QUICKSAND







"Home Is Where I Belong"




イギリス出身のサイケデリック/プログレッシヴロックバンドによる1stアルバム。


90年代に同名のエモバンドが登場したが、そっちとは一切関係無い、70年代に
活動していた古株で、本作は1973年にリリースされた彼等の最初にして最後の
アルバム
となっており、音楽的にはいかにも当時のブリティッシュロック然とした
ムードを漂わせつつ、ジャムバンド的なサイケデリック感を内包したプログレだが、
同時に穏やかなキャッチーさ、判り易さもあり、演奏はテクニカルで複雑だが
1曲1曲がコンパクトに纏まっており、クラシカルさ叙情性もあるのが良いな・・・!

1曲目は細かいギター、ムーグ等が70年代という時代性を感じさせつつも
穏やかなムードを醸し出し、2曲目は軽快なドラムやベースラインがテクニカルな
複雑さ
を見せつつも、これまたキャッチーさがあり、途中クラシカルな叙情性
見られるぞ。3曲目は牧歌的なアコギ、コーラスが英国フォーク感を演出、4曲目は軽快なリズムに
オルガンが乗り、Vo、コーラス等これまた牧歌性があるな。5曲目は怪しげな浮遊感が漂い
メロトロンも顔を出すサイケ寄りな曲で、6曲目はオルガンが目立った穏やかで
キャッチー
な感じだな。7曲目は美麗なコーラスベースラインが目立ち穏やかな
フォークっぽさ
も見られ、それでいてテクニカルさもあるか!?8曲目はアップテンポで
なかなかに堂々とした空気を漂わせるプログレとなり、ギター、ムーグが自己主張しているな。
9曲目は穏やかなシンセ、ギター、メロトロンがかなりメロウな叙情性を醸し出し、
次第に盛り上がりを見せるインスト。10曲目はかなり穏やかなフォーク路線だな。


サイケデリックプログレ感を出しつつも実際はかなりキャッチーで判り易く
利き易いブリティッシュロック
で、ソフトで伸びやかなVoがバンドサウンドと
同じ位の出番
を見せていたり、1曲1曲が短くコンパクトだったりとプログレ
ありながらいい意味でそうは感じさせない作りになっているだろうか!?
長ったらしいプログレの自己満足テクニカルプレイに辟易している層にも
オススメ出来る、プログレの叙情性のみを押し出した良質バンドだな。




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