PAGAN'S MIND







"Heavenly Ecstasy"




ノルウェー出身のプログレッシヴ/パワーメタルバンドの5thアルバム。


プログレメタルのスタイルを持ちつつも技巧至上主義に走る事無くキャッチーな要素
しかと携えた、それなりにキャリアがありそれなりに名が知られているノルウェー産の
メロディックプログレメタルバンド通算5作目のアルバムである!過去作は未聴だが
本作のスタイルはプログレメタル的な要素を持ちつつも全体的にシンセが爽やかさを
演出
メロハーに極めて近いムードを放つパートが目立っておりそれでいてバンドサウンドが
モダンだとか、へヴィだという訳ではないが意外とパワフルなのも大きな特徴だろう。

1曲目は妖しいムード漂う中東ライクなイントロで続く2曲目はこれまた中近東フレイバーを
プンプンに放つ
妖しいシンセにパワフルさを感じさせるバンドサウンドが登場するも
ヴォーカルが登場するとムードは一転しピアノも顔を出し淡々としたメロウさが演出され
そしてメロハー系の爽やかさも披露される!細かいミュート弾きによるギターソロが印象的で
この辺はプログレッシヴじゃのう・・・!3曲目は80年代のアメリカンHM/HR風明るい
リフ
が聴け曲調もそんな感じの爽やかなポップさがありシンセもバックでキラキラしとるのう・・・!
ヴォーカルも結構頑張ってハイトーンを出しておるわい!4曲目はモダン寄りのへヴィリフ
シリアスなムードを醸し出しインダストリアルな空気も感じさせる重苦しいプログレメタルチューン。
ブリッジはシャウト気味の歌唱も聴けるがサビはやはりアメリカン系の爽やかキャッチーメロだ。
ソロ後はスペイシーになりアトモスフェリック系の電子音パートも短いながら顔を出すぞ。
5曲目はまったりとしたリフがカラッとした気だるさを放つこれまたアメリカンなムード漂う曲。
6曲目はノリの良いリフ、リズムがズンズンと突き進むアップテンポのイントロで幕を開けるも
ヴォーカルの登場と共にスローになりプログレメタル系のシリアスさが前面に押し出される重厚な曲。
これまた珍しい絶叫シャウトも顔を出しサビはテンポアップと共に開放感も感じられるのう・・・!
ギターソロはプログレメタルらしくテクニカルだが構築性もあり聴き応えあるぞ!7曲目はシンセが
トランス系の音色を奏でドラムも顔を出し続いてへヴィさのあるパワフルなバンドサウンドが聴けるも
ヴォーカルが入るとマイルドになるプログレメタルらしいシリアスなスロー/ミドル曲。
後半はベースが目立ち疾走するぞ!8曲目はブルージーなやるせなさ漂うマイルドなスロー曲
サビは爽やかなアメリカンメロハーだな。ギターソロもブルージーじゃのう・・・!9曲目は
コミカルなSEからパワフルに疾走し期待を煽るもすぐにスローになってしまう
プログレメタルの悪い部分
が出てしまった曲だがその後はやはり疾走絶叫シャウトも登場、
本作中最もアグレッシヴなパワーメタルに仕上がっておる!ギターソロも勢いあるのう・・・!
10曲目はピアノで幕を開けヴォーカルが伸びやかに歌い上げるバラード曲。11曲目は
マイルドなムードを持った穏やかなプログレメロハー風の曲でソロは珍しく
シンセが弾いている
が後半では泣きのギターソロも聴けるぞ。


キャッチーさ、メロディアスさ重視のプログレメタルと言えばやはりCIRCUS MAXIMUSとか、
SERENITYとかBOREALISとかもそんな感じだがPAGAN'S MINDはその中でも特にメロハー寄りというか、
アメリカンハードの雰囲気が強く明るく爽やかでポップなキャッチーさが目立っており
メジャーキーの曲が苦手な哀愁マニアの評価は渋めになりそうだがアメリカンな
メロハー
としてはなかなかに悪くない良質のアルバムだと言えよう・・・!ただメロハー方面に向かいすぎて
プログレ要素は意外と薄くなっておりスリリングでタイトなアンサンブル、ドラマティックな
曲展開、重厚長大でシリアスな大作
と言った要素は本作には存在しておらずそういった部分で
物足りなさを覚える
のもまた事実じゃて・・・!




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満足度 74% お気に入り曲 Into The Aftermath、Revelation To The End、The Master's Voice







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