Ring of Myth







"Ring of Myth"




北米出身の3ピースプログレッシヴロックバンドの3rdアルバム。


初期YESの流れを汲んだシンフォ系プログレ変態アヴァンギャルド化したスタイルを
持ち味とする3ピースバンドの6年振りのアルバムで、過去作は未聴で詳しい事は知らんが本作は
なぜか方向性が変わったようでアコースティック要素が強まり変態プログレ成分は残っているが
全体的に穏やかでマイルドな方向に進んだようだ・・・。バンドサウンドはプログレメタルではなく
プログレッシヴロックそのものと言える音作りでライトさ、穏やかさの中にどこか怪しい狂気
孕んだオールドスクールな70年代プログレの流れを今に受け継いでいると言えよう!

1曲目はなめらかなアコギに始まり穏やかさの中に不穏なムードを携えたいかにもプログレ
雰囲気を持ったサウンドになりこれまたプログレ系でよくある弱弱しいヴォーカルが登場、
中盤でポップだが変態なアンサンブルが顔を出しこの変は確かに初期YESライクな空気があるな。
後半はドラムが手数多く暴れ出すぞ!2曲目もアコギで始まり穏やかなムードを醸し出し
ヴォーカルも登場し声を張り上げマイルドなバンドサウンドも顔を出すスローテンポの
叙情プログレチューン。
後半でブルージーな泣きを見せるギターソロも聴けるぞ。3曲目も
穏やかなヴォーカル、アコギが主体の妙にレイドバックしたオールディーズみたいな
ムードプンプンのスロー曲。
4曲目は調子っ外れのヴォーカルが高音でヘナヘナ歌い
ギターの音は軽くアコギもバックで聴け穏やかだがプログレ要素を増した爽やかでライトかつ
変態な曲
になっておりまだ聴けるな・・・!5曲目はいつになくハードロック寄りのギターリフ、
やはりヘナチョコなコーラスが聴けソフトな手触りのパートも顔を出すが
多少はワイルドな部分があり後半でギターソロも顔を出すぞ。6曲目は穏やかな中に変態な空気
纏ったいい意味で古臭いマイルドなプログレ曲。中盤から急に勢いを増し変態的な
緊迫感を放つ奇妙なプログレと化すぞ!
7曲目はイントロから早速軽くも怪しく変態なプログレとなり
バンドサウンドもプログレバンドとしてはなかなかにアグレッシヴで勢いもあり僅かながら中東ライクな
印象的フレーズ
も顔を出しベースも目立つぞ!これが彼らの本来の姿なのだろう・・・!
後半はクリーンギターにベース、ドラムが怪しいリズムで交錯しヴォーカルの奇妙さ、アンサンブル
いかにも70年代のプログレでありそうなムード満点で嬉しくなるな(笑)。ギターソロも
実にアヴァンギャルドメタル的な速弾きは無いが面白いのう・・・!8曲目はうねる
電子音シンセ
にアコギ、ヴォーカルが穏やかに乗る再び登場の微妙なレイドバック曲。中盤のシンセのみが
プログレ要素をかろうじて残しているな。9曲目はアコギ、シンセがアトモスフェリック系の
スペイシーなムード
を放つ穏やかかつ怪しい短いインスト。


彼らの過去作は聴いていないがスクリーモバンドがアルバムを重ねるようにスクリームをやめ
エモ化する
ように、B級クサメタルバンド成長する事によってクサさを失うように、
没個性メロコアバンド及びヴィジュアル系バンドがメジャー行く事によってセルアウトし
ものの見事に牙をもがれ売れ線ポップス化する
ように方向性を変えてしまったアルバムのようで
プログレッシャーからの評判は散々らしいがそれも頷ける1枚じゃのう・・・!アコースティック曲は
基本的につまらん
しヴォーカルはキーこそ高いもののこの手の歌メロ軽視プログレらしい下手さだし
メロディー自体つまらんしでどうしようもないがアルバム後半から彼ら本来の持ち味と思しき
変態プログレサウンドになってくれるのでまだ納得できよう・・・!まぁ元々メロディーには魅力が無さそうだし
このテクニカルでアヴァンギャルドな変態振りを楽しむバンドなのだろうな・・・!




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満足度 65% お気に入り曲 October Fall、Relation to the Sun、Return







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