RED







"End of Silence"




アメリカ出身のメロディックラウド/ヘヴィロックバンドによる1stアルバム。


グランジ、オルタナ、モダンヘヴィネス等という標語がすっかり死語になって久しい
今の状況だが、HM/HR者にとっては敵とされるこれらの中にも音楽的に優れたバンド
数少ないながら存在しており、ペンシルベニア州から登場したクリスチャンバンドである
彼等REDもそういったレベルの高いバンドである!本作は彼等が2006年にリリースした
デビュー作で、音楽的には巧いVoキャッチーさ漂うメロディーを歌い上げる、
スローテンポ主体の歌モノヘヴィロックとされるスタイルなんだが、彼等はそこに
壮麗さ漂う生ストリングスを大々的に導入し、シンフォニックでスケールの大きい
ドラマティックなラウドロック
を堂々とプレイしておる!本作がデビュー作なんだが、
新人とは思えぬ完成度の高さでメタルコア、ポストハードコアにとって変わられた
この手のジャンルでありながら今現在も生き残っておる・・・!

1曲目はクラシカルなピアノ、ストリングスが美しいイントロで、2曲目はラウドロックらしい
ヘヴィな音作りかつエモさを放ち、サビも壮大なキャッチーさがあり中盤はストリングスが
エキゾチックなメロ
を奏でるぞ!3曲目もヘヴィかつ壮大なオーケストレーション、
相当にキャッチーなVoが盛り上がるのう・・・!4曲目は淡々とした面が見られつつピアノや
ストリングス
がやはり美しいな。5曲目は気だるい淡々とした空気があるも、サビはやはり
盛り上がりシンフォニックさも十分である!6曲目はピアノ、チェロがメロウさを放ち、
バラード的な穏やかさがありつつやはりスケールの大きさが見られ、7曲目はノイジーかつ
アコギに加えエキゾチックなストリングスも登場、8曲目は絶叫で幕を開けヘヴィかつ
淡々としたムードが見られるエモいスローチューン。9曲目もヘヴィ要素が見られるが、
デジタル要素
と共にメロウな美麗さがあり、10曲目もヘヴィさ、シンフォさが漂う
壮麗なバラード寄りだな。ラストのピアノがまた圧倒的に美しいのう・・・!
11曲目もまた美麗過ぎるストリングス、アコギが聴けるバラードだ。

ちなみに本作はデビュー10周年10th Anniversary Editionが出ており、
そっちはアコースティックテイク等がボーナスで追加されているんで、
今ゲットするならそっちがオススメだな。


アメリカのラウドロック、ヘヴィロックでありながらも叙情的なメロディーを持った
バンドと言う事でLINKIN PARKが比較対象に挙げられるが、あっちのようなラップは
一切無く、
その代わり壮麗さ満点のストリングス、オーケストレーションが大々的に
導入されており、90年代以降のトレンディーなアメリカンロックでありながらも
ヨーロピアンメタラーにも十分にアピール可能である!流行のみを追いかけた
薄っぺらい安物バンドでは無く、音楽的に真に優れたバンドだと言えよう!




Amazon.co.jpで見てみる




満足度 86% お気に入り曲 全部







"Innocence & Instinct"




アメリカ出身のメロディックラウド/ヘヴィロックバンドによる2ndアルバム。


ミュージックシーンの最先端でありながらも、これと言った文化が無く
上っ面だけの薄い流行のみ
を追い求めがちなアメリカのロックシーンだが、
中にはブームから登場したにも関わらず音楽的に優れたバンドも存在しており、
彼等REDもラウド、ヘヴィロック壮麗な生ストリングスを導入し、
シンフォニックヘヴィロックとして高い完成度を誇る実力派バンドである!
本作は彼等の通産2作目で、本作もまたスローテンポ主体ながらも相当に
キャッチーなメロエモーショナルで巧いVoが堂々と歌い上げ、
そこにクラシカルな気品を纏ったピアノストリングスが大々的に導入され
極めてスケールの大きい、壮麗かつ壮大なシンフォニックさを見せ付けておる!

