Opera Ix







"Strix Maledicte In Aeternum"




イタリア出身のシンフォニックブラックメタルバンドの6thアルバム。


1988年に結成され一時期はCadaveriaにも在籍している女性シンガーをフロントに
据えていた事もあったが今は野郎のみによる4人組のようで、バンド名やジャケからは
クサくシンフォニックでドラマティックな音を期待してしまうが音楽的には邪悪で
イーヴルな空気
をプンプン放ちつつもシンセオーケストレーション壮大で重厚な
ムード
を演出しギターも何気にリードフレーズを披露するシンフォニックブラックで、
この手のメタルの宿命として音質は悪くドラムがスカスカでギターも所々でソロ
披露するもテクが追いついておらず妙に雑でモタつきも見せヨレヨレ感もあるがそれ以上に
特徴的なのがブラックメタルでありつつもブラストビート、爆走は控えめで
ドゥーミーさすら感じさせるスローパートが多い
点である!

1曲目は鐘の音聖歌的なクワイア、雷SEストリングスシンセが神秘的なムードを放ち
期待を煽るイントロで2曲目はスローテンポだが劇的なシンセストリングスがバックで
幽玄さを出し吐き捨てタイプのデスVoに荒くもピロピロとオブリを弾きまくるギター、
キラキラしたチェンバロも顔を出すドゥーミーな中にシンフォニックさを内包した
ダークなサウンドでピッチが妙にヨレヨレだがメロディーを奏でるギターソロも顔を出し
後半はテンポアップしブラストも聴けるぞ!3曲目はへヴィさのあるズンズンしたリフで始まり
シンセストリングスも登場、中盤から疾走するもすぐにまたスローになるのう・・・。
ラストでは泣き(?)のギターソロも顔を出すぞ。4曲目は聖歌風クワイア、重厚なティンパニ
幕を開けノイジーな中にリードメロディーを奏でるギター、デスVo、ホーンが登場し実に
禍々しい邪悪なムードを演出、続く5曲目はやはり重厚なスローテンポオルガンのような
チープな音色も顔を出し一応はスタスタと疾走するパートもあるがごく一部である。
6曲目はタッピングで始まりやはり淡々としたスローで展開するもすぐにブラストが登場!
煌びやかなシンセ
もバックで顔を出し中盤以降は重厚なスローテンポになりつつラストは
シンセが舞いつつブラストで爆走だ!もっとこういう起伏ある曲やってくれい!(爆)
7曲目はいきなりのブラストでまるで心を入れ替えたかのような疾走感を見せるもすぐに
テンポダウン、だがノリは良くシンセオーケストレーションも盛り上がりを見せトレモロリフ
どこか軽快な印象があるな・・・!まぁ中盤でまたスローテンポになるがなかなかに
凝った展開だと言えるかも知れん!?ラストはまたブラストで爆走だ!8曲目は吐き捨てる
荒々しいデスVo
大仰なシンセ、怪しげなギター叩き付けるリズム
穏やかではないムードを醸し出しピアノも登場、つんのめるようなスネア
どこか変態的な空気も感じさせるな・・・!後半はストリングスやオルガン
顔を出しスローでダレつつクラシカルな印象もあるぞ。9曲目は何とも
如何わしい呟き、お経のような声怪しさを演出する繋ぎで続く10曲目は
妙にノリの良いリズムホーン系シンセが乗りブラストも登場、中盤で
淡々としたベースが聴けピアノ怪しい呟きが顔を出しこれまた実に胡散臭いムード
放たれるのう・・・!11曲目も似たような曲調で重厚なホーンにクワイア風シンセが舞いズンズンしたリフ、
ツーバス連打が聴けつつやはりスローテンポで重々しく展開、途中でブラスト、トレモロ
顔を出すも基本はへヴィなスローチューンである。途中で泣きのギターソロも聴けるぞ。
12曲目はドラムに始まりリフはバリバリと刻みツーバス連打も聴け基本はスローだが疾走パートも顔を出し
オーケストレーションはこれまた重厚なホーン系である。後半はアコギバグパイプ風の音色、
が妙にエキゾチックかつ民謡的なムードを演出し唐突な曲調の変化に戸惑わされるのう・・・!


上記したようブラックメタルでありながらブラスト以上にスローパートが目立っており
それが逆に何とも言えない禍々しいムードを醸し出しているのだがやはりプロダクションは
ブラックメタルらしいチープさ満点
でオーケストレーションやリフ、ソロ等キッチリと
作り込んでいる
印象はあるのだがやはりスローパートの多さでどうしてもダレを感じさせるし
起伏があってドラマティックではあるがそれ故に音質の悪さが仇になって
しまっている
と言えるかも知れんのう・・・!これでプロダクションと演奏が良ければ
結構いい線行けそう
なだけに実に惜しいなぁ・・・!




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