SAOSIN







"SAOSIN"




カリフォルニア州オレンジ・カウンティ出身のスクリーモバンドの1stアルバム。


新人でありながら現代最高峰のポスト・スクリーモとしてシーンに
君臨するバンドである!彼等SAOSINの登場以降これに酷似した
スクリーモバンド
が大量にシーンに現れ、SAOSIN以前、以降といった
単語も普通に使われるようになるほどでその影響力たるや凄まじいものが
あると言えよう・・・!うちのサイトも以前タレコミで彼らの事をオススメされた事がある。

音楽性は高音のクリーンVo、軽めでペラペラしつつもタッピングや
リフ
など確実にメタルの流れを汲んだギター、エモ系特有の湿った
叙情性よりもどこか漂うような浮遊感を感じさせる音作りなど
最近のスクリーモバンドに見られる特徴がここで全て表現されている!
キーの高いヴォーカルにアグレッシヴなバンドサウンド、勢いのある
疾走感など非常に質が高くヴォーカルのバックで聴けるギターフレーズや
タイトに暴れまくるドラム、キャッチーなヴォーカル等けっこうメタル者でも
対応できそう
なものがあり、またエモ、スクリーモ出身ながら哀愁、湿り気は
あまり無く明るい壮大さがあるのも大きな特徴だと言えるだろう。
またスクリーモにカテゴライズされながら肝心のスクリーム・・・絶叫シャウト、
デスVoが無い
というのもかなり印象的である!楽曲はアップテンポチューンから
バラードまで揃っているが似たような雰囲気の曲が多くこれといったキラーも
無いかわりに捨て曲も無い一定以上の水準を保っていると言えるだろう。


A SKYLIT DRIVESECRET & WHISPER等フォロワーバンドもシーンに
多く登場しており、これらのルーツは全てSAOSINに内包されている!
まぁデス声が無いのが不満に感じるリスナーも多いだろうが
本作に絶叫シャウト、デス声コーラスが導入されたのがA SKYLIT DRIVEなんで
そういう要素を好むならそっちがオススメなのだが、やはりルーツを探るのは
重要なのだ!もちろんSAOSINも元はスクリーモなので元を辿ればTHE USED、
FUNERAL FOR A FRIEND
等に行き着くのだろうが・・・。まぁ似たバンドが
増えすぎてそのうち廃れちまいそうだが果たして何時まで
このムーヴメントが続くのだろうか!?




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満足度 83% お気に入り曲 It’s Far Better To Learn、
Sleepers、It’s So Simple、Follow and Feel







"In Search of Solid Ground"




カリフォルニア州オレンジ・カウンティ出身のスクリーモバンドの2ndアルバム。


若手でありながら近代スクリーモ、プラスティック系
エモメタル
を代表するバンドとなった彼らSAOSIN
待望の2ndアルバムである!これまでアルバム1枚しか
出していないのに数多くのスクリーモバンドに影響を与えた
そのカリスマ性たるや凄まじいものがあるが彼らが真の
実力者
なのか、それともただのハイプバンドなのか・・・
本作以降のアルバム、活動でハッキリするであろう!

本作の方向性は基本的に前作と変わる事は無くペラペラ気味の
プラスティックが如き質感ながらもタイトな演奏が聴ける
シャウトの少ない、スクリーモというよりはエモメタル
言ったほうが良さそうなスタイルだ。電子音が出てくる
パートも僅かにあるが基本は勿論バンドサウンドで叙情性、
哀愁
よりも明るさの目立ったキャッチーさが前面に出ており
前作通りのライトな爽やか系スタイルが主体だが4曲目は
MARILYN MANSON“THE BEAUTIFUL PEOPLE”を思わせる
リズムワークにどこか退廃的な雰囲気を感じさせる
リズミカルな曲で一風変わった要素があるな。シャウト気味の
シンガロング
も聴けるぞ!6曲目はメランコリックさのある
パワーバラード風の曲でアコギ、哀愁漂うメロディーが良い!
9曲目は随分と穏やかなバラードでハモンド、ドラムンベースも
聴け大人しくも妙に明るい雰囲気はプログレというかポストロック
共通する要素だな。11曲目は本作中特にパンキッシュな勢いを持った
アップテンポチューンでヴォーカルもシャウトではないがそれっぽい荒々しい
歌い方
となり攻撃性を見せるがコーラスワークは実に美麗である!
後半バックでようやくシャウトが遠くで聴こえるぞ(笑)。


1stと大きな差は無いさほどスクリームしないスクリーモだが
やはりメロディーやアレンジのセンス等地力の高さをしかと感じさせ、
捨て曲はまだあるもののそこいらの没個性フォロワーとは違う
実力を見せ付けてくれるが前作よりも若干大人しく
マイルドになった
感があるか!?アルバム聴く限りでは
難しい事は一切やっていないものの演奏に纏まりがあり
タイトなのがこの手のエモメタルに共通する点だが、
ライヴだとボロボロド音痴ヴォーカルが相当多いのも
この手のエモメタルに共通する点なのでライヴ観てみるまでは
彼らの真の実力は判らんのう・・・!どこかフワフワした輪郭の
不明瞭な悪目のプロダクション
が気になるが逆にそれがメタリック過ぎず
エモらしさを演出している
と言えなくも無いか!?




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満足度 79% お気に入り曲 I Keep My Secrets Safe、Changing、
The Alarming Sound Of A Still Small Voice、Is This Real







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