PHINEHAS







"Thegodmachine"




カリフォルニア出身のメロディックメタルコアバンドによる1stアルバム。


2008年発足の新興レーベル、Red Cord Recordsからデビューした、カリフォルニア出身の
若手バンドによるデビュー作である!ここ数年でメタルコアもすっかり様変わりし、
やれヘヴィグルーヴだの、やれデジタルシンセだので叙情メロデス要素や
正統派HM/HR的な部分
がすっかり消滅してしまい、HM/HRとは畑違いのサウンド
なっちまって久しいんだが、最近はその反動か以前のような叙情メロデス系のギターフレーズを
惜しみなく導入した新人バンド
がチラホラと見られ始めており、ここに紹介するPHINEHASもまた
AS I LAY DYING、ALL THAT REMAINS直系のギターが多用されているぞ!

1曲目はスクリーモ、ポストハードコア的な音作りだが、2曲目は叙情メロデス要素が
前面に押し出されたリフ
と共に疾走!クリーンVoブレイクダウンが放り込まれる辺りが
いかにもメタルコアだが、それも昔ながらの叙情メタルコアらしい雰囲気があるな・・・!
後半のギターがまた相当に叙情的かつドラマティックで良いぞ!3曲目は正統派HM/HR的とも
言えそうなギター
が聴け、グロウルのみならずクリーンVoもかなり目立っておりエモさもあるな。
ギターソロがまたオーソドックスなHM/HR風なのも印象的である!4曲目はイーヴルなムード
演出しつつもドラマティックなギターが目立ち、その後は細かい叙情リフと共に疾走!
ギターソロがまた相当にメロディアスクサさすら感じさせてくれるぞ!5曲目は無骨なヘヴィさ
主軸だが、細かいピロピロギターもあり軽快さも見られるのう・・・!これまた構築されたギターソロ
HM/HR者のツボを突いてくるわい!6曲目は穏やかなクリーンギターによる短い繋ぎで、
7曲目は細かいギターと共に軽快さを放つアップテンポ曲となり、8曲目はやけに穏やかで大人しい
前半に続き後半は盛り上がる、激情ハードコア風の曲調だが9曲目は細かいギターと共に疾走しており、
叙情メロデス正統派HM/HRライクな要素も見られギターソロも大きな聴き所である!
10曲目はどこか退廃的なギターが聴けるポストハードコア寄りのミドル曲で、
11曲目はこれまた穏やかなバラード系となり、12曲目は細かいギター軽快なノリを見せ、
メロデス通り越して普通にHM/HRしてる感じでサビはエモさを放っているのう・・・!
後半は穏やかなパートが長過ぎて流石にダレるな。13曲目はクリーンギターによる暗めのアウトロだ。


上記したようAS I LAY DYING、ALL THAT REMAINSライクな北欧メロデス要素が目立った、
昔ながらの叙情慟哭系メロディックメタルコアとなっており、前時代的なのもいい所だが
やはりイマドキっぽいチャラいポストハードコア、デジタル系よりもこういう音のほうが
好みじゃのう・・・!最近こういうバンドがまた増えて来ている印象があるが、
彼らは他のバンド以上に叙情メロデス要素が強く、それだけにブレイクダウンがかなり
余計に感じられる
のが欠点だろうか!?近代メタルコアよりも昔ながらの
叙情メタルコアを好むメタラーにオススメの若手である!





Amazon.co.jpで見てみる




満足度 80% お気に入り曲 Bad Blood  I Am The Lion
From One End Of The Sky To The Other  My Horses Arre Many







"The Last Word Is Yours To Spea"




カリフォルニア出身のメタルコアバンドによる2ndアルバム。


嬉しい事にここ最近ちょくちょく見られるようになった、原点回帰型の叙情メロデス要素入り
若手メタルコアバンドのうちの一組
で、デビュー作は軽い音作り捨て曲もあり、まだまだ
荒削りな部分も目立っていたがそれ以上にメロデス正統派HM/HRライクなギターフレーズが
かなりの光を放っており、細かいピロピロギター構築美を感じさせメタラーのツボを
しかと突く美味しい仕上がりとなっていた・・・!
続く2作目の本作も基本的な部分は
前作を踏襲した叙情メロデス寄りメタルコアとなっており、プロダクションの向上で
ストロングさ、タイトさを増した印象があるだろうか!?

