PERPETUAL NIGHT







"Anatman"




スペイン出身のメロディックデスメタルバンドによる1stアルバム。


2012年にグラナダで結成された3ピースのトリオバンドで、これまで
3枚程EPをリリースしており、フルレンスアルバムとしては本作が初と
なっているようだ。TOUNDRA、VITA IMANA、JARDIN DE LA CROIX等と
仕事したCarlos Santosがプロデュースし、マスタリングはJens Borgenが
手がけているようで、
音楽的にはまさしく王道中の王道を行く、極めて
判り易い北欧スタイルの叙情慟哭メロディックデスとなっており、
ギターをメインに配し叙情的なフレーズを紡ぎ、疾走感もありつつ淡々とした
メロウさ
も見られ、初期のIN FLAMESDARK TRANQUILLITYが近いが、
それ以上にOMNIUM GATHERUM辺りが近いだろうか!?

1曲目はクリーンギターに始まり淡々としたムードを放つが、その後は
メロデスらしいハモリギターが聴け疾走しつつ、メロウな叙情パート
目立った7分の長尺曲。2曲目は疾走感を放ちつつ叙情ギターも登場、
ストリングス系シンセも微かに聴けるぞ。3曲目はスペイシーなシンセが登場、
珍しくモダンな印象もあるキャッチー路線だが、クリーンギターはかなり
メランコリックな北欧情緒を演出しており、女性Voも顔を出すぞ。
4曲目もある意味ゴシックメタル的なメランコリックさが見られるミドル曲で、
ギターソロが構築美を感じさせ良いな・・・!5曲目もまた淡々としたムードが漂うが、
テンポアップもしつつ全体的に荘厳な寒々しさがあるか!?6曲目はアンビエントな
大人しさ、静けさ
が見られるが、重厚なバンドサウンドも顔を出し7曲目はクワイアの音色も登場、
壮大さをそれなりに演出しアップテンポで勢いもあるぞ。8曲目はメロウな泣きを見せる
ギターが実にメランコリックなスロー曲だ。


まさしく絵に描いたような王道路線の叙情慟哭メロディックデスとなっており、
シンセも交えつつ北欧スタイルのメランコリックな憂いを醸し出す
ギター主体のスタイルで、この手のメロデスらしくアグレッション
あまり無く、音も軽めで暴虐性は見られないが、その分極めてメロウだな。
個性的では無いがこの手の叙情メロデス好きなら十分に楽しめよう・・・!




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満足度 80% お気に入り曲 Anatman  Wild  Unpronounced Words







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