PHAEDRA







"Beyond the Storm"




イタリア出身のプログレッシヴロックバンドによる初期音源集。


1993年から活動を続けるも、初めて世に出した音源は2010年リリースの
“PTAH”
1枚のみで、プログレッシャーから高く評価されたものの
精力的とは言えないバンドである(爆)。まぁこういうタイプの、長いキャリアながら
音源はリリースせず、ここ最近になってようやく満を持してアルバムを出すバンドが
最近は多いんだが・・・!
本作はそんな1stに続いてリリースされた2作目ではあるが、
純粋な新作では無く97〜8年にレコーディングされていたマテリアルを弄り、
ベースとドラムを新たに録り直してリリースされた未発表音源集である。
音楽的にはよくあるGENESISフォロワーのシンフォニックロックで、流石に古い
音源だからかプロダクションはチープだし、演奏もこの手のバンドとしては
イマイチパッとしない
感じで楽曲も淡々とし過ぎな印象があるか!?

1曲目はアコギハズし気味のチープなシンセが乗るイントロで、2曲目は怪しげな
オシャレ感
を放つ淡々としたプログレとなり、Voがまたフィル・コリンズ風だな・・・!
3曲目はスペイシーなシンセピアノが顔を出し、ギターなんか結構稚拙なんだが
怪しげなメロウさがあるか!?4曲目はピアノ、Voが憂いを放ち美麗さが見られ、
ハモンドソロ
も聴ける14分の大作。5曲目は細かいギターオルガン変拍子に乗り、
中盤はクラシカルなムードが漂い始めるぞ。6曲目はエキゾチックながらも
やけにチープな笛の音色が聴け、その後はシンセ入りで淡々と展開するのう・・・!
7曲目はフュージョン風の穏やかで軽快なギター、ピアノが顔を出しオシャレさ
演出するインスト。8曲目は10分ある長尺曲で、淡々とした印象がありつつ
穏やかな明るさが見られるぞ。9曲目はアウトロ的な短いインストである。


過去の音源だけあってかチープさの残るプロダクション、並程度の演奏
全体的に垢抜けない印象があり、Voも合わせてまんま初期GENESISな感じで
歌詞が英語なのもイタリアンロック的な濃厚さ薄れさせており、
特に個性も無ければ特筆すべき部分も無いんだが、シンフォニック系の
叙情プログレとしてツボは押さえており、プログレにテクニックでは無く
メロウさ、叙情性を求めるプログレッシャー
であれば楽しめるだろう・・・!




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