PHOENIX RISING







"MMXII"




スペイン出身のシンフォニックメタルバンドの1stアルバム。


クサメタラーの間で話題のバンドである!以前はQUINTA ENMIENDAと名乗り活動していたが
PHOENIX RISINGと名を改め心機一転、本作はとりあえずデビュー作となってはいるが
改名前の音源も含めると通算2作目になるようで、英語盤スペイン語盤の2種類があり
輸入盤は2枚組となっているがやはり真価を発揮しているのは母国語のほうだろう(笑)。
音楽的にはホーン系のシンセドラマティックさを演出するシンフォニックメタルの
王道を貫くスタイル
を見せておりヴォーカルはスペインのB級クサメタルらしい垢抜けない
舌っ足らず歌唱
足を引っ張っている印象が強いも輸入盤漁りを日課としてきた
B級クサメタラー、クソメタラーにしてみればご馳走だろう(爆)。プロダクションは良く
ヴォーカル以外は日本盤出るだけのクオリティーは備わっておると言えよう!

1曲目はグレゴリオ聖歌的なクワイアが登場し重厚なシンフォニックさを演出する
イントロで続く2曲目はクワイア、ホーン系オーケストレーションバンドサウンドが乗り
シンフォニックメタル然としたムードを放ち疾走!意外とリフに冴えがありヴォーカルは
垢抜けない歌唱を披露し聴き手を大いに選別するも確かなクサさを放っておる!中盤は
キラキラシンセも顔を出しギターソロに突入するぞ!3曲目は劇的なギターで幕を開け
シンセも顔を出しヴォーカルはB級クサさが強いもののギターが何気にバックで自己主張しておるな・・・!
4曲目はシンセがリードフレーズを奏で勇壮かつポジティヴなムードを演出するアップテンポ曲
Aメロからヴォーカルは相当厳しい歌唱を披露しているが(爆)キャッチーさは強いな。中盤は
チェンバロ抑え目のオーケストレーションクラシカルな優雅さを見せ
その後は疾走しギターソロになりそして叙情的なピアノパートがメロウさを演出、
5曲目はドラムで幕を開け生のヴァイオリンが舞い疾走!ギターリフが意外と正統派ライクだが
このヴァイオリンがMAGO DE OZライクなムードを放っているな・・・!6曲目はピアノが
メロウな空気を放つバラード
でやはりヴォーカルが厳しいスペインらしい哀愁はあるな。
7曲目はオーケストレーション勢いあるリフが聴け疾走!アルバム中盤のバラードの次は
キラーチューン
というメロスピ、クサメタルの定石をしかと守る展開に熱くなるな(笑)。
キラキラチェンバロ系シンセも自己主張し展開もドラマティック優雅な
シンフォパートを交えるアレンジ
がまたツボじゃわい!ギターソロは強引さのある
スウィープ
が顔を出し速弾きに荒さはあるがネオクラシカルなフレーズを披露しているぞ!
その後はクワイアによる重厚でシリアスなパートになりさらにこの手の
バンドとしては珍しいベースのスラップが顔を出し妙に浮いているがまぁ面白い試みと
言えなくは無いか!?
8曲目は神秘的なシンセストリングスが聴ける繋ぎ
9曲目は正統派ライクなリフソプラノクワイアが乗り壮麗なムードを演出、
部分的にメロスピ的な疾走を見せるぞ!中盤はまたクワイアが顔を出しシンセソロ、
ギターソロ
に突入だ!ネオクラシカルなキメも炸裂しキラキラチェンバロも
またクサいのう・・・!
10曲目は11分を超える大作で早速のチェンバロ
様式美系のクサさを放ちオーケストレーション、バンドサウンドも登場!
ポジティヴな勇壮さを見せサビがまた強烈にキャッチーでクサいぞ!
インストパートがこれまた強烈でキメのフレーズをこれでもかというほど連発
いい意味で垢抜けない強引さを残しつつひたすらにドラマティックさを追求しておる!
その後はピアノとヴォーカルによるメロウなバラードパートになり歌唱力の稚拙さで
損をしている
クラシカルな叙情性も見せそして再び勢いあるバンドサウンドと
共に疾走再開!
シンセソロ、ギターソロがまたクサいのう・・・!


