SCAPELAND WISH







"Reason"




アメリカ出身のシンフォニックプログレッシヴロックバンドによる1stアルバム。


何気にプログレバンドも結構多いアメリカから登場した新人バンドで、本作は2000年に
リリースされたデビューアルバム
となっており、音楽的には穏やかさ、マイルドさを重視した
叙情派のメロディアスなプログレッシヴロックで、テクニックよりも雰囲気がメインとなっており
シンフォニックさのあるシンセ泣きのギターが中心となり、ヴォーカルもソフトな声質
コーラスも駆使してAORライクな空気を演出しているが、そこはアメリカのバンドだけあって
ヨーロッパ、北欧のバンドのような物悲しさ、薄暗さは無く乾いた明るさが目立っておるのう・・・!

1曲目はシンフォニックな神秘性を放つシンセが聴けるイントロで、続く2曲目はソフトな
ヴォーカル
QUEEN的な美麗さのあるコーラスが顔を出しROBBY VALENTINEを髣髴とさせる壮麗な
楽曲となるのう・・・!
3曲目は穏やかなギターが聴けマイルドなムードを演出、ベースが淡々としつつも
自己主張する中ヴォーカルも登場しメロウさ重視で展開するぞ。中盤以降はシンフォニックな
シンセが顔を出すのう・・・!
4曲目もマイルドなクリーンギター穏やかさを演出するインストで、
アコギも聴けどこか南国風味があるだろうか!?後半ギターソロが登場し速弾きに泣きも見せるぞ。
5曲目はプログレらしいリズムの上にQUEENのようなコーラスワークが乗りドラマティックさを演出、
中盤以降はピアノ叙情性を演出し男女ツインVoになるぞ。6曲目はジャズのようなムードを放つ
小洒落た音作りになるも短くすぐに終わり、7曲目は煌びやかなスペイシーさを
放つ短い繋ぎ
で8曲目はこれまた南国ライクな明るい落ち着きを見せる軽快な曲調となるぞ。
9曲目も淡々とした穏やかな曲調で、バラードと言える仕上がりだがシンセフレーズはプログレ的だな。
伸びのあるヴォーカルが上手く、メロディーも良質シンフォニックな盛り上がりも見せてくれるぞ!
10曲目はベース、ドラムがどこかファンク調のパーカッシヴさを放ち、ギターは本作中最も
ワイルドなハードさ
があり怪しさも見られるのう・・・!11曲目はアコギのストロークヴォーカルが乗り
弾き語りライクなムードを演出、12曲目は穏やかな中にファンクっぽいベース、ギターのカッティングが聴ける
淡々としたインストで、13曲目はアコギが美麗さを見せチェロの音色も顔を出すインスト。14曲目はハードロック色濃い
ギター
が盛り上がりつつもメロウな叙情性も内包したメロハー寄りの曲調だな。ヴォーカルも
久々に顔を出しピアノや泣きのギターも良いのう・・・!


技巧より叙情性、メロウさを重視しつつもアメリカのバンドらしい乾いた明るさが目立っているが、
AORライクなソフトさのあるヴォーカル、QUEENを思わせる立体的な厚みのある多重コーラス
ドラマティックさを放っており聴かせるプログレとしてなかなかに良質な仕上がり
なっているんだが、南国っぽいカラッとした明るい曲短い繋ぎの小曲がかなり多く、
この辺がどうにも蛇足に感じられてしまうなぁ・・・!QUEEN風コーラスを多用した
ドラマティックな叙情シンフォプログレ
をメインにして貰いたいモンじゃて・・・!







満足度 74% お気に入り曲 Utopia  Reason  The Heart Of The Andes
Take The Lead







"The Ghost of Autumn"




アメリカ出身のシンフォニックプログレッシヴロックバンドによる2ndアルバム。


テクニックよりもメロディアスさ、叙情性を重視したシンフォニック系のプログレで、
アメリカのバンドらしいカラッとした明るさも見せつつAORに通じるソフトなメロウさが
目立ったバンドである!
本作は2003年リリース通産2作目のアルバムとなっており、
音楽的には前作の流れを汲んだ穏やかな叙情プログレではあるが、前作よりもさらにマイルドな
まったり感
が目立っており、よりAORに接近した印象があるだろうか!?

1曲目はアコギ、ソフトなヴォーカルに始まる早速の穏やかな曲調で、9分あるが特に
劇的な要素は無く、
中盤のインストパートもテクニカルな面はあまり見せずひたすらにアダルトな
マイルド感
を放っているな・・・!後半はコーラスとギターが盛り上がりを見せるぞ。2曲目もまたアコギに始まり
ヴォーカルやシンセ、ハモンド
等がプログレ然とした明るさを放ち始めるも、やはり基本は
淡々とした穏やかな感じ
で中盤ようやくシンフォニックなシンセが聴けるも、その後のギターは
南国ライクな雰囲気
を放っておるのう・・・!3曲目も穏やかなクリーンギター、ヴォーカルで幕を開け
ストリングス系の音色も聴けるが、基本はスローでマイルドな感じになっており
バラード寄りな仕上がりでコーラスは美麗さがあるな。4曲目は多少はロック要素を増すも、
やはり基本は穏やかなスローテンポで展開、5曲目はようやく本格的なプログレサウンドとなり、
フュージョンライクなノリハードさも見せるインスト曲になるが、逆に叙情性は
オミットされておる
のう・・・!6曲目もプログレハード的な側面を見せストリングスシンセ
言うかメロトロンも聴けるが、やはりマイルドな部分も目立ち穏やかな落ち着きがあるな。
7曲目はギターが目立ちつつもまた落ち着いたアダルトなスロー曲で、後半はツインリード
顔を出すがメタリックにはならないのう・・・!8曲目はアトモスフェリックなシンセ泣きの
リードギター
が聴けるインストで、9曲目は穏やかなテンポながらギター、シンセが盛り上がり
なかなかにシンフォニックプログレに接近してくれるぞ!10曲目も長いながらまた相当に穏やかな曲調で、
11曲目はクリーンギターアトモスフェリック寄りのまったり感を放つ短い曲である。


前作はまだシンフォニックでドラマティックな叙情プログレがしかとあり楽しめたが、本作では
前作あまりピンと来なかったマイルドなまったり系の明るいスロー曲がメインになっており
個人的な好みからは大きく外れてしまった感があるなぁ・・・!明るさメインなのがやはり
アメリカのバンドらしい所だが、俺(みたいなメタラー)は哀愁、叙情が好きなんじゃい!(爆)
プログレッシャー
よりもAORのバラードとかが好きなオッサンリスナー向けだろうか!?




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満足度 66% お気に入り曲 Fever Dream  The Ghost of Autumn  The Willow Song







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