1曲目は物悲しさ漂うイントロで、2曲目はデジタル要素も交えつつヘヴィさが見られ、
それでいてVo等かなりエモーショナルで、当然ながらオーケストレーションも盛り上がるぞ!
3曲目はヘヴィリフ、Voが気だるさを醸し出しつつストリングスも聴け、4曲目も淡々とした
印象があるが、ストリングスがやはり盛り上がり5曲目も淡々としたスローテンポ
シンフォニックさもあるな。6曲目はバラード的なムードがありつつやはり
ストリングスが盛り上がっており、7曲目はヘヴィリフ怪しげなストリングス
ミステリアスさを演出し8曲目は爽やかさもあるが、これまたヘヴィリフや
怪しげなストリングス
も聴けるぞ。9曲目は淡々とした穏やかさが目立ったマイルドな曲で、
10曲目はこれまた淡々としつつもヘヴィさが目立ち、サビはストリングスも登場、
11曲目はほの暗く淡々としているが、中盤以降でヘヴィかつシンフォニックに
盛り上がるぞ!
12曲目はヘヴィかつ珍しくノリの良さがありアップテンポで
キャッチーさを演出、
13曲目はヘヴィかつ湿ったエモさ、キャッチーさが目立っており
14曲目はピアノ、Vo、ストリングスがメロウさを演出するバラードだ。


世間的には歌モノラウドロック、ヘヴィロック扱いかも知れんが、これはもう
ある意味男Voになったシンフォニックゴシックと見なしても十分通用しそうな
スケールのデカさ、本格的な情緒、叙情性が見られるのう・・・!こういうバンドも
普通に登場し、そして評価され売れているんだからアメリカ人も本格的な
ヨーロピアンメタルに理解を示し始めた
と見て良いんじゃなかろうか!?
実際に初期メタルコア北欧メロデスまんまだったしな・・・!




Amazon.co.jpで見てみる




満足度 84% お気に入り曲 Fight Inside  Death Of Me
Confession (What's Inside My Head)  Shadows  Overtake You  Forever







"Until We Have Faces"




アメリカ出身のメロディックラウド/ヘヴィロックバンドによる3rdアルバム。


オルタナティヴメタル、ラウドロック勢メタルコアにとって変わられる前の
末期にちょくちょく見られた歌モノラウドロックの中でも、シンフォニックな
ストリングス等
を大々的に導入し、相当にドラマティックで壮麗な世界観を演出し
メランコリックなスローテンポ主体なのも相まって男Voになったシンフォゴシックとも
取れそうな甘美さを放つ実力派バンドによる3作目である!どうやら次作で方向性が
変化する
ようで、シンフォニックさが減退しデジタル要素が増強されちまうらしいが、
少なくとも本作の段階では過去2作を踏襲したシンフォニックな歌モノラウドロック
追求しており、大仰かつ壮麗でクラシカルなムードを醸し出しつつもエモさ漂う
ドラマティックな仕上がり
となっているのう・・・!

1曲目はデジタル要素入りのヘヴィなスローテンポでインダストリアル感が見られるが、
ストリングスも顔を出しラストは厳かだな・・・!2曲目はヘヴィで淡々としており
キャッチーなサビ
が登場、3曲目はインダストリアル風味がありつつ同時に
壮麗でもあり、ストリングスと絡むサビがまた美しいのう!4曲目は穏やかで
落ち着き
があり、デジタル要素も強く5曲目も淡々としたマイルドな曲調で、
サビはヘヴィに盛り上がるぞ。6曲目もソフトテイストのバラード寄り
ストリングスも登場、7曲目も淡々としているがヘヴィさもあり、8曲目はワイルドなノリ
見られるヘヴィなミドル曲。9曲目はこれまた淡々としておりニューウェイヴ風の
リズミカルさ
もありつつやはりキャッチーだな・・・!10曲目はソフトで穏やかな
明るめのバラードで、これまたサビが実にメロウで11曲目はピアノ、
ストリングスが叙情的なバラード
だな・・・!


過去作と比べて気持ちヘヴィさを増し、インダストリアル、デジタル要素
ちょくちょく目立ちつつある印象があるも、基本的な方向性は変わらず壮麗さ満点の
生ストリングス
を導入しシンフォニックで壮大かつ極めてキャッチーで
エモーショナル
な歌モノラウドロックを踏襲しておる!やはりスローテンポオンリーなので
疾走好きには物足りんだろうが、メロディーやアレンジに優れており
本作もまた男Voシンフォゴシック的視点で楽しめよう・・・!




Amazon.co.jpで見てみる




満足度 83% お気に入り曲 Faceless  Lie to Me (Denial)







もどる


inserted by FC2 system