SAUROM







"Vida"




スペイン出身のフォークメタルバンドによる7thアルバム。


初期の頃はSAUROM LAMDERTHと名乗っておりその頃からクサメタラーの間で知られていた
スペイン産のバンド
で、音楽的にはトラッド、フォークメタルではあるがよくあるデスメタル要素は
一切無い、
あくまでも正統派メタルの流れを汲んだ牧歌的なフォークメタルとなっており
笛、フィドル、バグパイプ等と言った生楽器も多用しておりメタリックなアグレッション、
疾走感
は無いが暑苦しく歌い上げる母国語ヴォーカルと相まってMAGO DE OZっぽさがあるな・・・!

1曲目は勇壮で男臭いシンガロングバグパイプ、フィドル、笛等の民謡楽器が乗り
淡々としつつもメタルなサウンドまったりと展開、巻き舌丸出しの母国語ヴォーカルは
なかなかに熱い歌い回し
を披露しており非デス系のフォークメタル振りを見せ付けておる!
2曲目も牧歌的ムード満点の笛、フィドルアコギも顔を出し軽快なリズムで展開する
ミドル〜アップテンポ曲。
全体的にポジティヴなクサさが漂っているな。3曲目はこの手の
バンドでは珍しいピアノ
で幕を開け牧歌的な笛も登場、マイルド感が強いがピアノの音色が
叙情的
ありがちなフォークメタルとは異なるメロウさ、湿り気を見せ付けておるわい!
4曲目は穏やかなファンタジックさを放つアコギ、笛暑苦しくもソフトさを見せる
ヴォーカル、コーラスワーク
が顔を出す妙にポジティヴな曲で、5曲目はこれまたピアノが聴け
メランコリックさのあるエモーショナルなヴォーカル
も顔を出す叙情的なバラード。サビは盛り上がり
アコギや笛も登場、ロマンティックさもありただのフォークメタルでは終わらない
豊かな素養
を見せつけておるわい!6曲目はアコギ、笛フォーク感丸出しの牧歌的な哀愁を放つ
短い繋ぎ
で、7曲目はこれまた笛が舞いつつポジティヴな明るさを醸し出す軽快な
フォークメタル
と化すぞ!途中珍しくギターソロも顔を出し勇壮なツインリードまで聴けるのう・・・!
8曲目は正統派メタル、ハードロック的なリフが聴けつつもやはり基本はフォークメタルで、
ヴォーカルの歌い回し、メロディー
はどこかファンタジックな印象もあるか!?
これまたギターソロも聴け劇的なツインリードも炸裂だ!9曲目は穏やかな笛、アコギ
メロウさを醸し出すマイルドなフォークチューンとなり哀愁も感じさせるのう・・・!
10曲目は穏やかさの中に哀愁とクサさを醸し出す牧歌的フォークメタルとなり、基本明るめな
ケースの多いフォークメタルらしからぬメロウさ
はやはりスペイン産ならではだろう・・・!ギターソロも聴け
これまたドラマティックなフレーズを紡いでおるな。11曲目はメロウさ満点のピアノチェロが聴け
ヴォーカルも切々と歌う、スペインらしさ満点の哀愁バリバリの泣きまくりバラード。後半ではクワイアも顔を出し
荘厳かつクサく盛り上がるぞ!12曲目は穏やかなマイルドさを見せつつもやはり
叙情的なクサさをしかと感じさせ、ギターはどこかエモ的か!?13曲目は頭から強烈な哀愁を
これでもかと言う程ブチ撒ける笛、ハープ系の音色
に始まり勇壮さを感じさせるシンセ、
バンドサウンド
が顔を出しシンフォニックなエピック感を演出、フィメールVo、熱唱Voに
クワイア
も顔を出しファンタジックさも強烈に見せ付け他の曲とは雰囲気が異なる
荘厳な曲
になっておる!中盤は民謡ムードが放たれるが基本は重厚だな。
14曲目はメロウかつファンタジックなアコギにヴォーカルが乗る弾き語り系のバラードだ。


前身バンド時代から数えて7作目と、長いキャリアを持っているだけあって複雑な事は
していないが演奏はタイトさがありヴォーカルも上手く、プロダクションも良好
普通に日本盤出てもおかしくないクオリティーを持っているのう・・・!疾走感、勢いを
求めると肩透かし
かも知れんが、フォーク、トラッド的なマイルドなクサさを求めるならば
その期待にしかと応えてくれる良質バンドだと言えよう!




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