RINGS OF SATURN







"Lugal Ki En"




カリフォルニア出身のテクニカルデスコアバンドによる3rdアルバム。


アメリカはカリフォルニアから登場したデスコアバンドの通産3作目のフルアルバムで、
音楽的にはギターが終始ピロピロしまくりドラムも手数の多いオカズ変拍子、ミシンのような高速
ツーバス連打
を連発、ヴォーカルはクリーン皆無高音スクリーチ低音グロウル、時折
ピッグスクィールを交える定番スタイルのテクニカルデスコアで、メロディアスさは薄いんだが
変態的な展開を披露しており、ギターの胡散臭い捩れ具合CACOPHONYを思わせる部分があるのう・・・!

1曲目から早速ハイテンションなテクニカルデスが炸裂!ピロピロ弾き倒すギターに
手数の多いドラム、ミシンのようなツーバス、高音スクリーム
低音グロウルが暴れまくり、
ギターのピロピロユニゾンのみになるパート煌びやかさすら感じさせる程だが、
怪しげなアーミング往年のCACOPHONYを髣髴とさせるだろうか!?2曲目もまたギターが
テクニカルなスウィープを連発するデスコアとなるも、途中で怪しくも穏やかなパートが顔を出すぞ。
3曲目はカントリー風なムードを放ちつつカオティックになり、4曲目もまたヘヴィなテクニカルさ
放っており、Djentでありつつリズミカルさもあり、途中の怪しげなギターファミコン的だな(笑)。
5曲目は変態ギターによる短い繋ぎで、6曲目はピロピロギターがまるでDRAGONFORCEみたいなんだが(爆)、
その後は無機質なギター、ベースのユニゾンリフが聴けこれまたギターワークがCACOPHONYだな。
7曲目もギター、ドラムが凄まじくテクニカルな応酬を繰り広げつつも怪しさがあり、ヘヴィなリズム
顔を出すが後半はやけにマイルドな落ち着きを見せるぞ。8曲目は変則的なギターのオブリが目立ち
リズムはDjent寄り捻くれたような怪しげな空気も充満、何気にスペイシーな要素もあり、
9曲目もまたピロピロギター、高速ドラムが聴けるテクニカルデスで、後半は煌びやかな
オルゴール風の音色
をバックに爆走するぞ!10曲目は高速ピロピロユニゾンギターで幕を開け、
ヘヴィさも披露しつつ変則的なテクニカルリズムに加え捩れたような不協和音も聴けるのう・・・!
11曲目はインスト退廃的な空気を醸し出しシンセも登場、ギターも結構メロディーを奏でており
アコギ
も聴けるんだが、基本的にはやはり変態的なテクニカルデスである。中盤は怪しげなシンセ
アンビエント的な胡散臭いスピリチュアルさを演出しており洗脳されそうだ(爆)。
12曲目はSUICIDE SILENCEの“No Pity For A Coward”のカヴァーである!


各楽器がハイレベルな技巧を繰り広げるテクニカルデスコアで、ただブルータルでテクニカル
だけでは無く部分的にコミカルなファニーさも見せており、胡散臭いアコギファミコンのBGMを
思わせるギター、CACOPHONYライクなアーミング
等ネタのチョイスが結構マニアックである!(笑)
テクニカルデスコア
としては標準的なサウンドでこれといった個性がある訳では無いんだが、
やはりテクニックは半端では無く、またシンセやクリーンVoに頼らずイマドキっぽい
チャラさを感じさせない
のもデスコアの良さだな・・・!




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満足度 83% お気に入り曲 Senseless Massacre  Lalassu Xul  Infused
Natural Selection  Unsympathetic Intellect







"Ultu Ulla"




カリフォルニア出身のテクニカルデスコアバンドによる4thアルバム。


2009年にカリフォルニアで結成されたバンドで、自ら「エイリアン・デスコア」を名乗り
どうやらメンバーがまだティーンだった頃からデビュー圧倒的なスキルを披露、
前作の3rdアルバムで知名度を上げた実力派である!本作はNuclear Blastに移籍して
初のリリースとなる通産4作目で、音楽的には前作の流れを汲む、まさに手の付けられないレベルの
超絶技巧
を惜しみ無く発揮しまくるテクニカルデスコアで、捩れたフレージング、
高速ピロピロギター、高低使い分けるブチ切れグロウル、スクリーム

しかと健在だが、前作に無かったスペイシーなシンセが導入され、エイリアン・デスコア
名乗るだけはある謎の宇宙的ムード、SFムードもあるだろうか!?

1曲目は早速のピロピロギターに始まりシンセも登場、ゴリゴリのブレイクダウン
顔を出しつつ浮遊感あるメロディーを奏でるギターソロも聴けるぞ。2曲目もまた
かなりのゴリゴリなヘヴィさを見せつつテクニカルなアンサンブルを披露、さらに
壮大なシンフォニックさすらあるのう・・・!3曲目は唐突にエキゾチックな憂い
演出するスパニッシュなアコギが登場、ラテンのムードを醸し出す短いインストで、
4曲目はハイテンションなカオティックさを放つ高速ギターが自己主張しまくり、
さらにメロディアスなギター、派手なシンセも顔を出し、5曲目はトレモロギターが
メロディアスさ
を見せ、タッピング勢いと共に美しさすら感じさせるわい!
6曲目もカオティックな高速テクニカルフレーズを連発する爆走テクデスで、
ヘヴィなブレイクダウンも顔を出しつつノリの良さもあるな。7曲目は怪しい
遊園地ムード
を演出し、その後はヘヴィかつスペイシーに捩れたテクデスとなり、
ファミコンのようなシンセ、CACOPHONYのようなギターが聴け、かなりコミカルな印象があるな・・・!
8曲目は叙情性漂うアコギが聴け、意外とメロディアスなバンドサウンドも登場、
フュージョン、プログレテイストもありつつ一貫して怪しくもメロウな面が見られるインストだ。
9曲目は高速ピロピロギターがカオティックさを放ち、ヘヴィさもあるがスペイシーなシンセ
何故かネオクラシカル風のフレーズを披露!10曲目はアコギがラテンな憂いを放ち、
メロウなピアノも顔を出すがテクニカルなヘヴィサウンドも登場、シンセはかなり
壮大なムードを醸し出し、シンフォニックですらあるがブレイクダウンも目立つぞ。


ゴリゴリにヘヴィかつ超絶技巧を披露しまくるテクニカル系のデスコアではあるが、
その他多くのバンドが無骨でシリアス、無愛想なのに対し、彼らはコンセプトを重視した、
宇宙的なSFムード、神秘性を演出しつつ同時にシリアスになり過ぎず、
どこかファニーでコミカルな部分を残しており、水準は高くとも似たようなタイプの
没個性バンドばかり
な印象のあるデスコアシーンにおいて個性が感じられるのう・・・!
前作に無かったシンセも目立っているが、チャラさは無くエイリアン・デスコアという
コンセプトに合わせた宇宙的なスペイシーさ、派手さがあり音楽性にマッチしているのも
流石である!決して多い訳では無いがメロディアスな部分も確かにあり、コアな
デスコアフリーク
にとってはセルアウトに映るかも知れんが、これもチャラい訳では無く
叙情性あるメロディーなんで俺でも楽しめるな。「個性の無い実力派」が多いシーンにあって
数少ない、「個性のある実力派」である!




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満足度 86% お気に入り曲 Parallel Shift  Immemorial Essence
The Relic  The Macrocosm







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