SEBASTIAN HARDIE







"BLUEPRINT"




オーストラリア出身のベテランプログレッシヴロックバンドの3rdアルバム。


70年代から活動し僅か2枚ばかりのアルバムを世に残し76年に解散する
WINDCHASE名義1枚ほどアルバムを出し、その後時を経て94年に再結成し
ライヴを行いライヴ盤をリリースする
もその後はまた音沙汰が無くなってしまった
ここに来てまさかの新たなスタジオ盤をリリース!プログレ者を大いに騒がせた
その音楽性はまさに古き良きオールドスクールな70年代プログレそのもので、
シンフォニック系のシンセこそあれどそこまで派手にはならず、かと言ってハードさ、
メタリックさも無く
まさしく昔ながらの音作りを見せており派手さは無いが落ち着いた
泣き、叙情性
を放っておりある意味大人のプログレだと言えるだろうか!?

1曲目は穏やかで明るくキャッチーな軽めのギター、ハモンドが聴けリズムは
変拍子
だが反復要素もあり3分半を過ぎてようやくヴォーカルが顔を出すのう・・・!
2曲目もまた穏やかなムードを放つ音作りでシンセボリューム奏法を聴かせる
ギターがアトモスフェリックな空気を演出、その後はハモンドと共にテンポアップし
ノリの良さ
を見せるが決してハードにならない辺りが古き良き70年代プログレ風か!?
ギターの感触なんかまんま当時の音色である!中盤のギターソロエモーショナルな
泣き
を見せており良いな・・・!ハモンドソロもまた70年代らしいムード満点である!
後半はストリングス系のシンセも顔を出すぞ。3曲目はアコギのストロークアダルトさの
あるヴォーカル
が乗りプログレと言うよりもオールディーズ風味が漂っているな。これまた
ギターソロが泣いておりハモンドも聴けるぞ。4曲目はこれまた落ち着きのある
ギター、リズム
ストリングスが乗り爽やかさの中にメロウさを放ち
ヴォーカルも顔を出すがストリングスが無ければどこかフュージョン風か!?後半は泣きを
見せているな・・・!5曲目はプログレ然としたアンサンブルを見せヴォーカルも含めて
ロック的な要素
を放ち始めリズムも変拍子を入れつつ本作としてはワイルドさがあるな。
6曲目はアコギにこれまた穏やかかつ牧歌的な泣きを見せるギターが聴ける実に
メロディアスな曲。
哀愁バリバリではないがこの泣きのギターメロディー派なら
グッと来るものがある
であろう・・・!


テクニックよりもメロディーを最重視した叙情派プログレだがクサさや大仰さ、
ドラマティックさは無く
どちらかと言ったら落ち着いた大人の上質さ、アダルトさ
目立ったムーディーでマイルドなスタイルなんでイマドキのリスナーにはちょいと
大人し過ぎる、地味過ぎるかも知れんな・・・。だがギターの泣き、エモーションは相当なもので
CAMELのアンディ・ラティマーを彷彿とさせる繊細なプレイは特筆すべきである!
癒されたい時にたまに聴きたい大人のプログレだと言えるか!?




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満足度 73% お気に入り曲 Vuja de  Shame







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