SANGUINE GLACIALIS







"Dancing with a Hanged Man"




カナダ出身のテクニカル/メロディックデスメタルバンドによる1stアルバム。


キーボードグロウル、クリーンVoを担当する女性メンバーを擁する、
モントリオール出身のバンドで、本作は彼等のデビューアルバムとなっており
音楽的にはシンセ入りのメロディックデスを基本としつつも、シンフォニック
要素があったりゴシックメタル風の怪しさがあったり、さらには民族音楽、
ワールドミュージック
等の要素を取り入れたりと、なかなかにテクニカルで
プログレッシヴ
な姿勢を見せており、プロダクションは悪くB級っぽさはあるが
面白いサウンドを聴かせてくれるな・・・!

1曲目は呻き声、SE的シンセ等によるイントロで、2曲目はチェンバロ、
ソプラノVo
ゴシック的ムードを醸し出しつつグロウルも見られ疾走!
3曲目はクラシカルなピアノに始まりクサめのアップテンポになり、クリーンVoが
怪しげでゴシカルだな・・・!途中唐突にアコギソロが聴け、クワイアも交えつつ
この辺がワールドミュージック要素だろうか!?4曲目はソプラノ、グロウルが
交錯し、ピアノも聴けつつなかなかに勢いあるメロデスとなり、浮遊感と共に
そこそこアヴァンギャルドな部分もあるな。5曲目もまたゴシカルな怪しさを漂わせつつ
ヘヴィなリズムが聴け、途中淡々としつつアヴァンギャルドな怪しさが見られるな・・・!
6曲目はアコギ、ソプラノVoに始まりグロウルと共に疾走するメロデスとなり、
途中で民族的なクサさを放つコーラスも登場!7曲目は淡々とした怪しさが見られ、
8曲目はそのまま禍々しさも演出され、それなりに邪悪で壮大な印象もあるミドル曲だ。
9曲目は中東的な怪しいエキゾチックさが見られ、重厚なシンフォニックさもあり
ギターソロがなかなかにメロディアスでエモーショナルだな・・・!


ワールドミュージックと言うよりは怪しくもクラシカルでクサい
ゴシックメタル要素
を取り入れたメロディックデスと言ったほうが
しっくり来るサウンドとなっており、グロウル、クリーンVoを操る
女性シンガーの歌唱もクリーンはなかなかに本格的なソプラノで、
そこがゴシックメタル感を演出しており、今風のチャラさが一切無いのが
好印象だな・・・!上記したようプロダクションはチープなんだが、
ゴシックメタル的怪しさ、妖艶さを好むクサメタラーにオススメ出来る
良質バンドだと言えるだろうか!?







満足度 83% お気に入り曲 Goddess Of The Frozen Souls  The Buccaneers' Lament
Into The Heart Of Chaos  La Valse Des Condamnes







"Hadopelagic"




カナダ出身のテクニカル/メロディックデスメタルバンドによる2ndアルバム。


過去にDARK TRANQUILLITY、OMNIUM GATHERUMからHAMMERFALL、
UNEXPECT、NECRONOMICON
等と競演して来た経歴を持つバンドで、
本作はEP、シングルを挟んでのおよそ6年振りにリリースされた通産2作目の
フルアルバム
となっている。音楽的には前作同様、ソプラノ系のクリーンと
グロウル
を操り、キーボードも担当する女性Voが怪しげなゴシックメタル感
演出しつつクラシカルだったり、ワールドミュージック的な要素も見せたりする
メロディックデスとなっているが、クサさ重視だった前作と比べて怪しいジャジーさ、
ゴシック感が増強された
ような印象があり、この辺は好みが分かれるだろうか!?
相変わらずプロダクションがチープなのも惜しいな・・・!

1曲目はテープ逆回転SEに始まりソプラノVoも交え細かいギター等が
テクニカルさを見せるメロデスとなり、途中でブラストも顔を出し
2曲目は怪しげなジャジーさのようなものが感じられ、軽快なノリを見せ
DIABLO SWING ORCHESTRAっぽい所もありつつメロデス的な疾走感もあるな。
3曲目はピアノ怪しいゴシック感を漂わせ、バンドサウンドもなかなかに
退廃的
だな・・・!途中ソプラノVoと共に爆走もするぞ。4曲目は音こそ軽いものの
それなりにヘヴィな印象があり、軽快なピアノも顔を出し5曲目もピアノで幕を開ける
ヘヴィなスローテンポで、途中遅めのブラストも登場、さらにピアノ、
男女混声コーラス
も聴けるぞ。6曲目はテクニカルなアンサンブル入りで
部分的に疾走感も見られるゴシックメタルと言えそうな曲調だろうか!?
7曲目は今風にチャグる(若者用語)リフが聴けるヘヴィ路線だが、ゴシック的
怪しさ
もあり、8曲目はスカ的な裏打ちリズムが登場、ピアノも交え疾走もしており
ソプラノコーラスも目立っているな・・・!中盤はコミカルホラー風になるぞ。
9曲目はソプラノVoが気だるいゴシック感を漂わせつつギターは勢いがあり、
10曲目はややストロング寄りな印象のプログレデスと言った所だろうか!?


前作の流れを汲んだゴシカルかつ変態的テクニカルメロデスなんだが、
クサいメロデス要素よりもゴシック的怪しさ、ジャジーな胡散臭さ
増強された印象があり、何よりクラシカルさ、疾走感が減退しており
前作と比べて好みが分かれる部分だろうな・・・!プロダクション面で
進化も見られない
んで、やはりクサかった前作に軍配が上がるだろう!




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満足度 80% お気に入り曲 Aenigma  Libera Me
Oblivion Whispers  Missa De Angelis







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