ROSALINE







"A CONSTANT NORTH"




イリノイ州シカゴ出身のスクリーモバンドの2ndアルバム。


本作以前に自主制作で1stアルバムをリリースしているようで、
本作の制作に入ろうとした矢先中心人物のギタリストがEMAROSAに加入したため
1年間の活動停止を余儀なくされたようで、EMAROSAのツアーが終わってから
本作を完成させようやくリリースにこぎつけたようだ・・・。音楽的にはメロディアスさ
主体の叙情派スクリーモ
という事で絶叫もあるがクリーンVoが主体となっており
高音でちょいヘロへロ気味の歌唱を披露、絶叫デスVoはやはり弱弱しさが目立ち
バンドサウンドもメタルの影響はあるがへヴィと言うわけではなくあくまでも
スクリーモの域を抜ける事は無くビートダウンを交えつつも軽さが残っており、
クリーンギターやシンセも多用され他にも様々な要素が導入されておりただ単純に
スクリーモをやっているだけではない幅広さ
があるな・・・!

1曲目はクリーンギターがフュージョン的な穏やかさを放つイントロに続き
メタリックさを感じさせるバンドサウンド、ちょい情けない声質の
クリーンヴォーカル
が聴けるノリの良い曲デスVoは弱めだな。
中盤でシンフォニックというかアンビエントな要素も顔を出しこの辺は
いかにも今風のスクリーモバンドである!後半でビートダウンになるぞ!
2曲目も穏やかなクリーンギターが聴けバンドサウンド、絶叫も入るが
2曲目にして早くもパワーバラード系の楽曲である。何と中盤ラップも登場し
この辺の雑多な要素を躊躇無く取り込める大胆さが若手らしい所だろうか・・・!
後半はピアノも聴け再びラップ風歌唱になるぞ。3曲目はかなりの高音ハイトーン
聴け喚き散らすような絶叫もあり、穏やかさを持ったイントロに続き畳み掛けるような
ヴォーカル
と共にテンポアップするぞ!プロダクション的にどこかフワフワした印象が
あるのう・・・!
4曲目はクリーンギター、空間系のシンセがアンビエントな
質感
を感じさせる穏やかな曲でヴォーカルもウィスパー系の歌唱を披露、
バンドサウンドもかなり控えめだな。5曲目は得意のクリーンギターに加え
打ち込みリズムも登場し穏やかに展開するもその後久々にまっとうなバンドサウンド、
絶叫デスVo
が聴け決して疾走はせずスローだがアグレッシヴさはあるな・・・!
6曲目も基本はスローだが珍しくアップテンポのパートが存在するスクリーモチューンで
絶叫Voも頑張っているな。そのまま繋がる7曲目はまさしくアンビエント系以外の
何物でもないピアノ、打ち込みリズム、シンセが穏やかな空間処理サウンド
聴かせてくれるインスト。8曲目はさらにインダストリアル系のリズムに本作としては
異例なへヴィリフが聴ける重苦しいモダンスローチューン。ヴォーカルの絶叫も
弱さを感じさせながらも頑張っており途中からちょいとカオティックなリズム
顔を出し、サビ(?)はクリーンVoで広がりを感じさせるまぁありきたりな演出だ(爆)。
ストリングスもバックで登場しシンフォニックなパートもあるぞ!9曲目は
クリーンギター、ドラム、ベースがこれまた穏やかなポストロック的質感を
持ったインストチューン
だ。


全体的にスローでメロウな印象が強く曲によっては殆どアンビエントというか
ポストロック的なフワフワした叙情的雰囲気を持っているのが特徴で
バンドサウンドや絶叫シャウトもある事はあるがその割合は決して多くは無く
激しさ、速さ、アグレッション
を求めると肩透かしもいいとこじゃろう!
1曲1曲が特別長いという訳ではないがどうも全体的に冗長に感じられるのは
まだ曲構成能力が未熟だからだろうか!?まぁスクリーモに理解のある
ポストロック、アンビエント系のリスナー
なら楽しめるかも知れんな。




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満足度 74% お気に入り曲 THE NEW UTAH、THE WHITE CITY、A SILVER MERIDIAN







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