PROWLERS







"Sogni in luna goccia di cristallo"




イタリア出身のシンフォニックプログレバンドによるアルバム。


同郷に同じ名前のメロパワバンドがいるが、そっちとは特に関係無いと思われる
プログレバンドで、どうやら90年代から活動しているらしいが、本作が何枚目の
アルバムなのかはよう判らん・・・!
音楽的には女性ヴォーカルを擁した穏やかで
淡々としたムード
の強いテクニカルさを見せない叙情性優先のスタイルで、
ハモンドメロトロンを使いつつもあまりプログレらしさは無く、
複雑な曲構成も長々と続くソロパートも変拍子も極めて少ないぞ!


1曲目は早速メロトロンがドラマティックに響き、フィメールスキャットも聴こえ
荘厳さを感じさせる長めのイントロと言えそうな曲で、2曲目はピアノ、女性Vo
穏やかなムードを醸し出す淡々とした曲だが、後半でオルガン系のシンセがどこか
ファンキーさを出し始めるぞ。3曲目はアコギと女性Voがこれまた淡々とした穏やかな
空気
を発散し、オルガンも登場するがやはりプログレらしいムードは無いな。
4曲目は出だしからシンセが唸る穏やかな曲調となっており、オールディーズ風味
感じさせるな。5曲目は怪しいVo、混沌としたシンセが聴けつつもベース、ドラムは
穏やか
チェンバロ系の音色も登場、この辺はプログレ特有のメロウさがあり良いな。
6曲目は昔のSF映画のようなスペイシーな電子音シンセが効果音的な音を出し、
エレクトロニカ系のムードが強くクラウトロックの流れを汲んだ音作りなのだろうか!?
7曲目はピアノ、女性Voがアダルトな穏やかさを醸し出し、ウッドベース、オルガン、ギター、ドラムも登場、
ギターソロは泣きのフィーリングを発散しているのう・・・!8曲目はついにプログレらしさ全開のシンセ
顔を出し、アップテンポでバンドサウンドも軽快さを演出、本作中最もドラマティックな
ムード
を醸し出し、このギターの泣きの濃厚さ流石イタリアじゃのう・・・!
もっとこういう曲やってもらいたい
ものである!


イタリア産のシンフォプログレという事で期待したが、プログレらしさも殆ど無ければ
クサさ、シンフォさ、ドラマティックさもほぼ無く、
穏やかなバラード風の曲が大半で
オールディーズというかヴィンテージロックのムードも感じさせ、PINK FLOYDに
近い部分
を持った曲もあるが、やはり個人的な好みとは大きくズレておるのう・・・!
まぁアルバム後半はプログレに近いムードを放ち始め、ブルージーな泣きのギター
聴き所も出てくるのだが・・・。8曲目みたいな曲がメインだったら普通に高品質プログレだっただろう!
真性プログレッシャーなら本作には本作の良さを見出す事が出来るだろうが、
メタラーが手を出すと火傷しそうな1枚じゃて・・・!まぁこういう音が
あるのもまたプログレの世界よ!










満足度 60% お気に入り曲 Preludio ai sogni、Il gioco di Giada、L'occhio del diavolo、
Claustrofobicaria pt2







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