな!3曲目はうってかわってミドルテンポでTHERIONっぽい
ゴシック要素
が目立ち始めるぞ!妖しい呪詛的なパートもあり
メタラーのみならずJuno Reactorのファンにもアピールするかもな!?
4曲目はソプラノ、クワイアで幕を開けサントラ風の大仰さがあり
そしてブラストで禍々しく爆走!5曲目はスラッシュメタルライクな
リフ
で始まるもクリーンなアルペジオになりスローで退廃的な、
ある意味MARILYN MANSONに通じるような雰囲気が演出されるぞ!
アトモスフェリックなサウンドも面白い。加工されたデス声も
インダストリアルっぽいな!6曲目はフィメールクワイア、チェンバロが
次第にフェードインしそしてブラストで邪悪に爆走開始だ!デス声も
実に極悪で加工された台詞のような声、クワイア、大仰極まるホーン
音などブルデスとオーケストラ、さらに電子音などが三位一体となり
聴き手を蹂躙するかのような破壊力があるのう!7曲目はワウを効かせた
ギター、気だるさを感じさせるリフ、電子音がどこかニューウェイヴ風である。
加工されたゴシカルなガテラル未満のヴォーカルもそれっぽいな。ソプラノも
登場しゴシック風味の濃い曲である。8曲目もダークで妖しいスローパートで
幕を開けるが今度はオーケストラ、クワイアが主軸のTHERION系である。
だがウネウネした電子音も聴けやはりインダストリアル系のアレンジも
施されているな。9曲目は久々にスラッシーさを感じさせるデスメタル
チューンでブラストも登場だ!途中テンポダウンもするが後半は再び
爆走するぞ!10曲目は電子音と壮大なオーケストレーション、ソプラノが
入り混じり加工デスヴォイスがサイバーさを出しインダストリアル・
シンフォデス
といった風情を醸し出すぞ!祈祷の如きソプラノも良き
アクセントとなっているな。11曲目はリードギターが再び気だるさを
感じさせるもツーバス連打、デス声が攻撃性を感じさせる曲。12曲目も
そんな感じのリードギターが聴けるがその後はブラストで爆走しデスメタルの
王道スタイル
に立ち返りクワイアも登場!13曲目はインダストリアル要素
前面に押し出され語り、ソプラノが聴け中盤からバンドサウンドと
オーケストレーションが登場し非常にドラマティックなシンフォデスとなるぞ!


オーケストラ、クワイアとブルータルデスの融合のみならず
インダストリアル系の電子音も効果的に使われニューウェイヴゴシック、
ポジパン
の影響も感じさせる風変わりなバンドである!ブルデス、シンフォ
ゴシック好きのみならずMARILYN MANSONからJuno Reactorのファンにまで
幅広くアピールできる、何気に敷居の広いバンドなのではないだろうか!?
まぁ中盤から後半インダストリアル、ニューウェイヴ系の曲が続きちょいと
ダレを覚えることも無くは無いが個性もあり面白い、質の高いバンドである!
最新作“Communion”も近いうちに手元に届くのでそっちも楽しみじゃわい!



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満足度 80% お気に入り曲 Unbeliever、Faust、
Red Code Cult、Sumerian Daemon、Mechanical Babylon







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