舌っ足らずの上にレンジが狭くピッチも怪しいヴォーカルが大きく足を
引っ張っている
もののそれ以外は実に良質なスパニッシュシンフォニックメタルである!
メロスピと呼べるほど疾走はしておらずアップテンポ止まりでその分何気にギターリフが
しっかりしており
シンセオーケストレーションもそこまで派手に自己主張したりはせず
意外と正統派メタルの流れをキッチリと汲んでいるような気がしなくも無いか!?巷の評判ほど
強烈なインパクトは感じなかったが確かにクサクサで質は高いバンドである!




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満足度 86% お気に入り曲 Agoraphobia  Last Eternal Night  Fury And Rage
Abaddon  Lost Souls  Nova Era







"Versus"




スペイン出身のシンフォニックメタルバンドによる2ndアルバム。


クサメタラーの間で話題となったスペイン産のバンドで、かつてQUINTA ENMIENDAと名乗り
アルバムを1枚程リリースした後にPHOENIX RISINGと改名、その後リリースされたアルバム
“MMXII”クサメタラーの間でそこそこ話題を呼び、英語版もリリースされ国内盤まで流通し、
世界を視野に入れた活動をしようとしていたようだが、結局元鞘に戻ったのか本作は母国語の
自主制作版として世に出た
ようだ・・・!音楽的には前作の流れを汲んだシンフォニックさのある
スパニッシュなメロパワ、メロスピ
となっており、ヴォーカルもヘナチョコ演奏も粗雑、
楽曲もマンネリと意外にもクサメタラーからの評判は悪いようだが、それを踏まえて聴けば
そこまで悪い出来では無いと思うがどうだろうか!?

1曲目は大仰なオーケストレーション、クワイアが聴けるイントロで、続く2曲目は早速の
ハイトーンVo、ドカドカしたドラムで疾走!スペイン語Voはピッチがかなりアレなんだが
スパニッシュらしさは強いのう・・・!中盤はベースソロも聴けギターソロに続くぞ。
3曲目は軽快さを出しつつ疾走感も見られシンセが派手なピロピロを披露!
4曲目は勇壮さのあるリードギターに始まり疾走し、ヴォーカルはピッチ等相当に
いい加減
だが勢いはあるな・・・!5曲目はオーケストレーションが怪しさを演出しており、
エキゾチックなシンフォニックさ
も見られ疾走するぞ。6曲目もまたシンフォニックさを放ち
疾走
するが、メロディーにはフックが無いのう・・・!7曲目は調子っ外れなVoに始まり
これまた疾走、ベースが結構目立っており突っ走る勢いもあるな。8曲目はピアノが
メロウさ
を放つバラード。ヴォーカルの下手さが余計に浮き彫りになっちまってるなぁ・・・!(爆)
9曲目はシンセに始まり疾走、怪しげな面もありソロパートもシンセがかなり目立っているぞ。
10曲目はネオクラ風の刻みギターが聴けこれまた疾走、後半はエピック的な勇壮さのある
オーケストレーション
が登場するのう・・・!11曲目は定番の(?)12分超えの大作で、
“オペラ座の怪人”を思わせるフレーズが聴けつつ疾走!途中ファンタジックな語りパートを交え
ラストはアコギでメロウに締めるぞ。12曲目以降は本作収録曲のうち4曲の英語ヴァージョンである。


前作の流れを汲んだ派手なシンフォニックさのある爆走スパニッシュメロパワだが、
演奏、ヴォーカル、プロダクション共に前作から据え置きで成長があまり見られず
荒さを残したまま
だし、ヴォーカルも前作以上にピッチの不安定さが目立っており
何よりメロディーラインが面白く無くなったのが酷評されている要因じゃろう・・・!
方向性もシンフォニックさもスペイン語Voも前作と変わっていないんだが、メロディーが
弱体化しクサさが薄れた
というのがアカンのう!とは言え本作よりもクソなB級クサレメタル
腐る程世の中にあるし、世間の酷評振りよりかは酷くない出来だな。



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満足度 82% お気に入り曲 Phoenix  Afterlife  Suenos de Cristal
Corazones de Hierro  Energia Vital  El Nombre del Viento







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