QUATERNA REQUIEM







"O Arquiteto"




ブラジル出身のシンフォニックプログレバンドによる3rdアルバム。


90年代から活動しているなかなかの中堅所で、デビュー作の時点で既にプログレッシャーの間で
高い評価を得ていた実力派
らしく、本作は前作から何と18年振りにリリースされた通産3作目の
アルバム
となっておる!音楽的にはシンセ主体のシンフォニックプログレ生ヴァイオリン
導入しテクニカルさよりもクラシカルな叙情、泣きを優先させた叙情派プログレとなっており、
それでいてギター等どこかハードな印象もあるだろうか!?ちなみにヴォーカルは無く
完全インスト
となっているぞ。

1曲目は早速の叙情的なピアノ、シンセに始まりヴァイオリンやギターも登場し
中盤以降はハードなギターオルガンも聴け穏やかかつドラマティックな勇壮さを放つぞ。
2曲目はピアノにどこかスパニッシュなアコギが登場、3曲目はチャーチオルガン、ヴァイオリンに
ギター
クラシカルな情緒を放ち、優雅な気品と共にドラマ性を感じさせるのう・・・!中盤のシンセの
エキゾチックな叙情性はやはり南米のバンドならではの部分だな。そして4曲目以降はインタールード
挟みつつ7つのパートで構成される大作となっており、まずオルガンやヴァイオリンに鐘の音が聴ける
メロウな出だしから叙情性満点のクラシカルなフレーズも登場!そしてチェンバロアコギ
クラシカルな上品さを見せ、3パート目はシンセ、ピアノ等がどこか雄大な空気を演出し
ヴァイオリンも弾き倒しておるのう・・・!そして穏やかな繋ぎの後はパーカッシヴなドラムに
明るくも勇壮なシンセ
に続き淡々としつつベースやヴァイオリンが目立ち、その後はどこか
ミステリアスな空気が放たれるぞ。そしてパーカッシヴな繋ぎの後は怪しげな
ピアノ
が登場しギターやヴァイオリンもそんな感じである。そしてこれまでのおさらい的な
トラック
になり、ラストは穏やかなアコギエモーショナルな泣きのギター、
大仰なシンセ
が盛り上がりドラマティックな幕となるぞ。


シンフォニックとは名ばかりの明るいピコピコシンセだけが目立ったバンドが多い中、
彼らはヴァイオリンピアノ等がクラシカルな格調高さを感じさせる、ドラマティックな
叙情性
を何よりも優先している泣きのバンドである!それと同時にどこかスパニッシュ風とも取れる
エキゾチックな哀愁
を導入している辺りが南米らしい部分でそこも嬉しい美点じゃのう・・・!
派手さは無く曲によっては結構冗長だったりもするが、プログレッシャーが高く評価するのも
よく判る、メロディアスさ最優先の良質バンドだと言えよう!







満足度 80% お気に入り曲 Fantasia Urbana  Suite O Arquiteto...I - Bramante
II - Mansart







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