SEGOR







"Warmageddon"




アルメニア出身のシンフォニックブラックメタルバンドによる3rdアルバム。


BLOOD COVENANTでも活動しているSegor Erskineによる別バンドで、音楽的には
大仰なホーン系のオーケストレーションを大々的に導入したシンフォニックブラックとなっており、
ギターがこの手のブラックメタルとしてはよくあるトレモロでお茶を濁すような感じでは無く
細かく鋭いリフやオブリ、ソロ等を導入しており、曲展開も一本調子では無く練られており
好印象
だが、時折挿入されるクリーンVoがかなり微妙で、か細く弱弱しい上にピッチもアレで、
グロウル等は良いだけにそこは不要な部分だな。ちなみにブラックメタルでありながら
歌詞はクリスチャンで、アンブラックメタルの一種と言えよう・・・!

1曲目は禍々しくも大仰なホーン系のオーケストレーション、ノイジーなギターによる
イントロで、2曲目は大仰なオーケストラに高音を交えた細かいリフが聴け、鋭いオブリも
フックとなっているがかなり微妙なクリーンVoも登場、ギターソロも顔を出すぞ。
3曲目も大仰なオーケストレーションが聴けつつリズムチェンジが複雑だな。
4曲目は細かいギターと共に疾走しており、シンセも幽玄さを演出し怪しげな
クリーンVo
も登場、中盤はアンビエント風になりつつ泣きのギターが挿入されるぞ。
ハイトーンで無理に歌おうするクリーンVoは相当にヘッポコなんだが(爆)。
5曲目はストリングス、ブラストで疾走しつつホーンが大仰で、途中カオティックとすら
言えそうな面もあるな・・・!6曲目はスローテンポで荘厳さを演出しており、叙情的なパートも顔を出すが
後半はややダレるがラストで疾走するぞ。7曲目は禍々しく大仰で、ノリの良さも見られ
スウィープで始まるギターソロも登場!8曲目はここに来て唐突にバグパイプ民謡っぽさを放つ
インストで、途中からDjent風になったり疾走したりとブラックメタルらしさは皆無だが
エクストリームメタルとして聴き応えがあるな。9曲目は喚きVo、シンセのみブラックメタルだが、
ギター等バンドサウンドは普通にヘヴィなエクストリームメタル軽さが無いのが良いな。
10曲目は何故かロックンロール風の曲調になり、Voも微妙なダミ声で歌っており
ハイトーンのヘッポコさも相当なモンで、ただひたすら意味不明な楽曲である(爆)。
11曲目はストリングスオーケストラのみのインストで、12曲目はAPERTUREのカヴァーだ。
女性Vo、クリーンVo淡々と展開するのう・・・。


安易なトレモロ、ブラストで適当に済ませるバンドが多い中、ギターフレーズや
細かいリズムチェンジ、曲構成等かなりの練り込みが見られある意味プログレッシヴな
要素
すら感じさせるドラマティックなシンフォニックブラックで、
トレモロやブラストが延々と続くと眠くなってしまうリスナーにこそオススメしたい
アーティスティックなブラックメタルである!それだけに一部で顔を出す
クリーンVoの微妙さ、アルバム後半で脱ブラックメタルし
意味不明な楽曲
が顔を出すのが惜しいな・・・!




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満足度 82% お気に入り曲 The Valley of the Shadow of Death  Even when You fall
In the Presence of the Holy One  Endless Madness







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