1曲目はSEによるイントロで、2曲目はパワフルでタイトなリフが聴け
力強くもメロデス然とした叙情性を演出、サビはやはりクリーンVoだな。
3曲目はヘヴィで無骨な印象を放つもその後は疾走!リフもやはりメロデスしており
細かさも見られるのう・・・!4曲目はグルーヴ寄りのヘヴィなリズムが聴けるも、
どこかブルージーさもありその後は疾走!前作の流れを汲んだギターソロも聴けるぞ。
5曲目は細かいギターの刻みが登場しつつ淡々としており、サビのクリーンVoが
なかなかに劇的なキャッチーさを見せており良いな。6曲目は穏やかで大人しいクリーンギターの
アルペジオ
によるアトモスフェリックな繋ぎで、7曲目は細かいギターと共にストロングさを
醸し出すアップテンポ曲。
8曲目もピロピロギターが目立ちつつ疾走しており、サビはキャッチーな
エモさ
が見られるのう・・・!9曲目は穏やかで淡々としたアンビエント寄りのバラード系。
途中で壮大な盛り上がりも演出されるぞ。10曲目はドラマティックな叙情ツインリード
自己主張するメロデス色濃い曲だ!11曲目は細かくもブルージーな印象のあるリフが登場、
12曲目はピロピロギターで幕を開けアップテンポでストロングさを演出し、
ブレイクダウン
でもギターは細かいピロピロを披露しているのう・・・!13曲目はアコギが
穏やかな叙情性を演出する弾き語り風のバラード。


前作同様のメロデス要素を持ったメロディックメタルコアだが、前作で聴けたような
やり過ぎなまでにピロピロしつつも劇的な構築美を誇ったギターソロが見事に減退しており
最大の聴き所が失われちまった感じじゃのう・・・!確かにプロダクションは向上し、
演奏面もタイトになった
のはいいが、これなら荒削りでもクサかった前作のほうが良いな。
本作はクサめのHM/HR、メロデスを苦手とするポストハードコア好き向けか!?




Amazon.co.jpで見てみる




満足度 77% お気に入り曲 Fleshkiller  Blood on My Knuckles
The Blessing and the Curse  Manipulator's Wire







"Till The End"




カリフォルニア出身のメタルコアバンドによる3rdアルバム。


メタルコアのメインストリームであるヘヴィグルーヴ、Djent、デジタル要素の強い
ポストハードコア
NOを突き付けるかのようにここ最近少しずつ見られるように
なりつつある、昔ながらの叙情メロデス要素を導入した若手バンドの一つである!
通産3作目の本作も惜しむ事無くメロデスライクな叙情、慟哭ギターを取り入れ
ブレイクダウン、クリーンVoが無ければ完全にメロデスと言えそうなサウンドを
提示しており、特に個性は無いんだが近代メタルコアと比べてよりメタラー受け
するであろう音楽性
を見せているのう・・・!

1曲目から早速の叙情メロデス色濃いリフワークで疾走!中盤以降はピロピロした
フレーズ
クリーンVoも聴けるぞ。2曲目はテクニカルな中に叙情性のある
ギター
が聴けこれまた疾走!3曲目はエモメタルに接近した感じで、バンドサウンドも
気持ち穏やかでクリーンVoが目立っているな・・・!4曲目はアンビエントな短い繋ぎで、
5曲目もまた細かい叙情ギターが聴け、メロデスとエモメタルの中間と言えそうな
空気があるだろうか!?6曲目はエキゾチックな叙情性を放つツインリードと共に
スローテンポで幕を開け、その後はテクニカルなギターも顔を出しつつ穏やかな
もあるな・・・!ギターソロは短いながら構築美を感じさせてくれるぞ!7曲目はギターこそ
細かいながら無骨な面が見られ、8曲目はこれまたノイジーなギターによる繋ぎとなり
9曲目はクリーンギター、クリーンVoによる穏やかなバラード。後半はバンドサウンドも顔を出すぞ。
10曲目は一昔前のIN FLAMESみたいな叙情ギターが登場!その後はピロピロフレーズ
目立ちつつかなりメロデス色濃いメタルコアとなるのう・・・!11曲目は穏やかな空気が充満する
デジタル要素入りバラードで、12曲目はこれまたノイジーさを垂れ流す短い繋ぎとなり
13曲目はアコギも聴けつつ叙情的なピロピロギターが登場!ミドルテンポ主体ながら
ドラマティックな空気が強く漂うメロデス色濃いクサい楽曲となるぞ!


本作もまた時代に逆行した叙情メロデス要素の強いオールドスクールなメタルコアだが、
曲によってはエモ的な質感も見られ、エモメタルとメロデスの中間と言えそうな曲も
そこそこ目立っておりそこが個性と言えなくも無いだろうか!?ギターが何気に
細かいピロピロを多用
しておりテクニカルな面が見られるのも特徴だな。派手さは無く
疾走感
はあれどそこまでアグレッシヴでも無いし、こういう音楽性だからこそ部分的に
顔を出すブレイクダウンが邪魔なんだが(爆)、過去作同様最近のメタルコアに食傷気味な
メロディー派にオススメ出来る1枚
である!




Amazon.co.jpで見てみる




満足度 80% お気に入り曲 Dead Choir  White Livered  Tetelestai
Iliaster (More Than Skin)  Till the End







もどる


inserted by FC2 system